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システィーナ礼拝堂in大塚国際美術館(徳島県鳴門市)

2009年06月02日 | 旅行・テーマパーク
 イタリア、ヴァチカンを舞台にした『天使と悪魔』が話題になっています。私、これまた調子にのってヴァチカン市国に行ったことがあります。ローマは素晴らしい街です。街が芸術的なんですよね。あとみんなイチャイチャしてる印象が残ってるなー。イタリアもっとじっくりまわってみたいです。
 
 さて、そんなヴァチカンで一般人が入れるのが、サン・ピエトロ大聖堂と広場です。そしてミケランジェロが全精力を注いだ天井画(『創世記』)と壁画(『最後の審判』)があるシスティーナ礼拝堂があります。この2つの画は製作に10年近くかかったそうで、書き終えたミケランジェロは老人のようになり精根尽きはてていたそうです。ヴァチカンに行ったのは94年なのですが、その当時、システィ-ナ礼拝堂は壁画の修復作業をしていて実物をみれなかったのですが、それがまさか日本で見れるとは!

 こないだ徳島県の鳴門の渦の近くある大塚国際美術館というとこにちょっと立ち寄ってみました。ガイド本とかにこのシスティーナ礼拝堂の再現されているのは見たのですが、実際ここまで忠実に再現しているとは思いませんでした。ほぼ原寸大で空間に拡がっているのです。驚きました。

 

 上が本物なのですが、実際ヴァチカンで本物をみれなかったので比較はできないのですが、空間の雰囲気はちがうでしょうが、壁画と天井画はほぼ再現されている感じです。
 この大塚国際美術館かなりすごいです。世界でもこんな美術館ないのでは。このシスティーナ礼拝堂の再現にも驚いたのですが、さらに歴史的な絵画がズラーとならぶ。陶板といわゆる手法で、世界の絵画の質感をほぼ忠実に再現しているのです。
 私は芸術を解する人間ではないですが、ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』も原寸。『モナ・リザ』もありました。ルーブルで本物『モナリザ』を見たことがありますが、ルーブルはガラスケースの中ですが、ここでは直でみれますからね。

  
      ルーブル(本物)                 大塚美術館

他にも美術の教科書で見た作品がそこにあるだけでなんだかうれしい気分。



 ゴッホ『ヒマワリ』、ミレー『落ち穂拾い』ピカソ、ムンクなどとにかくすごい。これだけの作品の展示の複製の許可もよくOKがとれたなと思いました。この製法は半永久的に劣化しないそうでそういう歴史的な美術品の保存の意味合いもあったのかもしれません。
 一般の入場料は3,150円ですが、(最初は高って思いましたが)それ以上の価値があると思いました。それから空間が広い。じっくりみるなら1日必要です。


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