VALERIAN 映画と音楽 それはおれの非日常へのささやかなトリップ

日本代表、世相も切る総合エンターテイメント!過去記事はカテゴリー、最新表示は上のタイトルをクリック!

ニュージーランドの世界遺産 (ミルフォードサウンド/マウントクック)

2012年02月27日 | 旅行・テーマパーク
 私がニュージーランド(NZ)大好き!というのはこれまでの流れでもおわかりだと思いますが、今回はこの国の世界遺産を紹介させて下さい。今回、記事のUpにあたってきちんと調べてみるとNZの世界遺産は3つあり、自然遺産がメインのようで下記の名称で登録されているようです。この独特の響きの言葉は先住民のマオリの人の言葉です。

● テ・ワヒポウナム
 マオリ語で「グリーンストーン(翡翠)の産地」というらしい。  
 南島の南西部にある4つの国立公園(アオラキ/マウント・クック、ウエストランド、フィヨルドランド、マウント・アスパイアリング)を含む広大なエリア。

● トンガリロ国立公園(複合遺産)
● ニュージーランドの亜南極諸島(自然遺産)

 ニュージーランドの起伏に富んだスケールの大きな大自然は、以前にも紹介したように『ロード・オブ・ザ・リング』の舞台になったほど。世界遺産に登録されるほどのスケールを持っているんですね。で自然遺産であるので、なかなかそこに踏み入って行く事は困難で、NZの世界遺産の全容を本当に体感するというのは、我々のような一般の人間には実際には困難なようにも思います。



 そんな中、NZ観光で旅行会社が設定しているのが、マウントクックとミルフォード・サウンドになるようです。NZ観光において、前述の地名はキーワードになり、ミルフォード・サウンドは特に目にする。でそれが世界遺産だと思っていたとこもあったのですが、あくまでも代表的な場所で、それらを含んだ一大国立公園、テ・ワヒポウナムが自然遺産として登録されている事を理解しました。
 で私が体験する事が出来たのが、そのマウントクックとミルフォードです。マウントクックは、クライストチャーチからクイーンズタウンへ向かう観光バスの立ち寄りポイントでした。ミルフォードは、クイーンズタウンから旅行会社が準備した車(ワンボックスカー)で行きました。片道5時間かかりましたが、道中が世界遺産に登録されている国立公園エリア内なので、圧倒的な景観に退屈しないはず。といってもけっこう寝たけど。帰りは爆睡・・・
 まずマウントクックです。マウントクックは、NZ最高峰の山で、マウントクック国立公園の象徴的な山でもあります。曇っている事も多く、その頂を見れない事も多いそうですが、滞在中になんとか雲が逃げみる事ができました。



 ただマウントクックの本当の魅力は、トレッキングにあると思います。私は、時間がなかったので、このエリアの拠点となるマウントクック村のレストランからの眺めだけで終わりましたが、ここで数泊し、この雄大な自然を歩く事もできます。もっと奥に入ったら、巨大な氷河もあるそうで、また全然ちがった景観が拡がっているのだと思います。
 次がミルフォード・サウンドです。これもフィヨルランド国立公園内にあるフィヨルドです。フィヨルドは、氷河が氷河自体の重みでじわじわ地表を削ってできたU字谷に、海面が上がり海水が流れ込んだもの。



 とてつもない時間とスケールの産物なのです。フィヨルドは北欧の印象が強かったですが、このミルフォードサウンドが南半球では代表的な貴重なフィヨルドです、海水から、1,600メートルちょっとそそり立っている景観もあります。



 雨で水がたまっていると、もっとすごい量の水があちこちで流れ出しているそうです。ミルフォードサウンドは、NZの世界遺産のハイライトの一つで、かなり期待もしていたのですが、正直なとこ、なぜか、思っていたよりは感動は薄かったです。もちろん見て損はないし、見るべきです。こんな景色、日本周辺では見る事はできません。
 世界遺産的な神髄はこっちにあると思います。ルートバーン・トラックです。たまにTVでも「世界一の散歩道」として紹介されるフィヨルランド国立公園とマウント・アスパイアリング国立公園を通過するトレッキングルートです。2泊3日で33km歩くコース。太古の森の姿を感じれるそう。日本なら熊が出そうな雰囲気ですが、ニュージーには熊はいません。毒蛇などもいないそうなので安全です。これも体感したみたいですね。
 ミルフォードサウンドとマウントクックという旅行会社のパンフに大きく紹介されている場所ですが、それらは入口であって、真に世界遺産を感じるにはやはりそのエリアに滞在してじっくり体感する必要があると思います。NZは他にも観光地がたくさんあるので、なかなか1回でじっくり周るというのは実際難しいかもしれません。ここまでが私が調子に乗って紹介できる世界遺産です。
 残りの二つはよくわかりません。
 トンガリロ国立公園は、北島中央に位置し、トンガリロ(1,967m)、ナウルホエ(2,291m)、ルアペフ(2,797m)と3つの活火山を擁する高原地帯。マオリ族の信仰の対象にもなりそれが文化遺産としての側面もあるようです。ナウルホエ山は富士山に似た形。世界遺産には登録されていませんが、タラナキ山という山の方がもっと富士山に似てる。(『ラストサムライ』でも富士山として登場)



 最後がニュージーランドの亜南極諸島(自然遺産)。



 ニュージーランドの南200キロのところにあるスネアーズ諸島などの5諸島とその周辺。このエリアだけでしか見られない多くの貴重な鳥類、植物、昆虫などが生息しており、生物の進化を研究する上で重要な地域となっているそうです。ここは素人はあまり縁がない感じです。
 以上3つがニュージーランドの世界遺産です。
 あと、余談ですが、これも南島のテカポ村から見える星空は世界一美しいと言われ、この星空を見る事のできる人口400人のこの村を世界遺産にという動きがあるそうです。テカポは昼間立ち寄りましたがきれいな湖が拡がり、「善き羊飼いの教会」では式も挙げる事ができるそうです。世界一美しい星空の元でのナイトWedding、かなりRomantic。



 個人的には世界一の散歩道、ルートバーン・トラックを体験したみたいですね。日常から完全に離れこの大自然、地球そのものを感じれる旅をしてみたい。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホイットニー・ヒューストン... | トップ | 3次予選最終戦、対ウズベキス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅行・テーマパーク」カテゴリの最新記事