空と無と仮と

「住宅地に銃口」に続いて今度は「本紙記者に銃口」だってさ…

米兵が本紙記者に銃口 那覇軍港警備訓練の取材中に

 在沖米陸軍は31日夕、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)で基地警備訓練を実施した。銃を携帯し武装した兵士が軍港内の倉庫を警戒する様子などが、国道331号沿いから確認された。基地フェンスの外で写真を撮影していた琉球新報のカメラマンに対し、兵士の1人が銃口を向ける場面があった...( この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 )




琉球新報デジタル 2022年4月1日 08:02 

「米兵が記者に銃口」報道 琉球新報、確認中と政府

 沖縄県の地元紙・琉球新報は1日付の朝刊で、在沖縄米陸軍が米軍那覇港湾施設で基地警備訓練中、兵士の1人が基地フェンスの外で写真を撮影していた同社記者に対し、銃口を向ける場面があったと報じた。松野博一官房長官は記者会見で見解を問われ「現在、防衛省において事実関係を確認中と報告を受けている」と述べた。
 松野氏は「訓練は地元に与える影響が最小限となるよう、引き続き米軍と連携し適切に対応したい」とも強調した。政府関係者によると、米側は訓練場所と撮影場所が約250メートル離れていることなどから「特定の者を狙っているのではなく、通常の警戒態勢だ」と否定しているという。

2022年4月1日 20時31分 (共同通信) 

記者に銃口「正直言って、けしからん」 沖縄知事が問題視「県民を敵視」

 在沖米陸軍が那覇港湾施設(那覇軍港)で訓練中、基地フェンスの外で撮影していた琉球新報社の写真記者に兵士1人が銃口を向ける場面があったと同社が報じた件で、玉城デニー知事は4日、「正直言って、けしからん」と批判した。県庁で記者団に語った。 

 知事は「たとえ訓練で弾倉が入っていなくても(銃口を)向けるということは県民を敵視していることになる」と問題視した。
 米側は報道に対し「武器は記者を指していない」と沖縄防衛局を通じ否定。弾薬が入っていなかったとも説明している。

沖縄タイムスプラス 2022年4月5日 05:00

 
一連の「銃口」騒動に関する報道を時系列に列挙してみました。

「住宅地に銃口」に続いて今度は「記者に銃口」ですか…

ちなみに「住宅地に銃口」については当ブログ、
 「住宅地に銃口?」で自分なりに考察しております。
ご興味がある方は一読をお願いいたします。

しかしまぁ…いやはや…
沖縄では恒例になった「春の銃口祭り」が真っ盛りなようですね。

とまぁ、皮肉はさておいて、
今回の騒動がどのようなものかを、
自称軍事マニア、ミリタリーオタクが考察していきたいと思います。

まず最初に琉球新報の記事「だけ」を読んだ時は、
どういう状況だかサッパリわかりませんでした。
タイトル通り「本紙記者に銃口」しか印象が残らない文章です。
だから、イメージとしては誰何か何かという状況があって、
至近距離あるいは近くという距離で銃口を向けられた…
そのようなイメージが浮かんでいました。
これは自分以外も同じような「印象」「イメージ」として、
受け止めた方も多々あるのではないかと思われます。

しかし「約250メートル離れている」というような事実が、
琉球新報以外の記事で知ることができた時、
その「距離の長さ」にビックリしてしまいましたね。

250メートル先からって…
どうやって把握し、どうやって確認するのでしょうかね?

今回は幸いなことに、
琉球新報自らがyoutubeに掲載した動画を見ることができるので、
何がどういう風に「銃口を向けたか」が更に検証できます。
実際に自分も拝見させていただきました。

動画とスライド写真からするに、
訓練中であるという事実と、
250メートル先から撮影という状況と掛け合わせると、
「ただの警戒態勢じゃないか?」としか思えません。

「本紙記者に銃口?」
確かに銃口は向いていましたが、
それは一瞬の「切り取り」としか思えません。

しかも銃を持っての訓練中だから、
銃口が四方八方に向くのは当たり前。
その一瞬だけ向いた瞬間を捉えての、
今回の大騒動。

板前が刺身の盛り合わせを仕上げるために、
奥の厨房で包丁を握りせっせと仕込んでいるのを、
カウンター越しに覗いていた客の「本紙記者」が、
「あそこで包丁を振り回しているぞ!」と、
ここぞとばかりに絶叫しているようなもんですね。
実にバカバカしい…

仮に「本紙記者に銃口」が本当だったとしましょう。
訓練中の兵士は何のために、
「本紙記者」に銃口を向けたのですか?
その理由がサッパリわかりません。

琉球新報サイドは多分、
望遠レンズ越しの撮影でしょうが、
撮影された側の兵士の装備を見る限り、
スコープ(望遠レンズ)付きの狙撃銃ではありません。
双眼鏡を持っておらず、
銃自体も標準装備的な自動小銃だと思いますから、
「本紙記者」を「肉眼」で確認したんでしょうね…

って、250メートル先から見えるわけね~だろ!

こんな典型的な「印象操作」を平気で仕掛ける琉球新報…
「住宅地に銃口」が見向きもされなかったから、
ムキになってしまったのかな?

デニー知事も片棒担いでど~するんですかね?
ま、「オール沖縄勢」という仲間同士だから仕方ないか…
なんせズブズブな関係ですもんね。


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