「心配」する、ということ

次女がこないだ
「小学校卒業するまで、離婚したこと言わないでねって言ったのは、『かわいそうな子』って思われたくないから。私は全然不幸じゃないのに」
と言った。

次女の中学校のセーラー服はお下がりにした。
いつまでこの学校に通うか分からない、という理由もあって。
それも、次女と相談して決めたこと。
だけど周りは「かわいそう」と言った。
「本当は新しい制服が欲しいのに、欲しいって言えないんだと思う」
と何度も言われて、それを次女に話すと
「お古でいいって私が言ってるのに、どうして信じてもらえないんだろう」
と言った。

「心配」とは「心を配る」と書く。
だから、無関心よりはずっといい。
けれど、時にそれは不要だと思う。
「心配」に応えないと「こんなに心配してあげてるのに」と怒りに変わる。

私が離婚したことを、快く思わない人もたくさんいると思う。
「子どもがかわいそう」と。
そのあたりから疎遠になった人もいる。

いつまでも両親が仲睦まじくやっていられたら、それが子どもにとったらとても幸せなことだとは思う。
けれど、子どもは乗り越える力を持ってるし、私たち母子は、仲良く幸せに暮らしてます（元夫とも実に平和な関係）。