4/13は「コミュニティおむすび通貨フォーラムhttp://bit.ly/1ig7kRY」に行ってきたよ。
一語一句、心にビンビン響く、哲学者・内山節さんのお話しからスタート。
書き起しします(間違いあったらごめんなさい)
人間はもともと弱い生き物だった。
リスのように木登りできないし、
鳥のように空は飛べないし、
魚のように泳げない。
バクテリアにも勝てないから火を使い、長い棒を使って木の実を落とし、集落を作って協力し、助け合い、分け合うようになった。
つまり、人間は弱い生き物であったが上に、その弱さを克服するために人との「関係性」と「道具」を作ってきた。
鳥のように空は飛べないし、
魚のように泳げない。
バクテリアにも勝てないから火を使い、長い棒を使って木の実を落とし、集落を作って協力し、助け合い、分け合うようになった。
つまり、人間は弱い生き物であったが上に、その弱さを克服するために人との「関係性」と「道具」を作ってきた。
日銀が発行した100兆円。
うち70兆円が海外の投資マネーに、30兆円が日本の投資マネーになった。
どこの国もお金の流れをコントロールできない。
リーマンショックの時、投資家たちが影響を受けただけならまだしも、株の投資に関係ない非正規雇用の人たちが苦しめられた。
実態のないお金が世界を駆け回り、実態のある仕事をしている人たちが転けてしまう。
お金の暴走は止められない。
イギリスの投資家は、ギリシャがつぶれても立ち直っても興味ないと言う。
つぶれた時にどうやって金儲けするか、立ち直った時にどう稼ぐか、が大切と。
今の社会は、お金にひざまずきながら自分たちの価値を下げている。
内山さんの暮らす田舎は、市場に依存せずに生きていくことができる。
今の時期は山菜が生えているからそれをおかずにできる。
夕飯時によその家に行けば「食べて行くかい?」と言ってもらえる。
コミュニティの力があればあるほど物々交換などが成り立ち、関係性を創ることができる。
市場経済に支配されない大らかさがある。
本来「お金」は透明な通貨としてコミュニティを強化させるために循環させるものである。
………………
続いて、代表「吉田大」ちゃんのお話し。
「地域振興券」は、税金を使って作るにも関わらず、地域外でその多くが使われる。
例えば、豊田市で作られた地域振興券は、市の税金1億円かけて作られたが、そのうちの7000万円は他の地域(大企業)に持ち出された。
「地域通貨」の誤解。
地域で使い合われないエコマネーや地域振興券もみんな「地域通貨」だと思っている。
そして「地域通貨」とは消費者が「もらって使う」もので、事業者は使うのでなく「換金するもの」だと思っている。
地域で使い合われないエコマネーや地域振興券もみんな「地域通貨」だと思っている。
そして「地域通貨」とは消費者が「もらって使う」もので、事業者は使うのでなく「換金するもの」だと思っている。
私の感想。
大企業にお客さんを取られてしまい経営の苦しい中小企業の方たちも、自分が買い物する時はやっぱり大企業。
市外や大企業にお金を流出させている。
これではお互いの首を絞めあっている状況だと思う。
地域通貨は使ってなんぼ。
地元の商店を守っていくためには、今一度「買い物は投票」を意識しないといけないと思う。
それでないと共倒れになるし、地元の商店はますます廃業に追い込まれる。