バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

2019.11.27「レモンさんのビタミントーク!」講演@豊田市民文化会館

2019-11-27 21:01:59 | 子育て親育ち

今日は「西三河地区PTA研究集会」の日でした!

PTAの参加は任意だったにも関わらず、わたしたち東高PTAは参加しましたとも!
なぜって?
レモンさんが講師だからですっ!

レモンさんと言えば、去年のPTA全国大会の基調講演(@佐賀県)の講師!
わてらは生レモンではなくて中継レモンしか見れなかったのに、

なんと今回は豊田市まできてくれるという。
ほな、行かな!!!!!!

去年の講演レポート
https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/cfd08f690feed58e03a87bb234385e23

ホスト校である足助高校(PTA役員さん何人か旭の方♡)の元会長さんが、わたしらと同じく、去年佐賀県でレモンさんの講演を聞いて「ぜひ、来年、豊田に来てもらおう」とアツい想いでお招きしたらしい。
ありがたや。

ということで今回も覚えてる範囲でレポートしたいと思います(間違ってたらごめんなさい!文責すずきけいこ)

レモンさんは家族めちゃ仲良し!
子どもたちに怒ったことはない(イライラはする)。

私たち昭和に育った人たちは、「うさぎ跳び」「水を飲むな!」の時代。
「巨人の星」はうさぎ跳びのシーンから始まる。
放送禁止用語も出てくる。
(だから今は再放送しない)

今の子たちは、先生や先輩、親に「は?意味わからん」と言える時代。
昭和の人たちはそんなことが言えない時代だった。
部活の先輩に「は?意味わからん」と言えば殴られる時代だった。
今、「微分積分、連立方程式はなんのために勉強するの?」と子どもに聞かれて「将来のため!将来なにかに役に立つ!」と言えば「は?意味わからん」と言われる。
昭和の受け答えではもう通用しない。

「あなたの命は誰のもの?」と聞いて「自分のもの」と答える。
それは正しいけれど、「自分のもの」だけじゃない!
「自分のものだけ」なら、「死んだっていいじゃん!」となる。
私の命は家族みんなのもの。
周りの人のものでもある(だから死んだらだめ)。
命は陰の「おかげさんたち」に支えられている=おかげさま!
苦しい時は「誰か助けてー!」と叫ぶ権利がある。

「愛」と「憎悪」は表裏一体。
大好きな人から邪険にされたら憎しみに変わる。
私たちは「憎悪のコントロール」を学んでいない。
「正義か悪か」「仮面ライダーかショッカーか」となりがち。
怒りの感情をコントロールするスキル(アンガーマネジメント)が大事。
誰かの悪口を言えば、言ってる自分にガン細胞ができる。

人生は良いことばかりではない。
幸せだと思っていても予期せぬ出来事が起きる。
その時(幸せを奪われた時)に、奪われたものを引き戻す力(生きる力、楽しむ力)が大事。

「あの人は常識がない!」とよく言うが「常識など全員が持っているわけじゃない」
「普通はさー」とよく言うが「普通など全員に通じるものじゃない」
つまり、
あなた以外の人間はあなたの思うようにはなりません!

私たちは「常識が」「普通は」の催眠術によって苦しめられている!

赤ちゃんも幼児もパパもママもおじいちゃんもおばあちゃんも誰もが共通して思ってること、
「誰か私のこと分かってよーーーー!!!」
誰もが無意識に叫んでる。
人間は誰もがみんな自分のことを分かって欲しい。
好かれる人になるには簡単。
「誰よりもあなたのことを分かってるよ」というポジションになること。

相手が何かを話したとき「分かった分かった!もう分かったから」と言ってしまうが、そうじゃなくて、相手が言わんとしてることを確認する。
「そうなの」と言ってもらえるまで。
そしてそこに至った理由に寄り添う(同調)。
例えば、「あいつを殴った」と。
殴ったことに寄り添うのではなく、
なぜ殴るに至ったかの「気持ち」に寄り添う。

ガツン!と怒ったりもしても、相手に対して信頼がなければ、相手の言葉は心に入ってこない。

昭和はプレゼン下手。
分かってもらえなかったら「ママの説明の何が分からなかった?」と聞く。

怖い人とは関わらない。
課題の分離(byアドラー)が大切。

子育てを難しくしているのは、昭和のICチップのせい。
そうやって育ってきたのだから、あなたが悪いわけではない。
けどそのまま子育てしていたら子どもが潰れてしまう。

子どもや夫にひどいことを言われたら
「ドラマティ〜〜〜〜〜ック!何か事情がおありで?」と聞く。
夫に
「はよ飯にしろ!」と言われたら「あんたね!私だってパートから帰ってきたばかりなのよ!」と喧嘩勃発ではなくて「何か事情がおあり?あらお腹空いていらっしゃるのねー」と。
男は何歳になっても年長さん!

昭和では「ラジコン人間」を育てていたが、今は「自走人間」を育てる時代。
しかし、私たちは「自走人間を育てるように」育っていない。

大事なのは「反省すること」ではなく、フィードバック(振り返り力)
次に繋げること。
昔は反省もせずに「次のこと」を言えば「黙れ!」と怒られた。
怒られると怖くなってチャレンジできない。

Googleは「失敗は成長の元。1秒でも早く失敗してください。失敗するためにチャレンジしてください」が経営理念。
そして、決められた靴を履かせるのではなく「あなたの足に合った靴を作ります」と。
社食もバラエティ豊かで、自炊できるコーナーもある。

Googleについて
https://www.newsweekjapan.jp/rochelle/2017/10/inherently.php

PTAをやると、
①地域の情報や先生の情報を知れる
②家でのコミュニケーションが変わる、会話が変わる
③知人・友人ができる!地域のつながりができて、地域で子どもを守っていこうと思う
④子育てに感動が増える
⑤大人が笑顔で人生を創っている姿を子どもに見せられたら怖いものなし!
その中で一生懸命な親の姿を子どもに見せられる!

PTAにアラ探しはいらない。 
必要なのはエラさがし!」
あの人ほんとエラいよねぇ〜!あんなにエラい(大変)な仕事を頑張ってくれてありがたいね!

反省会の代わりにフィードバック会を開こう。
なにかミスしたことがあった時「○○のせい」ではなく「今度、ああいうことがあったらどう動こう?」と。
チーム1人のミスを全員でリカバーする。

(子育てにおいてもPTAにおいても必要なことは)
誰も傷つかない、誰も被害者にならない、誰も加害者にならない。

…以上、レポートおわり!………………

レモンさんの講演を自慢の東高PTAメンバーと一緒に聴けたことが嬉しい♡
(あと半年で3年の任期終了だなんて寂しいな…)

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