バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

2024新春✳︎ファミリー合宿(@農家民宿ちんちゃん亭)

2024-01-07 20:20:42 | 仕事/お店/原稿

私たちの趣味の一つ(?笑)でもある「ちんちゃん亭 ファミリー合宿」を1月4日〜6日まで開催したよ♡

正月早々、いろーんな予定があるだろうに(帰省とかお年玉ツアーとかね)ちんちゃん亭を最優先してくれるみんなが「来て良かった♡」って思える時間にしたい、親戚のような濃ゆい関係性を築きたい、子ども時代の思い出をたくさん作って欲しい♡
と、私たちも特に力が入っちゃいます

ファミリー合宿は、セカンドスクールの「自由・人権・主体性」はもちろんだけど、親御さんが参加できるので行動範囲が広くなって、旭高原元気村のソリ滑りに行ったり、ある年は旭の蕎麦屋さんにご飯を食べに行ったり、メンバーでメニューを替えたりします。

ファミリー合宿もセカンドスクールも、

「もしうちの子がまだ小学生で参加者だったら」こんなコミュニケーション方法を知れて、こんな経験ができて(←暇なことも含めて)、こんな時間を過ごせたらいいながベースになってます。

長女が「わたしが子どもだったとき、ママやママの周りの人たちが人権を大切にする人だったから当たり前に人権意識が身についた」と言ってくれたことや、
参加者のリナが「好きなことは『大人が話している話を聴くこと』」って言ってたように、
子どもって耳ダンボで大人の話を聴いているものなんだと思う。

私たち大人が発する言葉が、周りにいる子どもたちの細胞に染み渡っていると思うと、聴かれたくない内容(先生の悪口や、悪意のある噂話や、誰かを罵る言葉など)を子どもの前で発するのは怖いなぁと痛感する。

だからこそ、私たち夫婦やセカンドスクールのスタッフたち同士がまずは「フラットで平和的」な関係性でなくちゃ。
子どもたちはわたしたちの生き様をいつも見ている。
嘘は見透かされるし、誤魔化しはきかない。

参加者のまきちゃんも、今回お休みだったセカスクスタッフのゆかちんも学校の先生だから、(ニュースでは学校や教師はバッシングされやすいけど)子どもたちのことを本気で考えてくれている先生たちがいる」ことと「ニュースで問題になっていることも全容が分からないと本質は見えない」ことや「それぞれの立場と事情があるよね」ことをまきちゃんと子どもたちと話せて良かった
我が家の看板猫サバ。

うちの合宿は電子ゲーム持ち込み禁止。
始まってすぐ
「暇〜、やることない〜」
と言うそうしに
「ちんちゃん亭の合宿の良いところはプログラムが決まっていないところ。普通の合宿はやることばっかりで忙しすぎるんだから」
とゆうき(笑)。
良く分かってらっしゃる


ボードゲームをたんまり用意。
パーツがひとつでもなくなると遊べなくなるものも多いから、大人数の受け入れの時はなかなかたくさんのボードゲームを用意できないのだ。


久々に「森の影ゲーム」で遊んだよ。
うちの娘たちが小さい頃に遊んだゲーム。


まっくら闇の中で鬼(キャンドル)に見つからないように小人さんたちが逃げる「光と影」のゲーム。
いつも明るい中で暮らしている私たちが「光と影」を感じることって少ないもんね。

さぁ何で遊ぼう。

マシュマロを焼いて食べたり、

(ちんちゃん亭敷地内で)軽トラに乗ったり

あんちゃんとうめは、ずっと火の番人

この日は「しぶんぎ座流星群」は見える日だったので、日付が変わった0時に出かけていったよ。

ラップグループっぽい笑↓


プラネタリウムばりの満点の夜空でした。
流れ星がたくさん見えたそう

2日目の朝。
日付が変わってから寝たのに、朝から元気な子どもたちー

朝ご飯は、源流米ミネアサヒと、けーすけ仕込みのオーガニック味噌使用の味噌汁。
プラスおかず。

2日目は、丸一日、旭高原元気村で遊ぶ日!
いつもは飯炊きおばちゃんのけーちんも、久々にスキーウェアを着て一緒に遊ぶことにしたよ♡

なんと気温が13〜14度もあるポカポカ日。
人工雪が溶けちゃうからかな、滑る面積が半分だったよ。

いつもは「遊んでおいでよー。見てるから」って尻込みしちゃう私ですが、遊ぶと決めたらガッツリ遊びたくなっちゃう。
(テーマパークには別に行きたくないけど行くからには開園から閉園までガッツリ遊ぶ派←もったいなBBAなだけか?)
何度も繰り返し滑っていたら汗だくになって、しばらく七分袖のカットソー1枚で過ごしていたよ。
そのくらい暑い日だったのだ。

お昼ごはんは駐車場でお弁当を食べたよ♡

親戚としか思えない!

食後に駐車場でお昼寝する人たち!(と、おにぎり食べるそうしがフレームイン

芝生に移動してお昼寝したりおっきな滑り台で遊んだあと

第2ラウンドー!

(あたしゃこのあと、筋肉痛で靴下も履けないくらだったよ

ソリ滑りの帰り道、車の後部座席に子どもたちが乗っていたので、聴かれていることを前提でのちんちゃん夫婦の会話。

けーちん「旭高原元気村のソリ滑りをテレビで紹介してたの見たら、レポーターが子どもたちに『上手なソリの滑り方はどういうふう?』って何度か質問してたの。『上手な滑り方』って表現にモヤっとしてね。遊びに上手も下手もないでしょう!って。それを言うなら『面白い滑り方は?』って聞いて欲しかった。けど今日滑ってみて確かに滑り方にコツもあるから『上手な滑り方』も間違いじゃないのかなと思った」
けーすけ「けーちんは『遊びを評価されたり』『遊びに優劣つけられる』ことに怒れちゃうんだろうね」
けーちん「遊びは他人にどうこう言われるものじゃないもんね。自分たちがどうしたらもっと楽しめるか工夫すればいいだけのことだもんね。そうなの『遊び』を管理しようって人がいると沸点が低くなっちゃう」

そこで後ろの男子2人にもそのことを投げかけて「遊びと評価」についてみんなで話すことができたよ。
(ここで答えはなくてもいいもんね。これからの生活の中で思い出して考えてくれたらそれだけで十分)

さて、

ちんちゃん亭についてからは、希望者だけでケーキづくり。
「パティシエでもない普通のかーちゃんが教える ひとり1個 デコレーションケーキを作ろうワークショップ!」
お試し企画〜!ぱふぱふ〜

「お菓子づくりを子ども向けにやって欲しいな」ってご要望をちらほらいただいて、
でもそんなことが可能なのかしら?
どれだけエネルギー(時間・体力・精神力)使うのかしら?
どこまでこだわって、どの完成度を着地点にしたら満足できるかしら?
いったい参加費をいくらにしたらワークショップとして成り立つのかしら?

全く未知だったから、今回はお試しの会でした。

よくあるケーキ教室では時短にするために「材料はすべて計量されている」「めんどくさいことは事前にやってある」けれど、できればいちから経験して欲しい。
そして「結局、自分で作るケーキはうまくいかない。買った方が美味しい」って感想になるのだけはいやだったから

◯卵を割るところから自分で
◯成功体験にしたい
(最後は私が手直しする)
◯厳選素材を使ってケーキ屋で買うよりも美味しいケーキにする
◯お持ち帰りしてもらってご家族に喜んでもらう

ことに!

ひとりひとりに卵を割ってもらったよ。
平らなところでヒビをつくることや、卵黄と卵白は素手で分けることも。

ボウルとハンドミキサーもちょうど4人分あったのでそれぞれ泡立てたよ。

しかし、スポンジ生地は
◯泡立てすぎてはいけない
◯泡立てなさすぎてもいけない
◯砂糖を入れるタイミング
も大事なので、「いっせーのーで!」では難しいことも多かった。

今回使ったのは、厳選素材。
安全な卵、生活クラブの油、素精糖、北海道産小麦粉。
(バターではなくなたね油を使ってます!BPも入れたよ)

美味しくつくるコツは「砂糖の量を半分にすること」(けーちん基準)。

①白身を少し泡立ててから砂糖を入れて「モッタリ」するまで泡立てる

②黄身を少し泡立ててから砂糖を入れて「モッタリ」するまで泡立てる

③黄身のボウルに「水+油」を入れて混ぜる

④3に1の半量を入れて混ぜる

⑤ここにふるった小麦粉を入れて混ぜる

⑥しっかり混ざったら残りの1を入れて泡をつぶさないように混ぜる


できた生地を型に流し入れて空気を抜くように型ごと1回落とします!

焼き上がった生地はこちら。

ここからは翌日↓

平にしたいので表面を削ります!

スポンジを2つに切るよー

ほんとは寒い部屋でクリームを扱いたかったけど、気温が13度くらいあって暑すぎた
氷水で冷やしながらホイップ。

使ったのは「タカナシ無添加生クリーム https://www.takanashi-milk.com/shopbrand/ct69/」200mlを2パック。
(中沢の商品でもOK! https://www.nakazawa.co.jp/product/?c=products_for_homeuse
添加物がない分、バターに近い味がしてすごく美味しい。
甘さを半分くらいにすることで、さらに味がよく分かる♡
金額に余裕があるなら「乳脂肪分45%」の方がより美味しい。
(45%を2パック使うと生クリーム代だけで1,000円以上かかっちゃうけど)

生クリーム泡立てのポイントは
◯泡立てすぎず
◯泡立てなさすぎず
◯寒い部屋で
◯甘すぎないように
特に生クリームはマンツーマンくらいじゃないと失敗したら残念な出来栄えになっちゃうことがわかったよ。


泡立て器はスロースタート。
いきなら早く泡立てるとピンピン飛んじゃって周りが大変なことになっちゃう。

七分だてくらいの生クリームをスポンジに塗っていきます。
まずは茶色の部分をなくすようにたっぷりと。
油絵みたいだなといつも思う。

いちごのカットも子どもたちにやってもらったよ。
厚みを揃えるようにカット。

さらにちょっとだけミキサーで泡立てて、8分だてくらいの生クリームで飾っていったよ。
こちらは練習あるのみ(24年作り続けてきたわたしもまだまだ成長途上)。

でもみんな上手だったー

気温が高いとクリームが垂れてきちゃう。
あんまり触ってるとどんどん固くなってボソボソになっちゃう。
生クリームの扱いは難しい


そして完成したケーキはこちら♡

今回、ファミリー合宿の子どもたち(希望者)に作ってもらうワークショップをやってみて、
すんごく楽しかったし、みんな良い経験できて良かった〜!

しかし、もうやれないなと思った(なんやねん

理由は、お菓子作りの経験のある大人でない限り
「いっせーの!」
ではできない。
この経験からいつか「自分でお菓子作ってみたい」芽が出るといいなという下心があるため「成功体験」にしたい。
そうすると、生地も生クリームも絶妙なさじ加減なためにほぼマンツーマンになっちゃうことが分かった。
(ざっくり1人に2時間マンツーマンだとしたら4人なら8時間)

こりゃ丸一日かかって(買い出し、準備、片付けもあるし)仕事として受けるとしたらすんごく高額なワークショップになっちゃう。
いちごの価格にもよるけど材料費もざっくり1人2,000円近く。
参加費が8,000円くらいでもいいなら「仕事として」受けてもいいけど(笑)そこまでしてデコレーションケーキ作らなくてもいいよね(わたしパティシエでもないし)。
だから今後はやめることにしました!笑

良い経験をさせてくれてありがとう♡
今回が最初で最後❤️


最終日のお昼ご飯は、餅つき〜!
回数重ねてる子たちは餅つきがすごく上手になってるー。
(わたしよりもダンゼン!)
  
つきたてのお餅はめちゃんこ美味しい

お餅のトッピングは、
雑煮の汁、きなこ、あんこ、大根おろし、砂糖醤油。
あんこは甘さ半分だよ〜

今回は少人数の参加で少し寂しいなと思ったけど、少人数だからこそできることがいっぱいできたよ♡
そして何より、いつもより濃厚な関わりができて、ほんとの親戚のようでした。

参加してくれたみんなありがとう♡
みんなみんなわたしたちの甥っ子・姪っ子みたいな存在♡

 

春のセカンドスクールは、前半の3/23(土)〜25(月)の日程ならまだ募集してまーす!
https://tinchantei.eyado.net/ivent/18913.html

来年のお正月のファミリー合宿は、2025年1月3日(金)〜5日(日)の予定(ざっくり)。
ゴールデンウィークもやるかも(5/3〜5あたり?)。
やるかどうかは本決定じゃないけど、参加ご希望の方はご一報くださいませ。
大人も子どもも同じ金額(2泊3日7食で20,000円+税)で考えてます!
tinchantei@gmail.comまで。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024.1.2*名古屋越冬活動ボ... | トップ | 父の介護 »
最新の画像もっと見る

仕事/お店/原稿」カテゴリの最新記事