Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

鳩愛は国境を越えて

2024-02-22 09:10:42 | えとせとら

昨日もお天気はパッとしませんでしたが、今朝起きたらまた雨。そして一昨日、昨日、今日とだんだんと気温が下がってきました。

下がったとは言え、多分これでも平年よりは高い気温なんじゃないかなと思います。でも一度20℃超えを体感しちゃうと、やや寒さが沁みる感じ。

 

お天気パッとせずな昨日、相方は現場にはいけないのですが、なかなか家のなかでじっとしていられない性格。怠けているみたいで嫌なんだそう。The貧乏性とも言えますが。

なので土場の物置で資源回収に出す段ポール箱を潰してしばってくる、と言って出ていき、しばらくして戻ってくるなりいきなり話し始めました。

その土場は駐車場を兼ねていて、仕事で使うトラックを2台置いています。1台は普段現場に行くときに乗る1.5t、もう1台は現場で出た切りゴミを大量に載せて処分しに行くとき

くらいしかほぼ出番のない3.5tのクレーン付きトラック。

クレーンを使う現場仕事が全くないわけではないけれど、土場に置いたままになっているほうが長いその大きいほうのトラックのワイパーや休憩用のテーブルの上に、よくトラック

買い取り業者の名刺が挟んであります。それも名前がアラブ系かな?と思われるカタカナ名。

ついこの前も、私が外出から戻ってきて家のほうへ曲がり角を曲がったとき、そっち系のおにいさんがちょうどワイパーに名刺を挟むところでした。

それが昨日、相方が土場にいたときにそうした業者のおにいさんがやってきたので、相方がトラックなら売らないよと言うと、思いがけない言葉が返ってきたんだとか。

「車はいいんです。この前ここへ来たとき、家が奥にあると思っていったら、そこに鳩がいました」

そう、その土場の奥に物置兼鳩小屋があるんです。

それを聞いて私は最初、鳩がおいしそうと思ったと話すのではないかと勝手に想像。でもそうではなくて。

「私、鳩が大好きで、自分の国で飼っていました。でも日本では飼えない」

食べるんじゃなかったんだ(笑)。日本人だって鳩飼っている人はそんなにいないんだもの。

そこで彼「鳩、見せてもらってもいいですか?」と。

普段から鳩や鳥が好きな人が見せてほしいというと、それは喜んで見せたがる相方なので、拒むはずもなく。鳩小屋に入れてあげたんだそう。

「目をキラキラさせて、ものすごく(本当は「どえりゃあ」と言ったけど:笑)嬉しそうに鳩を見てさ。これは1000キロのレースで帰ってきたやつ、とか話したら驚いたりして」

と話すあんたの目がキラキラやんか。

帰り際、そのおにいさんは「社長(相方)の電話番号教えてもらっていいですか?社長がいるときにまた見せてもらいたいです!」と言うので教えたらしいけど。

昔は鳩を飼うブームもあったみたいですが、今ではごくごく少数。特に都会では飼いづらい環境なので、その外国人のおにいさんもまさかこんなところで!とさぞびっくりしたこと

でしょう。

相方にとっても、そうした鳩好きに会うことは滅多にあることではなく、少数派だからこそそうした人との出会いは貴重でうれしいもの。

 

そんな相方、つい先日報道で、外国人と積極的に交流を持ちたいかといったアンケート結果に対して、自分もあまり積極的にはならないな、なんて言っていたんですよ。でも今回は

全く逆じゃないの、ってツッコミ入れておきました。

さて今日はこの後出かけるつもりです。雨なので今ひとつ気分が乗らないところもあるんですけどね。そして明日は場合によってはブログはお休みするかもしれません。時間に余裕が

あったら更新したいとは思っています。


旅は気軽&身軽に・・・出来るだろうか

2024-02-21 08:40:40 | シニアあるある

昨日は最高気温が20℃を超えて、自転車であちこち移動していたら暑くなり途中で上着を脱ぎました。薄めの上着にしたんですけど、それでもかなり汗をかいたほど。

この暖かさで、スモモの蕾が急にぷっくりとしてきました。いかん!まだ早いから!!と言ってもどうにもならないけど。

このぶんだと桜も早めに開花しそうですが、我が家の白花沈丁花の蕾はどうだったかな。蠟梅、梅、沈丁花と香りのよい花の開花が続いていきます。

 

来週淡路島へ行くにあたって、ガイドブックは買うのをやめたけれど地図くらいはあったほうがいいかも、と昨日本屋を覗いてみました。

カーナビもついているしGoogleマップもあるけれど、予習したりするのには紙の地図がいいと思ってしまいます。

いくつかあった中から選んだのは、名古屋あたりからサクッと行けそうな距離にある県別の道路地図。もちろん兵庫県のもの。

なぜそれにしたかと言うと、関西全域が載っているものは当然分厚くて重くて、しかも高い。行くのは淡路島なので、とりあえずそこが載っていれば充分だもの。

それでもやっぱり字は小さめだから、いつも使っているのより度の強い老眼鏡かルーペが必要になりそうですけどね。

カーナビはついている、と書きましたが、実のところほとんど使ったことがありません。

カーナビ頼りにすることもあるけれど、ここで曲がる、というときにタイミングを逃して通り過ぎたり、曲がる場所を間違えたりしてややこしいことになってしまうことが度々で。

Googleマップにナビをさせることのほうが回数としては多いかもしれません。こちらのほうがわかりやすく感じるのは、日産のカーナビの出来が悪いから、と言ったら語弊があるかな。

滅多に行かない方向へ出かけるので相方も私も道路不案内。各高速道路を経由するとき間違えないように助手席の人ナビとしては居眠りしてはいられませんね。

いつも畑に出かけるときの支度でも、間隔が空いてしまうと持ち物って何だっけ?と考えることもあるんですが、畑以外での泊りでのお出かけは私にとっては6年ぶり。

出来るだけ荷物は少なくしたいと思うものの、忘れ物があるとオロオロするシニア世代。なので必要なものを書き出しました。眼鏡なしでも読める大きな字で。

書き出してこれでよし、と一旦思ったものの、書き忘れたものがあるかもしれない・・・なんて。畑に行くときも今回は忘れ物なし、というのは滅多にないですから。

 

今回の旅行、お目当ての場所3か所については場所などについてざっくり調べてありますが、あとはそのときの流れに任せてと考えています。相方は運転はうまいと思うけれど

すぐにハンドル持ったまま寝そうになる危険人物。それでなくても慣れない道を走るし私より視力に難があるので、かなり疲れると思うんです。向こうでは一般道を走るときくらいは

私が運転してもいいなと考えています。ドライブに持ってこいの道路があるみたいなんですよ、海沿いの。畑はどこを見ても山で海はないので、どんな景色なのかとても楽しみ。

でも運転中あまりわき見してちゃいけないよね。


知っていたのはほんの一部だけ、だったんだな

2024-02-20 08:39:46 | 季節の行事・話題

暖かい朝です。ようやく青空が見えてきたけれど、起きたときは霧がかなり出ていました。名古屋でこんなに霧が深いのは珍しい。

2月というのにしっかりと雨が降った昨日。古い木造家屋の我が家はそれっぽいにおいがしています。いかにも古めかしいにおいなので、あまり好きじゃありませんが仕方ないですね。

なんだかそこら辺中カビが生えそうで嫌な感じ。やっぱり季節外れはほどほどがいいな。

右肩の痛みがなかなか治らないどころか、最近はひどくなっているような気がします。自分に甘いから痛いほうへ腕を動かさないからでしょうね。

ここ数日暖かいから少しは症状が軽くなるかと思っていたのに。現実は厳しい。

 

さて毎年旧暦の1月13日に、稲沢市の国府宮神社で行われるのがはだか祭。締込姿の男たちが神男に触って厄を落とすため激しくもみ合う祭です。

先日、岡山の西大寺でもはだか祭が行われましたけど、こちらは宝木(しんぎ)2本を奪い合うもので取った者は福を得られるものらしいですが、国府宮は厄を落とすものでちょっと

意味合いが違います。

そのはだか祭本番前の4日間に限って、神男に直接触れて厄を落とす特別な御祈祷があることを私は今まで知りませんでした。

知ったきっかけは息子の彼女がその御祈祷を受けに行くという話を聞いたから。息子は私にその特別な御祈祷について何か知ってるか尋ねてきたのだけれど、そんなのがあるのも

知らない私が知ってるわけないでしょ。

そこで国府宮神社のサイトを見ると、10日ほど前からその日ごとに行う行事がいろいろとあるそうな。

昨日夕方から神男は儺追殿に4日間籠っていて、祭本番まではその儺追殿で神男に直接触れて厄を落とすことが出来る貴重な機会がある、となっています。

息子と彼女さんは雨の降る中、儺追殿昇殿参拝に出かけて、本当に神男に触れてきたそうです。ただ参拝したり御祈祷を受けるより、なんだかパワーがありそうですね。

今年の神男に選ばれた男性は、ほぼ息子と同じ年。昔からやりたかったそうですが、かなり過酷な役目なのに自ら進んでやろうと思うなんて。地元に住む人の祭に対する思いを

感じます。

実は昔、確か相方が厄年のときじゃなかったかな、一度祭に参加したことがあるんです。もちろん締込姿で。

出身校が稲沢の学校で同級生には地元の子が多く、同級生から誘われての参加だったんですが、やっぱり祭に対する熱意が違って相方は寒さに耐えきれず、祭本番に参加することなく

帰宅となりました。なら最初から参加しなきゃよかったのにね。

私は祭でない普通のときに参拝に訪れたことがあります。あんな激しい祭が行われるなんて信じられないほど静かでひっそりしていてギャップがすごかったです。

今改めてサイトで祭の説明を読みましたけど、長年に渡ってこうした行事が続いてきたこと自体がすごいなと思います。あまり信仰心篤くない私ですが、こうした神社仏閣に長く

続く行事とそれを引き継いできた人たちの営みには尊敬の念を抱かずにはいられませんね。


スリッパの不自由

2024-02-19 08:58:07 | 暮らしのあれこれ

今週はお天気がパッとしない予報ですが、名古屋では既に一昨日からパッとしないんです。

今日はちょっとATMに用があるのだけど、歩くと片道15分くらい。よい運動と言えばそうだけど、傘をさして歩くことを考えるとちょっと憂鬱。

長靴も持っていますが、長靴のサイズって大雑把なものが多いじゃないですか。MとかLとかで選ぶとLなんだけど、ジャストフィットじゃないから歩くうちに靴下が脱げてしまったり。

出かけるなら小降りな時間帯を狙って行くかな。まあどうしても今日でなくてはならないわけでもないので、雨の強さと相談して出かけたいと思います。

 

さて先ほど長靴のことをちょっと書いたけど、今日書きたいのはスリッパについて。

昭和の古家の我が家は畳敷きの部屋がほとんど。フローリングなのは台所とこのパソコンが置いてある部屋くらい。

台所でスリッパを使うと底裏がかなり汚れます。なので我が家では私が嫁に来る前から裏が拭けるものを使ってきました。と言うより、そういう仕様のものしかほぼなかったような

気がします。

でも最近は底裏がフェルトのものが増えてきたように思います。私はたいてい手近なアピタで買っていますが、そのほとんどがフェルト製になってしまって、選択肢が少なくなって

いるのがスリッパに対する不満でもある。

その少ない選択肢の中から選んで買ったスリッパ。今も履いていますが、うっかり履くと違和感を覚えるときがあるんです。ほら、靴の右左を掃き間違えたときのあの違和感。

スリッパって大方の場合右左の別なんてないと思いません?見た目では全くわからないんですが、新品でおろしたときからそんななんです。

夏場に履いていたスリッパも多分同じメーカーの製品なんじゃないかと思われるのですが、それもやっぱり左右がありました。でも甲の部分の右端左端にワンポイントがあったので

履き間違えることはなかったんです。

ところが今履いている冬物のスリッパにはそうしたワンポイントがついていません。パッと見ただけでは左右どちらかの区別がつかず、履いて違和感を覚えると履き替えるといった

具合でどこか不自由さを感じながら使っている次第。自分で印でもつけなくちゃいけませんかね。

それ以前に、スリッパに左右の別は要らないと思うんだけど。これ作っているメーカーさんに理由を聞いてみたいものです。

そういえば少し前に、スリッパを作っている作業場から中継をしていました。なんでも自分の好きな柄でスリッパを作ってもらえる、オーダーメイドのもの。カラフルな色や柄の

ものが並んでいましたっけ。そこのスリッパの底は拭けるタイプだったので、いいなと思いました。右左があるかどうかは知らんけど。

 

もうかなり前に読んだ川柳に  働いて軍手に出来る右左  みたいな句があって、なるほどねと思った記憶があります。滑り止めがついたようなものは別として、普通軍手は左右

両用ですもんね。スリッパもそれでいいんじゃないのかな。


サザエさんが突然やって来た!(しかも11人:笑)

2024-02-18 09:06:27 | 食べものいろいろ

昨日相方の確定申告に向けて帳簿の決算作業を始めたんですが、開始早々ミス、それも前年度のミスが発覚。

よくやるんですよ、毎年やり忘れたことがないか不安だな・・・と思いながら新年度に繰り越すのだけれど、何かやらかしていてそれが後々になって発覚する。まあ今回のミスはそれほど

ひどいものではなかったのでなんとかなりますが。

ダブルチェックをしてくれる人がいるわけでもないので、本当に自分だけが頼りというくらい情けないものはないなとこの時期思います。次姉のところみたいによく出来る嫁がいる人が

うらやましいわ。

 

さて、昨日の夕方。

夕食の準備をしていたらインターフォンが鳴りました。やって来たのはご近所さん。

組長さんをしているので、また何か町内であったのかな?なんて思って戸を開けると、

「助けてくださーい!」と言うじゃありませんか。え?どうしたの?と見ると、両手にトロ箱を抱えています。

「もらい物したんだけど、とても食べきれないから半分もらって」と言って手渡されて。「サザエとアワビなんだけど」とおっしゃる。えっ!!??

ふたを開けたら

                  

いるわいるわ、まるで岩みたいなサザエさんたち。で、これの半分、ってこと?

「違う、それ全部」

絶句。

そのご近所さんも母娘の2人暮らし。誰がこんなにたくさん持ってきたのやら。

我が家とて2人暮らしに違いはないけれど、そこは欲が働いちゃったのでありがたく頂戴しました。

確認すると、アワビが1つとサザエが11個。もらったもののさすがにこんなには・・・ということで、近くに住む相方の幼馴染のところに打診したところ、快く引き受けてくれることに

なって、サザエ6個がお嫁に行きました。

 

で、どうやってたべようか、これ。

 

困ったときのスマホ頼り。ググってみてサザエは一番簡単そうなフライパンで蒸し焼きにすることに。

                

なんか妙な色合いの写真になっちゃった。

一方アワビ。こちらはさばいてからバター焼きにすることにしました。アワビをさばくのはもちろん初体験。

こちらもスマホを参考にしてやってみました。なんだかグロいなぁと思いつつ。結果、こんな感じに。

                 

手前のぐるんとなっているのが肝。本体の左にある赤いのは口、なんだって。アワビにも口があるんだと思いました。しかも固いんです。

切れ目を入れてから一口大にカットしましたけど、貝のくせに身が固くて、切れない包丁で苦戦しました。

そしてフライパンでバター焼きに。

                     

バターの塩気だけで味付けは何もしませんでしたが、サザエと比べると味の品のよいこと!

そして肝。バターでソテーしたことで味わいはまるでフォアグラでした。アンコウやカワハギなどの肝もおいしいですが、アワビも負けていませんね。

肝とは言えないけれど、私はイカのワタに塩をして焼いたものが好き。イカの味が濃縮されたような感じで、お酒のあてにもいいと思います。残念ながら私はごはんの友で。

そして用済となった貝殻は、相方が干して砕いて肥料にするとか言って持って行きました。全く無駄がありません。

久しぶりにサザエの貝殻を見ていたら、中学の美術の授業でサザエの貝殻のデッサンをしたことを思い出しました。輪郭線を描かずにデッサンすることがとても難しかった思い出が

あります。

 

空模様が危なっかしいけれど、これから買い物に出かけます。明日からはずらりと雲と傘が並んだ天気予報なのでね。洗濯物の乾きも悪いから今日かなりたくさん洗ったのに、既に

怪しい雲行きなんですよ。少しはお日様、顔を出してくれないかな。