昨日の午前中、名古屋三越まで出かけてきました。目的は輪島塗の展示販売。
前々から少し大きめの漆塗りのお椀が欲しいと思っていたので、買って被災地や職人さんたちを応援したいという気持ちがあったから。
でも残念ながらこれ、というものには出合えませんでした。どの作品もすばらしいものではあるのだけれど、私が求めているものとは違っていたんです。
ごくシンプルな黒塗りの、小どんぶりくらいの大きさのお椀という自分のビジョンがあり、それと合致するものはありませんでした。大きさがよければ塗の色とか仕上げが違っていたり
塗がいいなと思ったものは大きさが足らなかったりで。
相方が太めの箸があったら、とも言っていましたが、繊細な蒔絵が施されたりしたものがほとんど。お箸は洗うときぞんざいに扱ってしまいそうで、私のような粗忽な人間には扱いに
向いていないように思えました。
職人さんなのかお店の方なのかわかりませんが、輪島から来ていると思われる方も数人いて、熱心に説明をしてくださった方も。買わなくて申し訳ないような気持ち。
ただテレビなどでの報道があったからか、それほど客の多くないフロアですがそこだけはお客さんが常にいる状態で、買い求めていく人もかなりいたのでよかったなとも感じましたね。
何も買わずに帰ってきたのですが、出かける前、トイレに行ったときに少し違和感を覚えていました。
そして帰宅後。
ちょっと前にトイレに行ったばかりなのに、なんだか尿意が。でも行ってもあまり出ず。
そのうち、覚えのある嫌な痛みを伴うようになってきました。あ、これ、間違いなく膀胱炎だ。
症状が急激に悪くなってきたので、午後の早い時間から診察を始める相方のかかりつけの泌尿器科へ。
そんな頃が症状が一番ひどいときで、検尿で取った尿の色と言ったら、明らかに血尿とわかる濁った茶色。
かなりひどい膀胱炎と診断されてしまいました。旅行を控えているこの時期になるなんて。
栄養を摂って安静にすること、と言われて「栄養は摂っているつもりなんだけど」と言うと先生、「ちゃんと摂っていたら膀胱炎にはならないの」とばっさり言われたら二の句は
つげられません。
抵抗力が落ちているから、インフルとかコロナとかすぐかかっちゃうよ、と軽く脅され？て。
いやでも先生、来週月曜火曜と旅行に行くんですけど～。いけませんか？とお尋ね。NGと言われたら早めにキャンセルしないといけないし・・・なんて内心びくびくしていましたが、
「まあ状態次第だね。薬を飲んでもあまりよくならないようならまた土曜日の午前中に来て」
その後調剤薬局で薬をもらって帰りましたが、その診察の前後くらいが一番よくない状態だったみたい。帰宅後まだしばらくはトイレに頻繁に行ったしつらい痛みも継続したものの
徐々に減っていき、夜中などトイレに起きたときももう痛みは出ないまま今に至っています。
多分尿の潜血状態は続いているとは思いますが、それもかなり色が薄くなってほとんど平常時くらいにまでなりました。一番ひどいときはごく小さなものですが血のかたまりも出た
ほどでしたけど。
何年か前にも一度尿路結石から膀胱炎になったことがありましたが、そのときに比べると格段に今回の方が自覚症状がひどい。今考えてみると、少し前からそういえばそうだったなと
思い当たる節がなきにしもあらず。
例えば尿の色がいつもより少し濃いめかも？と思ったことも確かにあったし、ちょっとしたことで疲れやすかったり。疲れやすいのは歳のせいかな、なんて思っていたんです。
去年のように年明けからいろいろなことが続いてバタバタしてたのに比べたら、今年は家でのんびり過ごしていたのだもの。やれやれ歳はとりたくないな、なんて。
でも今回のことで、なんでも歳のせいにするのは間違っているかもしれないと思いました。どこか体調を崩しかけている前兆かもしれないと、今後は考えたほうがいいかなとも。
先生に体力が落ちていると言われたせいか、なんだか気分が急にThe病人みたいになってしまいました。頭がぼんやりするような気もすれば、体が重いようにも思えます。頭が
ぼんやりするのは、血尿でやや貧血気味なのかもしれませんね。
本当なら今日は孫と一緒に、おひなさまのお菓子作りをする予定だったんですけど、症状がひどくなりかけた時点でキャンセルしました。孫も先日熱を出したばかりで、鼻水や
咳はまだ続いていると言っていたので、キャンセルしてお互いによかったです。
でも旅行のキャンセルは出来ればしたくない。なので今日は最低限の家事だけにとどめてゆっくり体を休めようと思います。多分体力が落ちているのは、睡眠不足が原因じゃないかな。
右肩が痛くて眠りがひどく浅い日々が続いているのがよくないのでしょうね。
そして明日は症状に関わらずもう一度診察に行こうと思います。旅行についてはその時点でまた考えることにしましょう。
