くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

12月のお稽古

2011年12月24日 13時37分29秒 | 日記
先日、お茶のお稽古に行ってきました。

12月のお稽古、今年最後のお稽古です。



掛軸には「萬歳萬歳萬萬歳」と書かれ、これは、この一年無事に過ごせて万歳という意味だそうです。

この日のお手前は、「ながしだて」と言われるお手前です。

年末の忙しい時期に、少しでも時間が省けるようにとのはからいで、少し簡略化したお手前でした。

忙しい時期でも、少しの時間をさいてのお茶室はまた格別の時間が流れいます。

どんな忙しくても、少しの気持ちのゆとりは大切だと思います。


お茶のお稽古に来て、一年がたちました。

一年前、何も知らない状態の私に、先生は親身にいろいろ教えて下さり、本当に感謝しています。

お作法だけでなく、季節のもの、そしてお客様や人に対するおもてなしの気持ちなど、本当にたくさんのことを教えてもらいました。

茶道は、日常に役立つことが本当に多く、知らなかったことの多さに驚いています。

けど、きっとどんな作法でも、一番大切なのは気持ちです。

お客様が気持ちのいい状態でいてもらえるために、自分がどう振舞えばいいのか、少し考えれば答えは見えてきます。

相手の気持ちになって考えてみる。

日常でも多々あります。

心からのおもてなしが出来れば、きっと相手にも伝わります。

人と人。

難しいようで、実は簡単なのかも知れませんね


とはいえ、まだまだ茶道のお作法やお手前はひよこ状態です

来年はもう少し、身につけていきたいです



本日のくらしのうつわ

せんまい煮





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