’07/10/29の朝刊記事から
ボンバル機の運航取りやめ
スカンジナビア航空
【ロンドン28日共同】北欧の航空大手スカンジナビア航空(SAS)は28日、事故やトラブルが多発しているとして、ボンバルディア社のDHC8-Q400の運航を、今後取りやめると発表した。
Q400は高知空港で今年3月、前輪が出ないまま胴体着陸する事故を起こした以降も、欧州などで事故が続いていた。
SASは「機体の質に問題が多く、使用を続ければ顧客の要望に応じられなくなり、SASのブランドを傷つける可能性がある」としている。
機体使用の中止に伴う運休の影響を受ける乗客については、予約の取り直しや運賃の払い戻しなどで対応するという。
Q400をめぐっては日本でも国土交通省が主脚部分の緊急点検を命じるなどし、一部の機体が運航停止となり、欠航が相次ぐ事態も起きた。