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備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

沖縄返還時の日本負担 2億ドル「米の利益に」

2008-06-05 20:42:56 | 政治


'07/01/05の朝刊記事から

>沖縄返還時の日本負担 2億ドル「米の利益に」
また密約示す米公文書


【ワシントン4日時事】1972年の沖縄返還前、日米間で結ばれた財政負担に関する密約の存在を裏付ける米政府の公文書が、また新たに米国立公文書館で見つかった。
69年11月の佐藤栄作首相(当時)訪米直前に秘密裏に決まった3億7500万ドルに上る日本側支払いの使途をめぐる内容。
特に、うち2億ドルは積算根拠のないまま決まった「つかみ金」的な性格だったことが浮き彫りになっているだけでなく、日本側の支払いが米国の「財政的利益」になる必要があるとの認識が示されている。

日米密約に関してはこれまでも存在を示す公文書が発見されているが、日本政府は密約を否定し続けている。

日本側支出となった3億7500万ドルのうち「基地の移転やその他の経費」2億ドルについて「日本からの2億ドルは国防総省の支出を減らし、その分を米政府が節約できる」と位置付けた。

沖縄返還で財政上の利益を確保し、ベトナム戦争に伴い増大する出費を少しでも削減する狙いがあったと見られる。



沖縄密約
沖縄返還で発生する財政的な負担について、日米は1969年に秘密裏の取り決めを結んだ。
社会党(現社民党)は72年に密約のうち日本政府が肩代わりする400万ドルについて機密の公電を基に国会で追及。
この公電を入手した毎日新聞記者(当時)らが国家公務員法違反に問われ、有罪となった。
現在この元記者が政府を相手取って賠償を求める訴えを起こし係争中。
外務省の吉野文六元アメリカ局長も最近「密約はあった」と証言している。


富士山の滑落遭難会社員男性を救助

2008-06-05 19:48:05 | 社会

ヴェトナム Kodak DC4800

'07/01/04の朝刊記事から

富士山の滑落遭難会社員男性を救助
雪食べ飢えしのぐ


富士山の山梨県側で滑落が相次ぎ1人が死亡、2人がけがをした遭難事故で、富士吉田署は3日朝、8合目付近で滑落し身動きが取れなくなっていた横浜市金沢区の会社員東海林文雄さん(33)を救助した。
東海林さんは甲府市内の病院に運ばれたが、骨盤骨折や両手足の凍傷で重傷。

富士吉田署によると、東海林さんは1日午前7時ごろ、初日の出を見るため富士山を登山中に2、300メートル滑落した。
雪穴の中で寝袋にくるまり、服のポケットに入っていた非常食や雪を食べて飢えをしのいだという。

2日に同署員らが8合目付近まで登ったが吹雪で視界が悪く、県警ヘリコプターも気流の影響で近づけなかったため、救助活動を中断。
3日早朝から再開した。