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備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080627 ロ大統領 56年宣言重視 堅持

2016-05-26 13:07:47 | ロシア
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’08/06/27の朝刊記事から

ロ大統領 56年宣言重視 堅持
領土問題 首脳会談へ方針


【モスクワ26日加藤雅毅】ロシアのメドベージェフ大統領は26日、北海道洞爺湖サミット時に行われる日ロ首脳会談への対処方針を固めた。
北方領土問題では、歯舞、色丹の2島引渡しを規定した1956年の日ソ共同宣言に基づき解決を図る路線を堅持。
一方で、両国の政治対話を促進し、経済など幅広い分野での協力推進を目指す。
領土問題に関しロシア側は「法的な義務が課せられているのは、両国の議会が批准した日ソ共同宣言だけだ」(外務省筋)と強調。
プーチン前大統領(現首相)の国内での人気がなお高いことを考慮し、2島引き渡しで決着を図る前大統領の路線を踏襲する姿勢だ。


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国後、択捉を含めた四島返還を求める日本政府との隔たりは依然大きく、「議論がまったく噛み合わない状況」(日ロ交渉筋)が続いている。
このため、プーチン首相の訪日や11月のペルーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などで政治対話を積み上げ、シベリアの油田開発を含めた幅広い分野での協力を推進、環境整備を進める考えだ。
ロシア・旧ソ連の国家元首が、北方領土問題の原点の地である北海道を訪問するのは今回が初めて。


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080625 ガスプロム 日本に近く営業拠点

2016-04-25 16:15:31 | ロシア
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'08/06/25の朝刊記事から

ガスプロム 日本に近く営業拠点
サハリン2 年内出荷で


【モスクワ24日加藤雅毅】ロシア政府系の天然ガス生産・輸出企業ガスプロムは24日、極東・アジア太平洋地域の事業戦略を発表した。
サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」が年内にも出荷を開始することに伴い、近く日本に営業拠点を設ける。


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メドベージェフ副社長は記者会見で「アジア太平洋地域の活動は北京事務所で調整してきたが、ネットワークを拡大する時期が近づいてきた。日本でのガス調達が始まり次第、日本に拠点を開設する」と述べた。

具体的な開設時期や規模には言及しなかった。
同副社長は、韓国、インドにも拠点を設ける意向を示し、10年以内にアジア太平洋地域に進出する考えを示した。
また、サハリン開発の進展に伴い、ウラジオストクなど極東の数カ所にガス化学工場や液化天然ガス(LNG)工場を建設する計画も表明。
同社は「ウラジオストクの工場が完成すれば、日本へのLNG輸出も増えるだろう」と説明している。







080619 天然ガス 年内出荷

2016-01-29 20:17:24 | ロシア
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’08/06/19の朝刊記事から

天然ガス 年内出荷
サハリン2 ガスプロム方針


【モスクワ18日加藤雅毅】ロシア政府系の天然ガス生産・輸出企業ガスプロムのメドベージェフ副社長は18日の記者会見で、サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の液化天然ガス出荷開始時期について、「環境が整えば12月にも可能だ」と述べ、日本などへの年内出荷に向け作業を急ぐ考えを明らかにした。


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同社は、サハリン2を進めるサハリンエナジー社(ユジノサハリンスク)の筆頭株主。
出荷開始は年明けになるとみられていたが、環境対策工事が完了したことで、前倒しが可能になったという。
同副社長は「株主全員がなるべく早く出荷する方針で一致した」と述べた。
また、増産の可能性について、来年前半に検討する方針を明らかにした。


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080604 プーチン氏 普通の首相の外遊ではなかった

2015-05-08 19:48:58 | ロシア
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’08/06/04の朝刊記事から

プーチン氏 普通の首相の外遊ではなかった
待遇は大統領級 「越権行為」の声も


【モスクワ3日加藤雅毅】ロシアのプーチン首相が、本来は大統領が指揮する外交分野に意欲を見せ始めた。
フランス訪問ではサルコジ大統領と会談したほか、2日には駐米大使を官房副長官に引き抜き、首相府で初の外交担当幹部とした。
ロシア国内では「大統領権限に踏み込みすぎでは」との指摘も出るほどだ。


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「普通の首相の外遊ではなかった」。
コメルサント紙はプーチン首相の5月下旬のフランス訪問をこう総括した。
プーチン氏はパリ滞在中、サルコジ大統領、シラク前大統領、フィヨン首相らと相次ぎ会談。
仏ルモンド紙の長時間のインタビューにも応じ、対米関係やイラン問題など外交分野も詳細に語った。
これに先立つベラルーシ訪問でもルカシェンコ大統領と会談、各国の待遇は今も「大統領級」だ。


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また、プーチン首相は、駐米大使を9年務め、外相候補ともいわれる大物外交官のウシャコフ氏を官房副長官に任命。
同氏は対米強硬派で、ラブロフ外相とは折り合いが悪かったとされる。
3日のガゼータ氏は「外務省の立場が弱まり、首相も外交政策に影響力を発揮することになる」と報じた。


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憲法では外交は大統領が指揮するとされており、プーチン氏の積極的な動きは「越権行為」との声もある。
ただ、プーチン首相は「最終決断するのはメドベージェフ大統領」と大統領を立てることも忘れていない。


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080525 ミサイル430基爆発 ロ弾薬施設火災

2015-01-26 19:23:16 | ロシア
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’08/05/25の朝刊記事から

ミサイル430基爆発
ロ弾薬施設火災


【モスクワ23日中島健二】ロシア北西部レニンクラード州にある空軍爆撃機部隊の弾薬保管施設で23日、火災が起き、中にあった爆撃機搭載用ミサイル約430基すべてが爆発した。

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現地からの報道によると、火災は約4時間続き、複数のミサイルが暴発して施設から飛び出した。
約5キロ離れた川に落下したとの情報もあるが、部隊の関係者は暴発を否定、けが人などもなかったとしている。


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ロシアのコメルサント紙によると、保管施設は約2500平方メートルのエリアに複数のコンテナがあり、その中にミサイルが保管されていた。
国防省が特別委員会を設置して調査している。
タバコの火が原因との見方もある。



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