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備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

ロ、富山の漁船拿捕

2009-09-16 19:55:08 | ロシア


'07/06/03の朝刊記事から

ロ、富山の漁船拿捕
花咲港拠点乗組員17人


【ウラジオストク2日共同】在ウラジオストク日本総領事館とロシアメディアによると、ロシア国境警備当局は1日、極東カムチャツカ半島東方のコマンドル諸島付近で日本人乗組員17人が乗った富山県入善町の池田水産の「第88豊進丸」を拿捕し、同半島の中心都市ペトロパブロフスクカムチャツキーの港に向けて連行した。

ロシア通信は同船が違法操業の疑いで拿捕されたと伝えた。

同通信や関係筋の情報によると、同船は1日夜、ベーリング海のロシアの排他的経済水域(EEZ)内で国境警備艇に停船を命じられた。
当局は同船を調査の結果、実際の漁獲が申告の記載より14トン多く、魚種も申告にない高級なベニザケが含まれていたとしている。



漁業枠 日ロ間は尊重

2009-05-27 14:57:30 | ロシア


'07/05/03の朝刊記事から

漁業枠 日ロ間は尊重
ロシア外相、会談で表明へ


【モスクワ2日藤盛一朗】ロシアのプーチン大統領が外国企業への漁獲枠供与を停止する方針を言明した問題について、3日に行われるモスクワでの日ロ外相会談で、ラブロフ外相が麻生太郎外相に対し、「日本政府との現行の操業協定は尊重する」との立場を表明する見通しであることが2日、分かった。

ロシア政府筋が明らかにした。
ただ、ロシア200カイリ内のサケ・マス漁など日本漁船の操業をめぐる協定は年度ごとに交渉が行われており、同政府筋は「大統領方針が具体的に政策化されるまでには時間を要する。長期的には、日本漁船が漁獲枠削減の対象となる可能性も現段階では排除できない」としている。


ロストロポービッチさん死去 80歳

2009-04-26 21:25:01 | ロシア

Kodak DC4800 ヴェトナム

'07/04/28の朝刊記事から

世界的チェロ奏者・指揮者
ロストロポービッチさん死去 80歳


【モスクワ27日藤盛一朗】ロシアの世界的チェロ奏者で指揮者のムスティスラフ・ロストロポービッチさんが27日、モスクワ市内の病院で死去した。
80歳だった。
昨年12月に入院し、肝臓癌の手術を受け、その後は入退院を繰り返していた。

旧ソ連時代の民主化の闘士としても知られ、23日に死去したエリツィン前大統領、ノーベル賞受賞の文学者ソルジェニーツィンさん、指揮者の小澤征爾さんらと親交を結んだ。

1927年、バクー(現アゼルバイジャンの首都)で生まれ、モスクワ音楽院でチェロと作曲を学んだ。
師でもあるショスタコービッチの2つのチェロ協奏曲などを初演。
67年からは指揮活動も始めた。

69年に反体制作家のソルジェニーツィンさんを擁護したことを理由に当局の圧力を受けるようになり、74年に出国。
78年に市民権を剥奪された。
91年のクーデター未遂事件では、フランスから一時帰国し、民主主義擁護のため、エリツィンさんとともに街頭に立った。

親日家として知られ、昨年12月に東京で新日本フィルを指揮してロシアに帰国後、健康が悪化した。




ロ大統領演説 「外国企業の漁獲枠停止」

2009-04-23 17:03:30 | ロシア


'07/04/27の朝刊記事から

ロ大統領演説 「外国企業の漁獲枠停止」
密漁対策強化も指示


【モスクワ26日藤盛一朗】ロシアのプーチン大統領は26日、大統領府で年次教書演説を行い、「外国企業に漁獲枠を与えるのは停止する必要がある」と述べ、ロシア水域の資源管理を一層強化する方針を言明した。

プーチン政権は、かねて水産資源の国家管理を鮮明にしているが、「漁獲枠の停止」との表現で強硬姿勢を示すのは初めて。
ただ、「外国企業」の具体像など詳細については言及しなかった。

北海道の漁業者がかかわるサケ・マス漁や北方四島周辺安全操業などは、政府間合意に基づき実施されている。
ロシア政府内にも「政府間合意に基づく操業は別枠として継続される」(ロシア政府筋)との受け止め方があるものの、今後の交渉でロシア側が操業隻数や漁獲枠の削減などをめぐり態度をさらに硬化させる可能性はある。

プーチン大統領は「水産資源は、ほとんどの国では外国に閉ざされている」と説明。
「(ロシアでも)外国企業に漁獲枠を与えるのは取りやめ、ロシア企業を優先する必要がある」と語った。
さらに、密漁対策を強化する方針を強調。
「不法操業と密輸を根絶させる対策を政府に求めたい」と述べた。




エリツィン前大統領 死去

2009-04-17 19:45:10 | ロシア

Kodak DC4800 ヴェトナム

'07/04/24の朝刊記事から

エリツィン前大統領 死去
ソ連解体 新生ロシア礎築く 76歳


【モスクワ23日藤盛一朗】ロシア大統領府によると、1991年の旧ソ連解体で主導的役割を果たし、新生ロシアの改革路線を推進したポリス・エリツィン前ロシア大統領が23日午後3時45分(日本時間同8時45分)、モスクワの病院で死去した。
死因は心不全。
76歳だった。

エリツィン氏は、旧ソ連末期に共産党体制に抵抗し、改革派の旗手として頭角を現した。
91年、ロシア大統領に就任。
2期目の途中の99年12月に電撃辞任するまで、欧米との関係改善に努め、冷戦を最終的に終結させた。
ロシアの民主化を進める一方、急激な市場経済化に伴う混乱、貧富の格差の拡大、治安悪化などで支持を失った。