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備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

予告なしで訪問 宗派間和解促す イラクで米副大統領

2009-06-13 22:19:21 | イラク


'07/05/10の朝刊記事から

予告なしで訪問 宗派間和解促す
イラクで米副大統領


【カイロ9日共同】チェイニー米副大統領は9日、イラクの首都バグダッドを予告なしに訪問し、マリキ首相らと会談した。
ロイター通信によると副大統領は首相に対し、イスラム教スンニ派に権力を与える合意を結ぶよう要求。
シーア派とスンニ派による宗派間の和解実現を促した。

駐留米軍を増派して強化した首都などでの軍事作戦は効果をあげておらず、米政権は軍事作戦だけでは不十分との姿勢を強めている。


空自支援 「年内にも不要に」

2009-06-01 20:59:11 | イラク

Kodak DC4800

'07/05/06の朝刊記事から

空自支援 「年内にも不要に」
イラク首相 文民の後継望む


【シャルムエルシェイク(エジプト東部)5日共同】イラクのマリキ首相は4日、エジプト東部シャルムエルシェイクで共同通信と単独会見し、イラクでの航空自衛隊の輸送支援活動について、需要は長く続かないとした上で「今年中にも日本の部隊は必要なくなる」と言明、日本には経験と技術を生かした文民による復興支援を求める考えを表明した。

空自撤収が可能となる時期について、マリキ首相が具体的な見通しを示したのは初めて。
日本政府は、空自派遣を定めたイラク復興支援特別措置法が7月末に期限切れになるのを控え、同法を2年延長する改正案を国会に提出、成立を目指しているが、イラクが求める支援と認識にずれがあることが鮮明になった。

首相は、イラクに対する日本の経済支援や、陸上自衛隊による南部サマワでの復興支援活動に謝意を表明。
特措法改正案が可決されることを望むとしながらも「友人には傷ついてほしくない」と強調した。
また、年内か、国会が新たに定める期限で「日本部隊の駐留が終わるよう望む」と言明。
政府案の派遣延長期間が2年であることについては「すべてがうまくいけば治安は改善し(空自の)必要性はなくなる」とし、期限より早く撤収できるとの認識を示した。


イラクでは55人が死亡

2009-05-06 22:03:42 | イラク


'07/04/29の朝刊記事から

イラクでは55人が死亡

【カイロ28日共同】イラク中部カルバラで28日、イスラム教シーア派の重要な整地イマーム・フセイン廟近くの商店街を狙ったと見られる自動車爆弾テロがあり、AP通信によると、少なくとも55人が死亡、50人が負傷した。


イラク 相次ぐ大規模テロ

2009-04-09 21:24:49 | イラク

Kodak DC4800 ヴェトナム

'07/04/21の朝刊記事から

イラク 相次ぐ大規模テロ
掃討作戦 失敗もくろむ
アルカイダ系勢力 武器や要員支援か


【カイロ20日鄭真】イラクでは今年に入り、大量の爆薬を用いて100人以上の犠牲者を出す大規模な爆弾テロが相次いでいる。
2月に本格化した米・イラク軍の掃討作戦の失敗をもくろむ勢力が、国外から大量の爆薬・要員の流入を加速させテロをあおっているためとみられ、暴力の連鎖に歯止めがかからない。

ロイター通信の集計によると、イラクで今年2月以降、1カ所で100人以上が死亡した爆弾テロがすでに4件発生し、1件だった昨年を大きく上回った。
このうち、先月27日に発生した152人が死亡した北部タルアファルでのテロでは、約2トンの火薬が使われたと当局が分析。
140人が死亡した18日のバグダッド・サドリヤ地区のテロ現場でも、数十台に及ぶ黒焦げの車両や、地面の陥没、破壊された多くの建物が大量の爆発物の使用を物語っている。

これらの大規模テロは、駐留米軍とイラク治安部隊が2月に武装勢力の掃討作戦に着手したのに呼応するように続発している。

ゲーツ米国防長官は「イラク住民に、掃討作戦が失敗であることを印象付けたい勢力のしわざ」と指摘。
アルカイダ系などの武装勢力がこれまで以上に大量の爆薬やテロ要員を周辺国から流入させていることが、大規模テロ続発につながっているとみられる。

米国はこれまで、イスラム教スンニ派やアルカイダ系の過激派の流入を黙認しているとしてイラクの隣国シリアを批判。
イランに対してもイラクのシーア派民兵を支援していると主張してきた。
シリア、イラン両国は否定するが、周辺国からの武器やテロ要員の流入ルートが存在するのは疑いの余地がない。



バグダッド連続爆弾テロ

2009-04-06 19:35:55 | イラク


'07/04/20の朝刊記事から

バグダッド連続爆弾テロ
スンニ派 反撃本格化か


【カイロ19日共同】米軍とイラク軍が威信を掛けて開始した首都バグダッドでの大規模軍事作戦に挑戦するかのように18日発生した連続爆弾テロは、2003年のイラク戦争開戦以来、最悪の犠牲者を出した。
イスラム教スンニ派武装勢力が、米軍やシーア派主導の政府への本格的な反撃を開始した可能性もある。

バグダッドで18日に起きた4件の爆弾テロのうち、最も大きな被害をもたらした首都中心部のシーア派の商業地区サドリアでの爆発では、ロイター通信によると、140人が死亡。
このテロだけで、バクダッドのシーア派地区で135人が死亡した今年2月3日のテロを上回り、イラク戦争開戦後、単独の爆弾テロとして最悪の惨事に。