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 何年か前の新聞記事 070110 など

イラク 相次ぐ大規模テロ

2009-04-09 21:24:49 | イラク

Kodak DC4800 ヴェトナム

'07/04/21の朝刊記事から

イラク 相次ぐ大規模テロ
掃討作戦 失敗もくろむ
アルカイダ系勢力 武器や要員支援か


【カイロ20日鄭真】イラクでは今年に入り、大量の爆薬を用いて100人以上の犠牲者を出す大規模な爆弾テロが相次いでいる。
2月に本格化した米・イラク軍の掃討作戦の失敗をもくろむ勢力が、国外から大量の爆薬・要員の流入を加速させテロをあおっているためとみられ、暴力の連鎖に歯止めがかからない。

ロイター通信の集計によると、イラクで今年2月以降、1カ所で100人以上が死亡した爆弾テロがすでに4件発生し、1件だった昨年を大きく上回った。
このうち、先月27日に発生した152人が死亡した北部タルアファルでのテロでは、約2トンの火薬が使われたと当局が分析。
140人が死亡した18日のバグダッド・サドリヤ地区のテロ現場でも、数十台に及ぶ黒焦げの車両や、地面の陥没、破壊された多くの建物が大量の爆発物の使用を物語っている。

これらの大規模テロは、駐留米軍とイラク治安部隊が2月に武装勢力の掃討作戦に着手したのに呼応するように続発している。

ゲーツ米国防長官は「イラク住民に、掃討作戦が失敗であることを印象付けたい勢力のしわざ」と指摘。
アルカイダ系などの武装勢力がこれまで以上に大量の爆薬やテロ要員を周辺国から流入させていることが、大規模テロ続発につながっているとみられる。

米国はこれまで、イスラム教スンニ派やアルカイダ系の過激派の流入を黙認しているとしてイラクの隣国シリアを批判。
イランに対してもイラクのシーア派民兵を支援していると主張してきた。
シリア、イラン両国は否定するが、周辺国からの武器やテロ要員の流入ルートが存在するのは疑いの余地がない。



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