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備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

大阪・エキスポランド コースター脱線1人即死

2009-06-01 20:19:47 | 事故

Kodak DC4800

'07/05/06の朝刊記事から

大阪・エキスポランド コースター脱線1人即死
19人重軽傷 鉄柵に衝突 点検怠り?車軸折れる


5日午後零時50分ごろ、大阪府吹田市千里万博公園の遊園地「エキスポランド」で、ジェットコースター「風神雷神Ⅱ」の車両(6両編成)の2両目が脱線し、乗客の女性1人がコース脇の鉄柵に衝突、死亡した。
さらに重傷者1人を含む19人が負傷。
事故を目撃して気分が悪くなった15人が吹田市内の病院に搬送された。

エキスポランド
1970年の万国博覧会を記念し、大阪府吹田市の会場跡に造られた万博記念公園の一角で、72年に開業。
約20ヘクタールの敷地に大観覧車など約40のアトラクションがある。
ジェットコースター「風神雷神Ⅱ」は92年3月から営業開始。
乗客が立って乗る形式で、アップダウンのあるコースを急旋回する。
90年に大阪・鶴見緑地の花の万博会場で、乗客を乗せたまま地上約27メートルのコース上に停止した「風神雷神」の後継機種。



北アルプス 10人乗りヘリ墜落

2009-03-18 19:58:07 | 事故


'07/04/10の朝刊記事から

北アルプス 10人乗りヘリ墜落
1人重体4人負傷 厳寒、連絡取れず


9日午後4時20分ごろ、長野県境に近い富山市の北アルプス・水晶岳(標高2,986メートル)の山頂に近い水晶小屋付近で「アカギヘリコプター」(前橋市)所有のヘリコプター(乗客乗員10人)が墜落した。
富山県や同社によると、乗客1人が意識不明の重体のほか、藤田哲也機長(52)=奈良市=ら社員2人が骨折するなど乗客乗員4人が負傷した。

富山県警によると、ヘリは富士ベル式204B-2型。
長野県大町市の離着陸場に向かうため、小屋近くの離着陸場を離陸直後、小屋から約50メートルの場所で墜落したという。
小屋を管理する三俣山荘事務所(長野県安曇野市)によると、小屋の改築計画があり、管理人の伊藤圭さん(30)と妻敦子さんのほか、工事関係者らが日帰りの予定で大町市をヘリで出発。
現地を視察していた。
小屋は現在閉鎖中で、周囲には雪が残っている。

アカギヘリコプターによると、乗っていた社員が「ヘリコプターが墜落し、けが人が出ている。応援がほしい」と衛星携帯電話で同社に連絡した。





原発トラブル 北陸電、日立に口止め

2009-03-12 21:36:30 | 事故

Kodak DC4800 ヴェトナム

'07/04/07の朝刊記事から

原発トラブル 北陸電、日立に口止め
東電は偽装加担要求


電力不正総点検で、北陸電力と東京電力が原発メーカーの日立製作所の担当者らに対し、制御棒トラブルに絡む口止めや部品交換の偽装工作に加担するよう要求し、担当者らが従っていたことが6日、経済産業省原子力安全・保安院への三社の報告で分かった。
日立は「メーカーとしての立場があった」「良いこととは思わなかった」としている。

日立によると、北陸電の口止めは1999年6月18日の志賀原発1号機(石川県志賀町)の臨界事故当日の未明。
炉心を設計した日立の担当者宅に同原発の電気保修課から電話で「志賀1号機で制御棒3本が抜けたらどうなるか、評価して欲しい」などと、急ぎの解析の以来があった。
この担当者はもう1人の設計担当者と2人で解析し「炉内は臨界状態」との結論を伝えた。
北陸電側は上司に報告しないよう口止めをしたという。

北陸電力は「(北陸電職員と日立担当者の間の)個人的なやりとりまで把握していない。コメントを差し控えたい」としている。

一方、東電と日立によると、東電の不正は1988-90年。
定期検査中だった福島第二原発4号機(福島県)で、試験中に制御棒駆動装置一つを誤って損傷したが、工程遅れを避けるため国の使用前検査を受けていない予備品と交換して隠ぺい。
さらに、損傷したのと同じ製品番号の駆動装置を日立に作らせてつじつまを合わせ、その後の検査を擦り抜けていた。

東電は、新しい駆動装置が日立の工場での試験に合格、使用後検査でも問題なかったため「安全上の問題はない」としている。
不正に取り付けた駆動装置は、現在実施している定検の間に取り換えるという。

東電は「技術的に問題ないと判断し、一度の不正を隠すために不正を重ねていた。
法令を守る意識が薄く、技術者倫理に欠けていた」などと分析している。


原発側から未明の電話 「解析を」「他言無用」

日立が国に提出した報告書などによると、口止めがあったのは臨界事故直後の6月18日未明。
日立の原子炉設計部門に所属する技術者の自宅に、志賀原発の電気保修課から電話があった。
技術者は抜けた制御棒の配置や、燃料の状態などの詳しい情報を受け、出社して直属の上司1人と共に解析。
「臨界状態にはなく、「今回の件は、上司にも他言無用にして欲しい」と指示を受けたため、技術者は臨界状態が起きた可能性は把握しつつも、社内に情報は伝わらなかった。




徳之島ヘリ墜落 飛行記録装置を回収

2009-02-25 20:03:01 | 事故


'07/04/02の朝刊記事から

飛行記録装置を回収
徳之島ヘリ墜落


鹿児島県・徳之島で陸上自衛隊第101飛行隊(那覇)のヘリコプターCH47が墜落、乗員4人全員が死亡した事故で、陸自の事故調査委員会は1日、天城岳(533メートル)山頂付近の墜落現場で、事故機のフライトレコーダー(飛行記録装置)が入ったとみられる金属製の箱を発見、回収した。

箱は衝突と炎上で激しく損傷していた。
東京に運び、事故直前の高度や速度を詳しく解析する。



根室沖転覆 新生丸に主原因

2009-02-03 22:23:34 | 事故

Kodak DC4800 ヴェトナム

'07/03/24の朝刊記事から

根室沖転覆 新生丸に主原因
海難審裁決 回避義務果たさず


根室沖の公海で2005年9月、根室のサンマ漁船「第3新生丸」(19トン)とイスラエルの大型コンテナ船「ジム・アジア」(41,507トン)が衝突、新生丸の乗組員7人が死亡した事故で、横浜地方海難審判庁(米原健一審判長)は23日、裁決を言い渡した。
米原審判長は「新生丸がジム号の進路を避けなかったことで発生した」と新生丸が事故の主原因と認定する一方、「ジム号が衝突を避けるための協力動作を取らなかったことも一因」とジム号の責任にも言及した。