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備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

中華航空機 ボルト、燃料タンク破る

2010-10-05 21:34:03 | 事故


'07/08/24の朝刊記事から

中華航空機 ボルト、燃料タンク破る
事故調発表 主翼内で脱落寸前


那覇空港で中華航空のボーイング737-800型が炎上した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は23日、事故機の右主翼内の燃料タンクに直径2-3センチの穴が開いていたと発表した。
離着陸時に使う翼前面のスラット(揚力装置)のボルトが外れかけ、すぐそばのタンクの壁を突き破っていた。
穴から漏れ出た燃料がスラットの隙間を伝って大量に流れ落ち、右エンジンの熱で発火したとみられる。

同種トラブル 過去2件
事故調査委は、事故機が那覇空港に着陸後、誘導路を走行しながらスラットを格納した際、ボルトがタンクを突き破ったとみている。

航空関係者によると、海外のボーイング737で今回と同じ個所のナットが外れるトラブルが過去に2件あり、うち1件でタンクが破れ、燃料が漏れた。

ボーイング社は2005年12月、各国航空会社に点検を勧める技術情報(サービスレター)を送っていた。

事故調査委は、中華航空の点検整備状況や、ボルトがなぜタンクを突き破る位置にあったかを今後調べる。



中華航空機 燃料配管破断か

2010-09-24 22:02:32 | 事故

Kodak DC4800

'07/08/22の朝刊記事から

中華航空機 燃料配管破断か
つり下げ部 分解調査へ


那覇空港の中華航空機炎上事故は、右主翼にエンジンをつり下げる「パイロン」内部の燃料配管に破断などのトラブルが生じて燃料が大量に流出し、エンジンの熱で発火したとみられることが21日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会などの調べで分かった。

配管に何らかの外的な力が働いたり、エンジンの荷重がかかりやすい箇所のため金属疲労などで破断したりした可能性があり、米国の調査チームが到着する22日以降、パイロンを分解し内部の配管の状態を詳しく調べる。

21日、記者会見した事故調査委の台木一成首席調査官は「燃料がどの部分から漏れたのか、関心がある」と述べた。

運輸安全委員会(NTSB)や機体メーカーのボーイング社、エンジン製造にかかわったゼネラル・エレクトリック社などで構成される米調査チームと協力し、本格的な原因究明に着手する方針。


中華機炎上 配管壊れ燃料漏れ

2010-09-23 13:27:22 | 事故


'07/08/21の朝刊記事から

中華機炎上 配管壊れ燃料漏れ
事故調 実況見分で確認へ


那覇空港の中華航空機炎上事故で、機体はまず右翼の第二エンジンから炎が上がり、約3分後、胴体下の地上に漏れ落ちた燃料を伝って左翼側に引火、爆発していたことが20日、複数の目撃者の話で分かった。
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は事故機からフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収。
右翼の燃料タンクから第二エンジンに燃料を流し込む管が何らかの原因で壊れ、漏れた燃料がエンジンの熱で発火したとみて、21日に沖縄県警と合同で機体を実況見分し、配管部分を中心に詳しく調べる。

国交省によると、台北から中華航空120便ボーイング737-800型(乗客乗員165人)は20日午前10時27分、那覇空港に着陸。
誘導路を通り同32分、国際線用41番スポットに停止した。

地上の整備士2人が右翼の燃料漏れと、第二エンジンからの発火に気付き、猷建国機長(47)に連絡。
猷機長は操縦席で同エンジンを止め、エンジン内に消化剤を噴射するレバーを引いた。
整備士も地上から消火器で消そうとした。

しかし燃料漏れはとまらず、炎と黒煙は次第に激しくなった。
前方と後方左右計4つのドアを開き、脱出用シューターを下ろして乗客と客室乗務員全員が緊急脱出。
最後の乗客の一段が後部ドアから出て、機体を背に数十メートル走って逃げた10時35分ごろ、胴体直下の地面に落ちて広がっていた燃料に燃え広がり、左翼の第一エンジン側へ大音響とともに引火、爆発。

ボーイング737-800
米ボーイング社が開発した短中距離用双発ジェット旅客機737のうち、-600、-700、-800、-900は「ネクストジェネレーション(次世代型)」と呼ばれる最新型。
計器が透明な板に浮かび上がり、パイロットが前方を見ながら計器も同時に確認できる「ヘッドアップディスプレー」などのハイテク機器も搭載可能。
エンジンの燃費向上や燃料の積載能力向上で航続距離も延び、近距離国際線での利用も可能になった。
-800は全席エコノミーの場合、標準座席数は189。



ブラジル機着陸失敗 雨でスリップか

2010-03-13 22:01:19 | 事故

Kodak DC4800

'07/07/19の朝刊記事から

ブラジル機着陸失敗 雨でスリップか

【サンパウロ18日共同】ブラジル・サンパウロのコンゴニャス国際空港で17日、TAM航空の国内線旅客機が着陸に失敗し炎上した事故で、警察当局などは18日、同機のブラックボックスを回収し本格的な原因究明を開始した。
着陸時の激しい降雨でスリップ、機長がオーバーランを避けるため再離陸を試み失敗したとみられている。
地元メディアによると、同日朝までに現場から93人の遺体が収容された。


114人乗りケニア機が墜落

2009-06-01 20:35:40 | 事故

Kodak DC4800

'07/05/06の朝刊記事から

114人乗りケニア機が墜落

【ナイロビ5日共同】ケニア航空(ナイロビ)のボーイング737-800型旅客機(乗客105人乗員9人)が5日未明、カメルーン西部のドゥアラ空港を離陸後、墜落した。
乗客乗員の安否は不明。

墜落したのはカメルーンの首都ヤウンデから南西約100キロの熱帯雨林地帯と見られている。
墜落原因は不明で、同機の残骸は発見されていない。

ケニア航空は全搭乗者のうち2人を除き国籍を発表したが、日本人は含まれていない。
残り2人の国籍については調査中で、在ケニア日本大使館も日本人が搭乗していたかどうか調べている。