シリア、クルド人武装勢力との協議でAfrinに軍隊を展開

シリア、クルド人武装勢力との協議でAfrinに軍隊を展開

• 2018年1月27日、シリア北部アフロ地区のラーゴの町で、クルド人の武装勢力が歩いている。（写真提供：AFP）

シリア政府は、そこで活動するクルド人武装勢力との合意の一環として、1カ月間のトルコ攻撃の標的となったAfrinの北部地区に軍隊を配備するとされている。

レバノンのアル・マヤディーン報道官は、ダマスカスは、人民保護部隊（YPG）の過激派と協議し、トルコの軍事攻撃に対抗する目的でAfrinに駐留させると発表した。

ロシアのスプートニク通信によると、シリア軍は「数日以内に」引火点の地域に入るだろうとしている状況を知っている筋によると、

「今後数日間、アレッポの北にあるアフリンのシリアとトルコの国境にシリア武装勢力を配備することで合意に至った。シリア政府とクルド人の間で合意に至った」と述べた。

スプートニクによると、反ダマスカスのクルド人武装勢力の長年の支持者である米国は、この取引について知らない。

アンカラは、過去数十年にわたりトルコの土地で自治のために戦ってきたクルド人労働者党（PKK）の内陸部過激派にリンクされたテロ組織として、YPGを見ている。

ワシントンで3万人強のクルド人の勢力を設立しようとする怒りを表明したトルコは、1月19日にシリア北部のいわゆる「オペレーションオリーブ支部」を立ち上げ、YPGの地域を清掃した。いわゆるシリア民主共和国（SDF）と呼ばれる。

トルコは、近くのクルド人が管理しているシリアのマンビエ市とイラク国境まで、軍事作戦を拡大すると脅している。また、NATO同盟国である米国が、クルド人の支持を断つこと、またはシリアのトルコ軍と対峙する危険性を警告している。

ロイター通信は、2月11日の独占的報道で、Afrinを支配するクルド人武装勢力が、トルコの襲撃事件でシリア政府軍から間接的援助を受けていると述べた。

 

 
 
 
 
 
 
 

2018年2月16日07:26 UTC

 
 
 
 

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