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「メーガン妃は女王を嘲笑している」 王室作家が誕生日動画に指摘し論争へ発展

「メーガン妃は女王を嘲笑している」 王室作家が誕生日動画に指摘し論争へ発展

著者:森 昌利

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メーガン妃とエリザベス女王【写真:Getty Images】

 4日にめでたく40歳の誕生日を迎えたメーガン妃。王子と設立した財団「アーチウェル」の公式ウェブサイトではリリベットちゃん出産後初となる出演動画が公開され、自宅の豪華さも大きな話題になった。しかし、米国人俳優でコメディアンのメリッサ・マッカーシーと共演したこの動画について、王室作家が「エリザベス女王をバカにしている」と指摘。ちょっとした論争を呼んだようだ。

 ◇ ◇ ◇

 

「この動画はロイヤルファミリーについてどう考えているかを表している」

 現地時間4日に公開されたメーガン妃の動画は、コロナ禍で失職した女性の再就職を支援するプロジェクト「40×40」を告知するもの。米国人俳優でコメディアンのメリッサ・マッカーシーとビデオ通話をする設定で、明るいコメディタッチでまとめられている。

 だが、2017年にヘンリー王子の公式伝記本「Harry:Conversations with the Prince(ハリー:王子との会話)」を出版した王室作家アンジェラ・レヴィン氏は、これに異議を唱えたようだ。「メーガン(妃)と彼女の友人メリッサ・マッカーシーのビデオが、エリザベス女王を嘲笑っていると思う人は私以外にもいるでしょうか?」とツイッターで一般に問いかけたことに、英大衆紙「デイリー・メール」が注目している。

 同氏は「2人とも伝統的なカップとソーサーと持っていますが、これはメーガンが女王と初めて対面した後に自分のブログで使ったティーセットにそっくりです。メリッサは派手な帽子と手袋を着てからお茶をすするのですか?」と続けて、メーガン妃がこの動画でロイヤルファミリーを風刺したと主張した。

 ビデオでは、メリッサ・マッカーシーが優雅な帽子にドレスという“英国の貴族階級的な服装”で現れると、妃は少々困惑の表情を浮かべながら“まあいいでしょう”といった感じで「OK」と返している。マッカーシーの行動に困惑していることは分かるが、英王室をネタにしていることは間違いない。

 レヴィン氏はメーガン妃がこのビデオで王室を軽んじていると断じたようだ。さらに「この動画はメーガンがロイヤルファミリーについてどう考えているかを表しています。自分は欲しいものをすべて手にして、今では自分の方が上位に立ったという自信が見えます」と続けてツイートした。

 この主張に一部乗ったのは、同じく著名な王室作家で4月にフィリップ殿下の伝記「Prince Philip’s Century 1921-2021: The Extraordinary Life of the Duke of Edinburgh」を出版して話題を呼んだロバート・ジョブソン氏。「もしかしたらそうかもしれません。古めかしいイメージを使って、確かに英国をからかっています。予想通りです」と、レヴィン氏のツイートにリプライ(返信)した。

 他にも「ただ面白がっているだけではないか」などとそれ以上の意図はないとする意見や、他国の文化をジョークにして嘲笑うのは「愚かな行為」とする意見、はたまた窓の外でジャグリングをしていたヘンリー王子は「彼(のあまりうまくいっていない人生)をいい感じで要約している」とする鋭い感想などもあった。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】メーガン妃の最新動画 手にしたカップはエリザベス女王と初対面後に自分のブログで使ったものと酷似? 窓の外でジャグリングするヘンリー王子の姿も

 

 

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ヘンリー王子とメーガン妃なぜ沈黙 家族風刺の“残酷なアニメ”に抗議しない理由とは

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 制作費500万ポンド(約7億8500万円)といわれる、英王室をモデルにした風刺アニメ「The Prince」。ロイヤルファミリーの面々を模したキャラクターが辛辣な表現で描かれているこのアニメについて、米国在住のヘンリー王子夫妻が抗議する気配はない。それに対し、著名な王室専門家が疑問の声を投げかけている。

 ◇ ◇ ◇

 

幼いジョージ王子の描き方が物議を醸しているが…

「もしもハリー(ヘンリー王子の愛称)とメーガン(妃)が本当にメンタルヘルスを心配するなら、なぜ(甥の)ジョージ王子に一生の傷を負わせる可能性のある残酷な米国のアニメに対して沈黙を守るのか」

 そんな衝撃的なタイトルが英大衆紙「デイリー・メール」の電子版に踊った。書き手は英大衆紙「ザ・サン」の元エグゼクティブ・エディターで、英王室記者として高い知名度を誇るダン・ウートン氏だ。

 この「残酷な米国のアニメ」とは、米HBO Maxが制作した新作アニメ「The Prince」のこと。英王室を風刺した作品はこれまでも存在するが、本作は主人公を「ジョージ王子」とした上にかなり特徴的なキャラクターとして描かれているため、まだ子どもである王子を標的にしたなどと物議を醸している。

 そこでウートン氏は、メディアの横暴や過剰な批判に猛反対し、メンタルヘルス問題に取り組んでいるはずのヘンリー王子夫妻が、配信開始から数日経っても沈黙を守っていることを疑問視した。

 王子夫妻の真意として挙げた第一の理由は、ヘンリー王子の“ご近所さん”で親交があるという英俳優オーランド・ブルームが「ハリー王子」の声を担当していること。友人が参加する作品には文句は言えないということだ。

 そして第二の理由は、この作品がジョージ王子をはじめ、ヘンリー王子夫妻がライバル視するウイリアム王子一家を標的にしていることだという。

 ウイリアム王子夫妻の子どもたちは3人とも登場しており、ジョージ王子以外にシャーロット王女とルイ王子も茶化されている。しかし、ヘンリー王子夫妻の子どもたち、アーチーくんとリリベットちゃんは一切登場しない。

 また、風刺アニメであることを考えれば、王室を“引退”したヘンリー王子とメーガン妃の方が絶好のネタになりそうではあるが、その登場シーンはごく一部。しかも、王子は少しばかり鈍感、メーガン妃は穏やかな野心家として描かれているのが印象的だ。

 同氏は、何よりも大切な子どもたちを標的にされたウイリアム王子夫妻が、怒りの矛先をヘンリー王子夫妻に向けるだろうと懸念している。そして「もし、ハリーとメーガンがこのような卑劣なシリーズに反対の声を上げないのであれば、二度とメディアを批判することはできないでしょう」と締めくくった。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【動画】英王室風刺アニメ「The Prince」予告編 幼いジョージ王子がかなり特徴的なキャラクターとして描かれている

 

 

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ヘンリー王子とメーガン妃が”ハリウッドデビュー”? 授賞式出演に関係者躍起「需要ある」

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:Getty Images】

 ヘンリー王子とメーガン妃のハリウッドデビューがついに実現するのだろうか。有力視されている舞台は9月19日に米ロサンゼルスで行われる予定のエミー賞授賞式。米テレビ界の最高峰を決める晴れの舞台に、ヘンリー王子夫妻が揃って出席するよう関係者が躍起になっていると情報筋が明かしている。

 ◇ ◇ ◇

 

プレゼンターとしての登場を画策する動きも 関係者が証言

 ヘンリー王子とメーガン妃が今年3月に出演し、王室批判と暴露で世界中に衝撃を与えた米民放CBS制作のインタビュー特番「Oprah with Meghan & Harry:A CBS Primetime Special」。同番組がエミー賞の「司会者によるノンフィクションのシリーズまたは特別番組部門」にノミネートされたことは先日報じられたが、来月行われる授賞式に2人が登場するかという部分に大きな注目が集まっている。

 英大衆紙「ザ・サン」が報じたところによると、エミー賞の幹部がヘンリー王子夫妻を授賞式に出席させようと熱望し、実現のため躍起になっているという。同紙はロサンゼルスのテレビ関係者によるコメントとして次のように伝えた。

「サセックス(ヘンリー王子夫妻)は、メグジット(王室引退)とカリフォルニアへの移住以来、初めてのレッドカーペット出演です。そのため、非常に需要があります。(インタビューの司会を務めた)オプラ(・ウィンフリー)はその夜に出席する予定なので、夫妻の登場に一役買うでしょう」

 つまりエミー賞の制作サイドは、プレゼンターとしてヘンリー王子とメーガン妃を登場させようと画策しているようだ。

 実現すれば話題沸騰。当初、エミー賞側はヘンリー王子夫妻の“授賞式司会”も考えたというが、世界を騒がせた当人である2人がオプラに賞を授与するだけでも大きな注目を集めることは必至だ。

 ちなみに、2人と巨額契約を結んでいるネットフリックスも、王子夫妻が米ショービズ界のビッグネームと並ぶことが大きなPRになると期待しているという。とはいえ、妃は6月に第2子リリベットちゃんを出産したばかりで育休中。公の場に姿を現すかどうかは不明だとも同紙は伝えている。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

 

 

 

 

 

 

メーガン妃の40歳誕生日 ロイヤルファミリーの対応は? “大人な対応”が話題に

著者:森 昌利

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エリザベス女王とメーガン妃【写真:AP】

 8月4日に満40歳の誕生日を迎えたメーガン妃。財団「アーチウェル」の公式ウェブサイトでは、コロナ禍で失職した女性たちの再就職支援プロジェクトを発表する「スペシャルメッセージ」動画が公開された。一方、王室メンバーの誕生日にはSNSのお祝い投稿が恒例になっている英王室の対応にも注目が集まり、エリザベス女王をはじめ、王室メンバーの“大人な対応”が話題になっている。

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祝福メッセージには2年近く前までに撮影された写真が並んだ

 エリザベス女王とチャールズ皇太子夫妻、ウイリアム王子夫妻は現地時間4日、それぞれの公式SNSでメーガン妃40歳の誕生日を祝福した。

 英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、ロイヤルファミリー公式ツイッター(@RoyalFamily)は妃とのツーショットを投稿。結婚式直後の2018年6月、最初で最後となった2人きりでの公務時に撮影された一枚だ。添えられたメッセージは「サセックス公爵夫人(メーガン妃)が本日幸せな誕生日を迎えられるよう祈っています」だった。

 また皇太子とカミラ夫人の公式ツイッター(@ClarenceHouse)は2019年10月に撮影された妃の写真を。満面の笑みを浮かべるメーガン妃の写真には「サセックス公爵夫人が素敵な40歳の誕生日を迎えることを祈っています」とのメッセージが添えられていた。

 そしてウイリアム王子とキャサリン妃の公式ツイッター(@KensingtonRoyal)が選んだ一枚は、2018年10月のオーストラリア訪問時に花輪を首からかけてリラックスした微笑みを浮かべる妃の姿。「サセックス公爵夫人が素敵な40歳の誕生日を迎えることを祈っています!」とのメッセージを添えて祝意を示した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】メーガン妃40歳の誕生日を祝福 エリザベス女王とチャールズ皇太子夫妻、ウイリアム王子夫妻の公式SNS 実際の投稿

 

 

 

 

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メーガン妃は政治家になるべきではない アンケートで英米両国の大多数が「NO」の結果に

著者:森 昌利

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メーガン妃【写真:Getty Images】

 8月4日に記念すべき40回目の誕生日を迎えたメーガン妃。40歳を迎え、今後はかねてから噂されていた政界進出を急速に進めるともみられている。ところが、そんな妃の野望の前には高い壁が立ちはだかっているようだ。何とアンケート調査の結果、回答した米国人の80%が妃の政治家転身に「NO」を突き付けた。

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民意は反対も風向きが変わる可能性が

 オンラインの投票プラットフォーム「OnePulse」は7月29日、英米両国の1000人を対象に「サセックス公爵夫人(メーガン妃)は米政界に進出すべきか?」との設問でアンケートを実施。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、このアンケートに対する両国の反応を紹介している。

 同紙によると、米国では回答者の80%が「NO」を選択。妃の政治家転身に異を唱えた。対する英国では、75%がメーガン妃の米政界進出に反対。ヘンリー王子夫妻それぞれの母国で、妃の政治家転身に対する拒絶反応の大きさが浮き彫りとなった。

 しかしながら、王室作家のリチャード・フィッツウィリアムズ氏は、こうしたアンケート結果が出ても「バラク・オバマ元大統領をはじめとする民主党の重鎮が支持を表明すれば、状況が変わる可能性があります」と話し、ヘンリー王子夫妻と親交があるとされるオバマ氏の力で“風向きを変えることができる”とみている。

 また同氏は「メーガン(妃)は英国での人気凋落を気にしていないでしょう。彼女が焦点を絞っているのは米国とそこからの国際的な土壌です」と付け加え、“メグジット”で離脱した英国はすでに妃の眼中にないとの見解を示した。

 一方、元英政治家で「エクスプレス」紙のコラムニストとして活躍するアン・ウィッデコム氏は、米国の回答者8割が否定的な意見という結果に「少々驚いた」と発言。「英国では“愚痴ばかり”とうんざりされてしまったメーガンですが、米国では多少の同情を集めていたと思っていました」と語り、妃が希望しているとされる政界進出への反対票が多いことを“意外”とした。

 しかし「メーガンは自己中心すぎます。政治家になるべきではないと思います」とも述べ、元政治家の立場から妃の政治家としての資質にはダメ出しをした。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【動画】メーガン妃とヘンリー王子 米大統領選への投票を呼びかけ波紋を呼んだビデオメッセージ 妃の政界進出にネガティブな印象を与えたか

 

 

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キャサリン妃は「神からの贈り物」 驚くべき経済効果に評価もそれを凌ぐ米国人セレブとは

著者:Hint-Pot編集部

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キャサリン妃【写真:AP】

 英国では、キャサリン妃やメーガン妃が身に着けたファッションアイテムは即完売してしまうことで有名。その現象は“ケイト(キャサリン妃)効果”、“メーガン効果”と呼ばれ、絶大な影響力を誇っている。そんな2人の影響力は世界的セレブたちと比較するといかほどなのだろうか。英大衆紙が2人の妃を含む10人のセレブリティたちが着用した“即完アイテム”と、完売までにかかった時間を分析し注目を集めている。

 ◇ ◇ ◇

 

2人の妃と8人のセレブを比較 “メーガン効果”ももちろん絶大

 公務やメディアへの露出が報じられる度に話題になる、キャサリン妃とメーガン妃のファッションアイテム。2人の影響力は絶大で、着用アイテムが飛ぶように売れることでおなじみだ。英大衆紙「ザ・サン」はこのほど、世界的セレブ8人とともにキャサリン妃とメーガン妃の“即完アイテム”を紹介。その経済効果を比較している。

 同紙によると、キャサリン妃がもたらした“ケイト効果”の中で特筆すべきアイテムは、結婚前に着用していたものだという。それは2010年にウイリアム王子との婚約発表で披露した、英ブランド「イッサ ロンドン」のラップドレスだ。このドレスは、何と5分で完売したと伝えている。

「サン」紙でファッションエディターを務めるクレミー・フィールドセンド氏は、キャサリン妃について「優しく思いやりがあると評判で、ロイヤルとしての地位もある」とブランドに与える影響力を評価。そして、そんな妃はブランドにとって「神からの贈り物」であると表現した。

 一方で、メーガン妃の“即完アイテム”となったのは、スコットランドの高級ブランド「ストラスベリー」のバッグだった。妃は2017年、ヘンリー王子とともに英ノッティンガムを訪問した際、ダークブラウンのミディトートバッグを披露。このバッグが完売までにかかった時間は、11分だったそうだ。

 フィールドセンド氏は同ブランドのバッグが好調な売れ行きを見せた理由を、メーガン妃の境遇にあると分析。「メーガン(妃)は人生を好転させた普通の女性です。彼女は、誰もが自分のやりたいことを達成できると証明しました」と述べ、王族でありながらも一般消費者との親和性が高いと評した。

 今回紹介された8人のセレブの中には唯一、キャサリン妃の驚くべき記録を抑えた者がいる。それは米タレントで実業家のキム・カーダシアンだ。発売前から大きな注目を集めていた、キムがプロデュースする補正下着ブランド「SKIMS(スキムス)」が販売した2020コレクションのシェイプウェアは、驚異の1分未満で完売したという。

 ちなみに同紙は、ボリス・ジョンソン英首相の妻キャリー夫人が結婚式で披露したウェディングドレスも紹介。ギリシャ人デザイナーのクリストス・コスタレロス氏によってデザインされたこのドレスは、24時間で完売となった。

(Hint-Pot編集部)

 

 

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