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ロシア 非労働期間を5月11日まで延長 自主隔離の段階的解除計画の策定を指示

新型コロナウイルス
<time class="b-article__refs-date" datetime="2020-04-29T01:18">2020年04月29日 01:18</time>短縮 URL
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28日、プーチン大統領は国民への演説を行い、現在、実施されている非労働期間をさらに5月11日まで延長すると発表するとともに、自主隔離体制の段階的解除および経済復興計画を策定するよう指示した。

プーチン大統領の指示を受けて、ロシア政府は5月5日までに全国で実施されている自主隔離体制の段階的解除計画をまとめる。解除計画の策定後、連邦構成体の首長らは自主隔離体制の緩和時期について、5月11日から独自の判断で決定を取らねばならない。

 

さらにロシア政府は全国規模の経済復興計画をまとめる。

 

プーチン大統領は、ロシアは感染拡大にブレーキをかけることに成功し、拡大スピードをおよそ3分の1に抑えたと指摘する一方で、この先の決定については慎重な姿勢を崩さず行う必要性を強調している。

ロシアで新型コロナウイルス感染者が初めて確認されたのは1月31日。中国籍の市民2人だった。その後初期のコロナウイルス対策がとられた。湖北省とその中心地である武漢市からロシア国民を避難させ、ロシア到着後は14日間の隔離状態に置いた。その後、ロシア・中国間のビザなし渡航は停止となり、中国との航空・鉄道輸送も制限された。集団行事は中止され、文化・スポーツ施設は閉鎖、学校や大学では長期休暇が延長され、その後オンライン授業へと移行した。3月30日にはロシア全国で自主隔離体制となった。特別な用事がなければ自宅を出ることが禁止されている。例外は治安機関、医療、食品・医薬品供給、社会インフラの関係者。自主隔離の違反者は処罰の対象になる非常事態宣言はまだ発令されていない。

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© SPUTNIK / SAVITSKAYA KRISTINA
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか

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新型コロナウイルス
<time class="b-article__refs-date" datetime="2020-04-29T00:27">2020年04月29日 00:27</time>短縮 URL
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ロシア保健省は新型コロナウイルスCOVID-19が脳を損傷する恐れがあることを明らかにした。ロシア保健省の発表したコロナウイルスの生理学的損傷プロセスの描写には、感染の初期段階で患者の嗅覚に変化が生じるのは中枢神経系がダメージを受けている可能性があると指摘されている。

ロシア保健省が新たに発表したCOVID-19の予防、診断、治療に関するお知らせには生理学的見地からコロナウイルスがどのように人体組織に入り、脳と中枢神経系に影響を与えるかが書かれている。

 

それによれば、COVID-19ウイルスは血流ないしは頭蓋内部にある篩骨(しこつ)を通して体内に入り、脳に損傷を起こす恐れがある。コロナ感染患者が時に訴える嗅覚の変化や匂いを感じなくなる嗅覚減退は、中枢神経系がやられ、鼻咽頭の粘膜が腫れていることを物語っている。

 

こう発表しながらもロシア保健省は病因の多くの側面に関してはさらに研究が必要と強調している。

これまで米国のコロナウイルス感染患者の中には「珍しい症例」として脳の損傷が顕著に表れたケースが報告されている。これらの精神学的症状について多くの医師らの間では、気道の損傷による酸欠で引き起こされたという説が唱えられていたものの、中には、こうした脳機能の損傷の兆候を新型コロナウイルスの感染による症状の1つと疑う見解も堅持されていた。

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医療用マスク:使用説明書

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