第三次世界大戦を阻止するブログです。
シリア騒乱と修羅の世界情勢
イランとロシアの大統領が会談
- ローハーニー大統領とプーチン大統領
イランのローハーニー大統領が、アルメニア・エレバンにて開催中のEEUユーラシア経済連合首脳会議の傍ら、ロシアのプーチン大統領と会談し、最も重要となる二国間や地域・国際問題に関して意見交換を行いました。
両者は1日火曜、この会談で共通の全関心分野でのイランとロシアの更なる関係強化を強調するとともに、最近の国連総会でローハーニー大統領が提起した平和構想「ホルモズ平和イニシアチブ」に関して協議しています。
ローハーニー大統領は核合意を、国際問題の解決に向けた多国間外交の成功の模範だとし、「この合意の成功には、その全ての署名国による相互間の責務の完全な実施が必要だ」と語りました。
また、イランの決定的な外交政策として西アジア地域の平和と安定の維持を挙げ、「ペルシャ湾やオマーン海、ホルモズ海峡における恒常的な平和と安全は、この地域の諸国の参画によってのみ確保されうる」と述べています。
さらに、「ホルモズ平和イニシアチブ」の目的として、ホルモズ海峡地域の全住民の幸福と発展、安定、平和の向上を挙げ、「このイニシアチブは、ホルモズ海峡及びそれを越えた地域の国々の石油や、そのほかの支援の自由な輸送、航行の自由やエネルギー分野の安全の全体的な確保といった、様々な分野を網羅している」としました。
プーチン大統領一方、プーチン大統領も、核合意を支持するとともに、「ロシアは、核合意の全ての署名国による責務の完全実施に向けて全力を尽くす所存である」と語っています。
また、EEUとイランの正式な経済協力の開始を関税するとともに、これをさらなる地域的な発展と全体的な同調の下地作りとなる、としました。
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- ハータミー大臣と河野防衛大臣
イランのハータミー国防軍需大臣が、日本の河野防衛大臣と電話会談し、「過激派やテロへの対策には、特に東西アジアの2つの地域の間の安全保障面での結びつきを含み、世界規模での決意が必要だ」と語りました。
イルナー通信が1日火曜、報じたところによりますと、ハータミー大臣はこの電話会談で、河野防衛相着任を祝うとともに、「イランと日本は常に、すべての分野において良好な関係を維持してきた」とし、「イランは、日本との防衛関係を拡大したいと考えている」と述べています。
また、地域情勢について説明し、「いずれの国も、他国の情勢不安を横目に地域での自らの安全を得ることはできず、ペルシャ湾地域を含む世界での安全は、島単位では確立し得ない」としました。
さらに、サウジアラビア石油施設への攻撃にイランが関与していたとする、一部の国の事実無根の疑惑提示に言及し、「この問題にイランが関与していたことを裏付ける証拠は一切存在しておらず、イランに疑いをかける輩は、イエメン国民の軍事力が信じられない、あるいは信じたくないかのいずれかだ」と語っています。
そして、「イランは、他国の支援により地域での安定と安全確立を求めており、世界の安全と平和を支持する」と述べました。
一方の河野防衛相も、地域情勢に関する自らの見解を述べるとともに、地域の安全にイランが積極的な役割を果たすことを歓迎し、また、ハータミー大臣を日本訪問に招待しています。
両者は、この会談で協議の更なる継続をめぐり合意しました。
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