2023/07/08 09:00堀川樹里(ライター)
- 海外

パレード見物で、家族仲が良いことをアピール?(Getty Imagesより)
ヘンリー王子とメーガン夫人が7月4日、子どもを連れて自宅の近所で行われた米独立記念日パレードを見物し、一家4人で外出する姿が初めてパパラッチされた。
ヘンリー王子に抱っこされたリリベット王女は、花柄ワンピースにニーハイソックス、赤い靴というファッションで、ネット上では「シャーロット王女のファッションをまねた」という意地悪い声が続出。
1日に執り行われた親友の結婚式を夫妻が欠席したことについて、「不義理もいいところだ」とバッシングする声も上がっている。
Spotifyから契約打ち切られ、頼みの綱のNetflixの契約更新も厳しそうだと噂されているヘンリー王子夫妻。夫婦仲悪化も報道されているが、子ども抜きで外出し楽しそうにしている姿がたびたびパパラッチされてきた。
そんな王子夫妻は、今月4日、一家そろってカリフォルニア州モンテシートで開催されたアメリカ独立記念日のパレードを見物。リリベット王女を抱っこする王子の姿や、家族4人で楽しんでいる姿をパパラッチされ、大きな話題になっている。
ネット上は特に、リリベット王女のファッションの話で大盛り上がり。
ヘンリー王子やアーチー王子はジーンズにシャツというカジュアルな服装だったのに対して、リリベット王女は淡いブルーの花柄ワンピースに、ニーハイソックス、赤い靴という正統派ロイヤルキッズファッションだったからだ。
ウィリアム皇太子の長女シャーロット王女が幼少期に着ていた花柄ワンピースにそっくりなこと、そのシャーロット王女が2歳の時、ヘンリー王子が30年以上前に履いていた“おさがり”の赤い靴を履いて話題を呼んだため、「サセックス公爵夫人を名乗り続けているロイヤルブランド大好きなメーガン夫人がチョイスしたファッションに違いない」「明らかに王室を意識している」といった指摘が続出。
自身のロイヤルウェディングで、シャーロット王女たちフラワーガールが白のタイツを履くことが伝統だと主張したキャサリン皇太子妃の意見をはねのけ泣かせたともうわさされているメーガン夫人だけに、リリベット王女がニーハイソックスをはいていることも大きな話題に。
「アメリカでニーハイソックスをはく幼女なんていない」「イギリス王室の王女だとアピールしたいからはかせたんだ!」「シャーロット王女の幼少時代のファッションをそのまんまコピーしていて、見てて不愉快」「王室の面倒な公務はしたくないけど特権は欲しいという、夫人の傲慢な性格がよくわかる」などとお祭り騒ぎになっている。
さらに、Twitter上では、今回パパラッチされたリリベット王女の横顔が、メーガン夫人の実父トーマス・マークルそっくりとの声も。
王女はヘンリー王子譲りの赤毛をツインテールにしていたが、「さらさらのストレートで、黒人の血は感じられない」「アーチー王子もぼんやりとしか見えないけど、白人そのものだね。
王室内で肌の色を懸念されたとか、あんなに大騒ぎしていたのに」といった意地悪い声も多く上がっている。
ヘンリー王子夫妻、親友の結婚式を欠席し非難の声続出
リリベット王女の服装でメーガン夫人がここまでバッシングを受けている背景には、1日にロンドンのサットン地区にある聖ペテロ教会で執り行われたジャック・マンとイザベラ・クラークの結婚式に、ヘンリー王子夫婦が出席しなかったことも関係しているようだ。
王子とジャックはサンドハースト王立陸軍士官学校時代からの“バンド・オブ・ブラザーズ”と呼ばれる兄弟のような大親友であり、王子とメーガン夫人のロイヤルウェディングのベストマン(新郎の付き添い人)は、ウィリアム皇太子ではなく本当はジャックだったと言われているほど関係が近い。
そのジャックの晴れの舞台とあり、メーガン夫人は子どもたちを理由に欠席しても、ヘンリー王子は出席するだろうとみられていた。
また、王子はイギリスのメディアを相手に複数の訴訟を起こし、その裁判のために何度か一時帰国していることから、ジャックの結婚式にもサクッと出るだろうと期待されていたものの、実際は欠席。
「裁判には出るのに、親友の結婚式には出ないのか」「メーガン夫人が行かせなかったのだろう」「不義理もいいところだ」などと非難する声がネット上で続出した。
なお、ジャックの結婚式には、シャーロット王女のゴッドファーザーや、王女やジョージ王子の学校の先生をしていた人物など、ウィリアム皇太子夫妻の親しい友人たちが出席したことから、ヘンリー王子は顔を出しにくかったのではないかという臆測も流れている。
ネット上は、王子夫妻のアンチであふれ返っている一方、夫妻を応援するファンもおり、「リリベット王女にはなんの罪もない」と反論。
「ロイヤルキッズファッションがよく似合っており、かわいい」「王室の血を感じる」「チャールズ国王が幼いヘンリー王子を抱っこしていた姿と重なって、ほほえましい」などと喜ぶ声も書き込まれていた。
バッシング報道ばかりの王子夫妻が、子どもたちを使いイメージアップを狙ったのではないかという意見もあるが、今回のパパラッチ写真は家族愛が感じられるものだった。
愛らしいアーチー王子とリリベット王女が、心身共に健やかに育つことを願うのみである。
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サイゾーウーマン2023.06.27
6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。
ほりかわじゅり
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毎年6月の第3週目に英アスコット競馬場で行われる、英王室主催の恒例行事、ロイヤル・アスコットが今年も開幕。
チャールズ国王(74)・カミラ王妃(75)をはじめ、王室メンバーやセレブリティが華やかなハットを被ったエレガントなファッションで姿を見せ、競馬を楽しむ様子が注目を集めている。
エリザベス女王(享年96)の逝去後初となるロイヤル・アスコットが2023年6月20日に開幕し、チャールズ国王(74)が君主として初めて、カミラ王妃(75)とともに初日から出席。
英BBCは、国王夫妻が女王のロイヤル・アスコットへの支援の伝統を受け継いだと報じた。

ロイヤル・アスコット3日目、馬車で到着した国王夫妻。 Photo:Getty Images
ロイヤル・アスコットの時期は、エリザベス女王のお気に入りの季節として有名で、5日間にわたって開催される期間中、毎日出席していたほど。そんな女王の献身を偲んで、「プラチナジュビリー・ステークス」というレースの名称が、今回から「エリザベス2世ジュビリーステークス」と改名された。

2021年のロイヤル・アスコットで楽しそうなエリザベス女王。Photo:Getty Images
また、女王に敬意を表した写真展が行われ、一家の写真やロイヤル・アスコットで勝利した女王の所有馬24頭の写真も展示されているという。
国王夫妻の頭文字「C」が2つとラテン語で「国王」を意味する「R」を合わせたロイヤルサイファが初めて使用されている公式プログラムの共同序文には、今回の写真展が「多くの楽しい思い出を呼び起こすことでしょう」と綴られているそう。

ロイヤル・アスコット2023、初日のザラ&マイク・ティンダル夫妻。 Photo:Getty Images
英上流階級の間では、ベストドレッサーを競う場としても知られるロイヤル・アスコット。4つのクラスごとに異なるドレスコードがあり、王室メンバーはじめ招待客のみが参加できるロイヤル・エンクロージャーでは、ハットが必須。
女性は「膝上、またはそれ以上で膝が隠れる丈」のドレスを着用するように求められ、男性はモーニングスーツにトップハット、ウエストコート、黒い靴を着用しなければならない。
英『Tatler』誌が初日のベストドレッサーと紹介したのは、母アン王女(72)ともに馬術の選手として活躍したザラ・ティンダル(42)。オーストラリア人デザイナー、レオ・リンによる、百合と薔薇が描かれたバルーンスリーブドレスで、上品なオーラを振りまいた。「メリー・ポピンズ」のようと称されたクラシカルな帽子は、サラ・カントのもの。
2日目も、夫マイク・ティンダル(44)とともに姿を見せたザラは、ローラ・グリーンのサテンドレスに、ジュリエット・ボッテリル・ミリナリーのエメラルドグリーンのヘッドピースで華やかなインパクトを添えた。
さらに3日目もホワイトレースドレスにエレガントなハットを合わせた可憐な姿を披露し、連日、メディアに絶賛されている。

初日、ディオールのコートドレスで参加したカミラ王妃。Photo:Getty Images
今回、豊かな表情を見せ、「まるでアニメのよう!」と注目を集めているのは、子どもの頃からポニーを愛し、馬に情熱を注いでいることで知られるカミラ王妃。
初日は、アイボリー色のディオールの特注コートドレスに、お揃いのハットとグローブを合わせて登場。
国王の祖母の宝物で、エリザベス女王もお気に入りだったコートールド・トムソン・スカラップ・シェル・ブローチを身につけ、オマージュを捧げた。

2日目は着まわしを披露したカミラ王妃。Photo:Getty Images
2日目は、アンナ・ヴァレンタインの淡いピンクのコートドレスをセレクト。
ロイヤルファンたちは、これが2018年5月ヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)のロイヤルウェディングで着用していたものだと気づき、ネット上で話題に! 今回はヘッドウェアを変え、王室御用達であるフィリップ・トレイシーのベージュのハットを合わせた。
また初日は、ベアトリス王女(34)が夫エドアルド・マペッリ・モッツィ(39)とともに参加。ピンクの小花がプリントされたビューラ・ロンドンのハイネックドレスを着用。ジュリエット・ボッテリル・ミリナリーのピンクのヘッドバンドをアクセントにしている。

2日目は、国王夫妻がソフィー妃と観戦する姿が話題に。Photo:Getty Images
2日目にはエジンバラ公爵(59)夫妻も姿を見せ、ソフィー妃(58)はドラマチックな襟のついたスザンナのシルククレープドレスを着用。双眼鏡を手に、一喜一憂する国王夫妻とともに、熱心に観戦する姿が注目を集めた。
3日目は、ソフィー妃が父クリストファーさん(92)と一緒だったこともニュースに。
そして3日目は、国王夫妻が所有する競走馬が優勝。王位継承後、初の勝利となり、騎乗ジョッキーとともに喜びを爆発させた。
王妃はこの日、アンナ・ヴァレンタインの淡いグリーンのドレスとフィリップ・トレイシーのフェザーハットを着用。エリザベス女王が所有していたダイヤモンドのブローチをつけていたことから、幸運のお守りになったのではと報じられている。

4日目に姿を見せたウェールズ皇太子夫妻。Photo:Getty Images
そして4日目、ついにロイヤルファンお待ちかねのウィリアム皇太子(41)・キャサリン皇太子妃(41)が馬車に乗ってお出ましに。
キャサリン妃は、真っ赤なアレキサンダー・マックイーンの特注ドレスに身を包み、フィリップ・トレイシーのハットを被って、とびきりの存在感を発揮した。
なお、今年のロイヤル・アスコットは6月24日(現地時間)まで行われる。
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