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シリア騒乱と修羅の世界情勢

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ヘンリー王子、暴露本で27億円ゲットも大ブーイング!次の暴露は5月の「国王戴冠式」か

2023年01月19日 | 国際社会
1/19(木) 5:01配信



ヘンリー王子が表紙となっている暴露本『スペア』は各国で話題に


   1月10日に数か国で発売された書籍『スペア』が世界に激震をもたらしている。イギリスのチャールズ国王の次男、ヘンリー王子が書いた“暴露本”だ。 


 「アメリカ、カナダ、イギリスの売り上げを合わせれば140万部以上という大ベストセラー。王室内の確執について記し、自身の性体験や薬物摂取などについても赤裸々に語っています。スペアとは予備という意味。“次男”という自分の立場を露悪的に表現しています」(一般紙記者)


「支離滅裂」「ばかばかしい」との批判が


 ヘンリー王子はチャールズ国王とダイアナ妃の息子で、長男ウィリアム皇太子の2歳違いの弟にあたる。 

「'18年にメーガン妃と結婚してから、王室からは距離を取るようになりました。'20年にふたりは王室の主要メンバーから抜け、経済的に自立することを電撃宣言。公務から退き、アメリカに引っ越します。それからは、ずっと王室の暴露ネタを発信していますね」(同・一般紙記者)  

王室の内情が書かれているということで、話題性は抜群。英国在住のフリーライター・名取由恵さんは、騒ぎの一部始終を現地で見ていた。 

「ロンドン市内の各書店では、10日午前0時の発売開始に合わせて、本を買い求める人々の長い行列ができ、ノンフィクション書籍のなかで、発売初日の売上数が史上ナンバーワンになりました。英メディアの多くは“支離滅裂”“ばかばかしい”と批判的に報じましたね。

一方で、“母親の死から立ち直ることができなかった少年”と同情する見方もありました」  注目を集めたのは、やはり父のチャールズ国王と、兄のウィリアム皇太子との関係だ。


「ヘンリー王子は本の中で、ウィリアム皇太子からメーガン妃について“気難しく、無礼だ”と批判されたことを明かしています。

その後、暴力を振るわれたとも書いており、父であるチャールズ国王からの愛情不足など、家族に対して悩みを抱えていたようです」(前出・一般紙記者)  17歳でコカインを覚え、年上女性とパブの裏で初体験したという記述も。


衝撃的な戦場での体験談

「ヘンリー王子は昔からやんちゃなお騒がせキャラでしたが、逆に親しみが持てるということで英国民から愛される存在でした。しかし、いわゆる“メグジット(夫妻の英王室離脱)”以降は人気が下降。

自伝の内容が伝えられた今月初めの国民調査では、王子に好意的な人はわずか26%でした。

1月8日夜9時に放送されたヘンリー王子の独占インタビューの視聴者数は410万人で、裏番組の犯罪ドラマの530万人を下回りました。多くの英国民は一連の騒ぎを冷ややかな目で見ているようです」(名取さん)  

英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんも、英国民のヘンリー王子への見方が変わってきたと考えている。 

「士官学校に行き、軍に10年間所属。その後は『インヴィクタス・ゲーム』という退役軍人のためのスポーツ大会を主催し、慈善活動もしていました。やはり結婚が転機でしたね。

“国民の次男坊”として愛されていたのに、結婚してほどなく“王室離脱したい”と言いだして。離脱後にはインタビューを受け、王室批判をしました。去年の12月にはNetflixからドキュメンタリー番組も出して、ひんしゅくを買っています」  


以前は、まじめな兄よりも明るい弟が人気だったという。 「ドラッグはやるわ、ラスベガスで裸になるわ。次から次へと女性との浮いた話も出ていました。

ハメを外すほうで、それが“明るい、面白い”という評価にも通じていき、パーティーボーイともいわれていました」(多賀さん) 

『スペア』の中で最も衝撃的だったのが、アフガニスタンの戦場での体験談。《殺した25人を人間だとは思っていなかった》《彼らはボードから取り除かれたチェスの駒だった》という記述だ。 

「“チェスの駒”発言はまずいでしょう。人間じゃないと思っているように聞こえ、批判が集まりました。

戦争なので、相手を人間と思っては殺せないという考え方もありますが、活字に残す必要はなかったと思いますね。

“わざわざ書いたのは、自慢のためだろう”という声も。その後のインタビューで、“自殺を防ぐためだった”と言い訳していますが、やはり軽率だったと思います」

(多賀さん)  ヘンリー王子は、なぜ暴露本を出版したのだろう。


「やっぱりお金と王室批判でしょう。インタビュー、Netflixのドキュメンタリー、次は本と、媒体を変えながら発信しています。王室を批判して、“自分たちは被害者だ。いじめられた、人種差別された、つらかったのに助けてくれなかったから王室を離脱したんだ”として、同情を買おうとしているんです」(多賀さん)  

しかし、その作戦がうまくいっているとはいえない。


戴冠式に合わせて過激な暴露か


「出版によって、大衆からより多くの同情が得られることを望んでいたと伝えられています。

父親や兄との関係も修復したいと考えているようですが、今回の出版は正反対の結果を招きそうですね。

出版契約でヘンリー王子は27億円を受け取ったといわれており、高額な報酬が目的で私生活と英王室を切り売りしたとも批判されています

。暴露話があまりにも続くので、少し食傷ぎみというのが大半の英国民の正直な感想ではないでしょうか」(名取さん) 


 ヘンリー王子は“王室が謝れば許す準備はできている”と話しているが、王室側は相手にしていない。新たな火種が生まれる可能性もある。 

「注目されるのは、5月6日に行われるチャールズ国王の戴冠式ですね。王室は形式上、ヘンリー王子に招待状を送るはずです。ただ、その日は長男アーチーくんの誕生日。誕生日パーティーを理由に欠席する可能性があります。

逆に、新たな暴露ネタを仕入れるためにイギリスへ帰ってくることも十分にありえますね」(多賀さん)

  一方で、戴冠式はヘンリー王子にとっての“攻撃”チャンスだともささやかれている。

 「戴冠式は王室全体にとってこれ以上ないほどの一大行事です。世界中から注目されますから、王室への攻撃をするのに、こんなにいいタイミングはないでしょう。

“戴冠式に合わせてさらに過激な暴露をするのでは”と恐れている人もいます」(在英ジャーナリスト) 

 5月6日、ヘンリー王子はどちらの“家族”と過ごすのだろうか─。 


多賀幹子 ジャーナリスト。元・お茶の水女子大学講師。ニューヨークとロンドンに、合わせて10年以上在住し、教育、女性、英王室などをテーマに取材。『孤独は社会問題』(光文社)ほか著書多数

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最終更新:1/19(木) 6:57週刊女性PRIME 













英王室でのトラウマは聞き飽きた



Photo by Max Mumby/Indigo/Getty Images


ガーディアン(英国)
Text by Edward Helmore


8月にポッドキャスト配信を始めたメーガン妃だが、米メディアの反応はいささか冷ややかなものになっている。夫のハリー王子とともにアメリカで真のセレブリティとしての地位を確立しようとしているようだが、その前途は洋々ではないことを示唆しているようだ。

メーガン妃のポッドキャストは毎回ゲストを迎えてインタビューするというスタイル。初回は、現役引退を発表したばかりのテニスの女王セリーナ・ウィリアムズ、2回目は歌手のマライア・キャリーが登場し、世間の目にさらされて生きるプレッシャーや人種アイデンティティなどについて語り合った。

明らかにビッグネームをゲストに呼ぶのに苦労はしていないようだが、メディアは冷めた反応を示している。これまでメーガン妃に対してどちらかといえば中立的だったアメリカのメディアから、辛らつな言葉が噴出するようになっているのだ。



それはメーガン妃が英王室で経験した苦難を強調したときに、とりわけ手厳しいものになる。

たとえば「ワシントン・ポスト」紙は、タイトルに「メーガン・マークルは王室のトラウマを忘れる必要がある」と掲げたオピニオン記事を掲載。「サセックス公爵夫妻が本当に新しい人生を築き、彼らが気にかける社会問題に対してより大きな影響を与える唯一の方法は、自分たちを物語の中心に置くのをやめることだ」と指摘した。



「甘やかされたお姫様」













ヘンリー王子、事実誤認だらけの「プライベート切り売り本」に漂う信用の欠如

2023年01月19日 | 国際社会
2023年01月18日(水)18時25分


英ヘンリー王子の回顧録は確実に売れるだろうが…… PETER NICHOLLS-REUTERS

<これまでさんざんメディアによるプライバシー侵害を非難してきた英ヘンリー王子だが、回顧録で英王室の内情を暴露し、タブロイドと全く同じことをしてみせた>

英ヘンリー王子は、いうなれば「シェリー・ブレア症候群」を重症で患っているようだ。主な症状は、メディアによるプライバシー侵害を延々非難すること、それでいて自分が本を売ることになったら耐え難いほどにプライベートな詳細を暴露すること。

シェリーの場合、その暴露話の中には、夫であるブレア元英首相と共に女王との面会でバルモラル城に滞在していた際に、いかにして第4子がデキてしまったか、が含まれる。


ヘンリーの場合は、割礼を施されたこと、パブの裏手の野外で童貞を喪失したこと、性器が凍傷になったこと、マリフアナを吸ったこと......などだ。これは単に「赤裸々すぎる情報」に値するだけでなく、どれか1つでもメディアによって報じられていたとしたら間違いなく彼自身が激怒していたであろう内容だ。

ヘンリーの回顧録は確実に売れる。こうした詳細のおかげというより、この本が読者に英王室、特にチャールズ国王やカミラ王妃、ウィリアム皇太子らの内情をのぞかせてくれるからだ。言い換えれば、ヘンリーは自身がさんざん非難してきたタブロイドがやってきたことと全く同じことをしている。人のプライベートを売って金を稼いでいるのだ。

彼がこれまで聖人ぶって、メディアを矯正させることこそがわが人生の使命、という態度を取ってさえいなければ、僕たちだって「切り売りするのは彼自身の話だからいいじゃないか」と思えたかもしれない。

もちろんヘンリーの望みは、他のセレブや有力者だって常に望むもの――自分に従順なメディアだ。彼らはメディアを必要とするが報道内容はコントロールしたい。好意的な話だけで頼むよ、というわけだ。

だが、批判的視点とは無縁のメディアは、自由報道の機能を果たしていないことになる。例えば王位継承順位3位の人物(当時はそうだった)が違法薬物を使用していることを新聞が報じていたら、それは報道機関としてのまともな仕事をしたということにほかならないだろう。

次いで健全なメディアなら、(若者にこれだけ使用が広がっている現状を踏まえて)マリフアナ合法化の是非についても議論を発展させるだろうし、並外れた特権階級で「ロールモデル」であるべきヘンリーが法に従うことに特に強い責任を負うのだろうか、あるいは彼を大目に見てやるべきだろうか、と論じることだろう。


今さら人種差別を否定しても

当然ながら、ヘンリーと妻メーガン妃に対する世論はさまざまだ。でも典型的な見方としてはまず、ヘンリーは視野が狭すぎる。例えば、結婚当初提供されたコテージに不満を漏らしたことは、自分がいかに並外れて恵まれているかという認識が不足していた。

次に、彼は多くの家庭にとっては些細なけんかや不和は付き物で、「身内の恥をさらすな」が世間の常識だということを理解していないようだ。彼が家族と和解したいと言いながら、確実にその道を閉ざすことを実行しているのは、矛盾しているようにしか見えない。

ヘンリーは全てをさらけ出すことでカタルシス効果があるという信念のもとに行動しているようだが、これはむしろイギリスの精神に反するし、どちらかといえばアメリカ的な考え方だ。おそらくそれこそが彼の目指すところ――英王室から脱皮して違う人間になろうとしているのだ。

それから、ヘンリーとメーガンは事実認識が甘い傾向がある。例えば、メーガンは2人があの盛大な結婚式の3日前にプライベートな式を挙げて正式に結婚していたと主張した。でもそれは間違いで、単なる非公式の誓いの儀式だった。

彼女はまた、彼らの息子アーチーが王子の称号を与えられなかったのは冷遇であり、彼女の人種のせいではないかと話した(でも実際には、ヘンリーの継承順位から見て王室の基準にのっとった措置だった)。

さらにヘンリーは回顧録の中で、曽祖母エリザベス王太后(エリザベス女王の母)の訃報を寄宿学校にいた時に電話で知らされたと「回想」しているが、記録によれば当時、彼は父と兄と一緒にスイスにスキー旅行に出かけていた。

誰しも間違いは犯すものだが、他人をおとしめるような形で物事を回想する傾向があると、語り手の意図にも話全体の信憑性にも疑いの目が向けられる。例えばメーガンが米司会者オプラ・ウィンフリーに話した衝撃的な暴露の1つに、ある「高位の王族」が、夫妻の子供の誕生前に子供の肌の色はどうなるだろうと言っていたというものがあった。

それはあたかも、子供が黒すぎないといいのだが、というギョッとするような願望を意味しているように思える。

この事実が明かされた当時、黒人を含む多くの人々が、生まれてくる子供が両親のどちらからどんな特徴を受け継ぐかと思いを巡らすのはごく普通のことじゃないか、と感じた。

今になって、ヘンリーはこの話を蒸し返し、この発言が人種差別的なものとは思っていないと語っている。だが既に、人種差別的発言だとする考え方は世間に広まり、いつまでも尾を引き、英王室に損害を与えてきた。

結局はこの件も、ヘンリーとメーガンが声高に告発したい「不当な扱い」とやらの信憑性に疑問を投げかけることになってしまったのだ。



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プロフィール

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。
著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。













2023-01-18


イギリス王室のヘンリー王子が、回顧録『Spare(原題)』にロイヤルファミリーの安全を脅かす“重要な情報”を書いたとして非難されている。(フロントロウ編集部)


ヘンリー王子の暴露本に書かれた“重要な情報”とは

 2020年3月末をもってイギリス王室を離脱したヘンリー王子が、半生を綴った回顧録『Spare(原題)』を出版した。『Spare』には、ヘンリー王子や彼の妻であるメーガン妃に関する話だけでなく、父チャールズ皇太子や兄ウィリアム皇太子をはじめとするロイヤルファミリーの話も多く含まれており、物議をかもしている。



 そんななか、スコットランドヤード(ロンドン警視庁)の元王室警備部長だったダイ・デイヴィス氏が、同著にある情報をのせたヘンリー王子を「愚か者」と非難した。

 デイヴィス氏が問題視しているのは、どこに何があるといったロイヤルファミリーの住居のレイアウトに関する詳細な情報。ヘンリー王子は『Spare』のなかで、バルモラル城にある故エリザベス女王の寝室の場所や、チャールズ国王が皇太子時代に暮らしていたクラレンス・ハウスの入り口からプライベートな居室までの道順や正確な階段の数まで記しており、さらにシニアメンバーだった頃に電子追跡装置やパニックアラームをつねに携帯していたことや、自身の警護チームがどのように行動し、対応したかまで詳しく説明していた。


 英The Telegrpahのインタビューに応じたデイヴィス氏は、『Spare』に書かれている内容のなかには間違った人の手に渡ると「危険」なものもあると主張。さらに、「バッキンガム宮殿が大小に関わらず、警備の詳細を一切語らないのには理由があります。

(ヘンリー王子は)様々な王室の住居のレイアウトや、個人的な警護部隊について説明することで、王室の安全を損ないました」、「これらの事実は、私に大きな懸念を抱かせ、ヘンリー王子の現在の警護チームにも大きな懸念を抱かせるでしょう。プライベートであれ何であれ、彼を保護する仕事に問題が出てくるのです。王室の内幕をこんな風に暴露するのは愚か者だけです」とヘンリー王子を痛烈に批判した。(フロントロウ編集部)

2023-01-18












ヘンリー王子夫妻の騒動、エリザベス女王なら“強硬対応”していたはず?「ダイアナ妃に離婚を勧めたように」専門家が指摘

2023年01月19日 | 国際社会
1/18(水) 21:01配信


Getty Images
ヘンリー王子が出版した回想録について、ロイヤルファミリーは依然、無反応。まさにひと言も、何も発信していない。

そしてその沈黙は、さらに多くの人たちに、より多くの疑問を抱かせることにつながっている。 


 特に関心を持たれているのは、「ヘンリー王子とメーガン妃は、チャールズ国王の戴冠式に招かれるのだろうか?」「2人は王族の称号をはく奪されるのだろうか?」「夫妻の子どもたち、アーチーとリリベットは“王子”と“王女”になるのだろうか?」などといったこと。 

そうしたなか、イギリス王室に詳しい作家のクリストファー・アンダーセン氏は、「故エリザベス女王ならば、現在の王室とは異なる対応をしていただろう」との見方を示している。 

アンダーセン氏は『USウィークリー』誌に対し、「女王は、困惑さえしなかったでしょう」とコメント。次のように語っている。 

「ダイアナ元妃に対してそうしたのと同じように、恐らく何らかの行動を取っていたはずです」 

これは、「BBC」の番組『パノラマ』がダイアナ元妃のインタビューを放送した後、女王がチャールズ皇太子(当時)とダイアナ妃に離婚を勧めたことを指しているとみられる。 

アンダーセン氏は、現在のヘンリー王子とイギリス王室の関係について、問題が起きたのは、「女王が王子とメーガン妃に“パートタイムのロイヤル”という立場を認めないと決断した瞬間」だと指摘。 

「エリザベス女王は、サセックス公爵夫妻が望むとおりにさせることもできたはずです。ですが、そうしないことを選びました。

(王室メンバーは)100か0か、そのどちらかだからです」 「女王は彼(ヘンリー王子)の軍における地位や名誉称号をはく奪することに、何の迷いもなかったでしょう。それは王子にとって、まさに大打撃だったはずです」 

一方、アンダーセン氏は、チャールズ国王がこの問題に終止符を打つため、いずれかの時点で母親を“まねて”、「何か決定的な行動に出る可能性がある」と指摘している。 

「国王が(戴冠式が行われる)2023年5月までに、そうすることができるのかどうかは、わかりません。ですが、恐らくいずれかの時点で、そうした対応を取らなくてはならないでしょう」

 実際にどのようなことが行われるのか、現時点では明らかではない。ただ、チャールズ国王はサセックス公爵夫妻から称号をはく奪することも「真剣に検討している」との報道もある(それも、ずいぶん極端な対応にも思えるが…)。

 いずれにしても、王室ファンたちにはまだしばらく、一家から目を離せない状況が続くと言えそう。

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最終更新:1/18(水) 21:01コスモポリタン 













1/18(水) 21:30配信


Getty Images


昨年12月に配信スタート、世界中で物議を醸したハリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー「ハリー&メーガン」。特に問題になったのはメーガン妃が女王に初めて対面したときのエピソード。

妃は直前までその日女王に会うことを知らず、ウィンザー城の領地内にあるロイヤルロッジにランチに行く途中、王子から突然「祖母が来るけれどカーテシー(お辞儀)の仕方を知っている?」と言われたと明かしていた。

続けて「それから(女王に会うことが)大変なことだとわかり始めました。アメリカ人なら理解できるはず。中世のショーみたいなんです」。

妃は両腕を横に広げたお辞儀をカメラの前で披露すると、笑いながら「こんな風にお辞儀をしたんです」。

イギリス国民は「女王を軽んじている」「ロイヤルファミリーをコケにしている」「イギリス文化をバカにしている」と非難轟々。 



Netflix


今月初めにリリースされたハリー王子の回顧録『SPARE』にもこのエピソードが登場する。メーガン妃が見せたシーンとの違いがイギリスマスコミを騒がせている。新聞「インディペンデント」などが報じている。

回顧録によると女王と対面したのはアンドルー王子の住むロイヤルロッジ。王子の元妻のセーラ元妃と娘のユージェニー王女、当時はまだ婚約前だった夫のジャック・ブルックスバンクに会う予定だったという。


Getty Images


舞台設定は「ハリー&メーガン」で説明されていたのとほぼ同じ。でもここからが問題。

「広いリビングルームに入ると彼女がいた。おばあちゃんだ。君主だ。エリザベス女王だ。部屋の真ん中に立っていた」「メーガンは彼女のところに行くと、深く完璧なお辞儀をした。”女王陛下、お会いできて光栄です”」。

「ハリー&メーガン」で妃が見せた通りのお辞儀であれば「完璧なお辞儀」とはいえないという指摘が浮上。あれが完璧に見えたのであればおかしいと批判する声も。

一方で王子が言う通り本当に「完璧なお辞儀」をしたのであれば「ハリー&メーガン」で妃が見せたものは番組を面白くするためのフェイクだったという意見も。

いずれにしてもどちらかが嘘なのではないかと疑うコメントや、2人の描写がちぐはぐなことに呆れる書き込みがSNSに浮上している。





ちなみにこのとき妃はすでにユージェニー王女夫妻と知り合っていた。王子と妃は「ハリー&メーガン」の中で自分たちの交際がマスコミに報じられる直前、最後に思い切り楽しもうとユージェニー王女&ジャックの4人でハロウィンパーティに参加したことを明かしていた。

でも王子と妃は女王との初対面の場で、王女たちとも初めて会うように振る舞ったそう。女王よりも前に、妃を王女に紹介していたことを女王に知られたくなかったからではないかと見られている。

王子曰く「ユージェニーとジャックはおばあちゃんのそばに立っていた。2人はメーガンをほとんど知らないように振る舞っているように見えた。とても静かで礼儀正しかった」。

 信憑性の問題も多々指摘されている王子の回顧録。自分たちのドキュメンタリーとも矛盾してしまうとは、呆れる声が上がっても仕方がないかも。

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最終更新:1/18(水) 21:30ELLEgirl 













1/17(火) 20:51配信


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回顧録『SPARE』でウィリアム皇太子との関係について綴ったハリー王子。自分が将来必ず王になるウィリアム皇太子の「予備(Spare)」であり、それを理由に物質的な面でも差別されていたと主張している。

例えば家。メーガン妃と自分が暮らしていたノッティンガムコテージが兄とキャサリン皇太子妃のケンジントン宮殿のアパートメントより質素だったのが恥ずかしかったと書いている。

また子どもの頃の寝室も「兄の部屋には鏡付きのドアのキャビネットがあり、自分の部屋より素敵だった」という。皇太子に対する王子の嫉妬心を物語っていると注目を集めている。 



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そんな中、ダイアナ元妃の執事だったポール・バレルが子ども時代の王子のエピソードを披露、小さい頃から王子が皇太子に嫉妬していたことを明かした。

新聞「サン」が報じている。子ども時代の王子にとって許せなかったのは朝食のメニュー。ナニーが皇太子の皿にはソーセージを3本を乗せるのに、自分には2本しかくれないことに不満を抱いていたという。

バレルによると王子は「どうして彼は3本なのに僕は2本なの?」とナニーに質問。するとナニーは「ウィリアムはあなたよりもたくさん食べなくてはいけないから。彼はいつか王になるのよ」と答えたという。

バレル曰く「今振り返ってみると、そのとき私は今の関係性を垣間見ていたのかもしれない」。王子は黙ってソーセージを食べていたという。

些細なことではあるけれど、こういった小さな出来事が積もり積もって王子の今の嫉妬心を作り上げた可能性もあり。

同じ数のソーセージを食べさせてもらっていたら、ナニーが違う理由を口にしていたら、英国王室の運命は変わっていたかも。

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最終更新:1/17(火) 20:51ELLEgirl