米主導有志連合軍の攻撃により死亡した子供
シリアとイラクにおけるテロリストへの対抗を主張する、アメリカ主導の国際有志連合軍による攻撃で、これまでの5年間にわたり、およそ1000人の子供が死亡しました。
ロシアのアラビア語チャンネル・ロシアアルヨウムによりますと、シリア人権監視団と称する組織が23日月曜、テロ組織ISISへの対抗を主張する米主導有志連合軍の介入5周年記念日に当たって声明を発表し、「シリアとイラクの住宅地に対する国際有志連合軍の攻撃により、今までに子供924名及び、女性656名を含む民間人3037名が死亡した」としました。
また、これらの攻撃や犯罪における犠牲者への損害補償を強調するとともに、「アメリカ主導の国際有志連合軍は国際人権法を遵守せず、度々の同法違反を繰り返している」としました。
そして、「米主導有志連合軍は、イラクとシリアで1313人が死亡したことを認めているものの、この自白証言に含まれるのは死亡者総数の43%のみだ」と付け加えました。
アメリカが2014年8月8日、ISISへの対抗を主張する有志連合軍の存在を発表した後、同国の同盟国も徐々にこの有志連合軍に加入しました。
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英タンカー
イギリス駐在のバイーディーネジャード・イラン大使が、拘束中のイギリス船籍のタンカー・ステナインペロが解放されたことを明らかにしました。

バイーディーネジャード大使は23日月曜、ツイッター上に「イギリスのタンカー・ステナインペロは23日、イラン側の司法手続き終了後、解放された」と書き込みました。
イランイスラム革命防衛隊海軍は今年7月19日、同国南部ホルモズガーン州港湾海事局の要請により、イギリスのタンカー・ステナインペロを、自動識別装置の電源を切っていたこと、およびホルモズ海峡での石油系廃棄物処理を理由として拿捕しました。
なお、このタンカーの乗組員は今月4日、イラン側の人道的な措置により釈放されています。
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