数百万年前、一匹のサルが木から下りて地上に立った、これこそがヒトへの一歩、長い進化がスタートした。
熱帯のジャングルでは94%が樹上生活、ここなら安全、木の実を食べて生きていける、しかし、木の上だから、身体を大きくできない、何十万年何百万年、この生活だった、
「キャピ キャピ 今日はなにして あそぼーかな」
そのうち、一匹が、
「なんて 小さなカラダなんだろう」
「なんて 単調なセイカツなんだろう」
地上を見ると、大きな動物が、
「のっし のっし」
つやつやしたカラダ、盛り上がる筋肉、
「つよそーだな」
そして、
「なんてリッパなんだろう」
、地上はキケンがいっぱい、
「どーしょーかな」
サルたちにとって、地上に降りることはタブー、しかし、このサル、
「どっしようかな」
なんか、決意したようだ。