田原 久(ひさし)という人がすばらしい意見を発表しています、それは、縄文の土器は、とても高度な芸術作品だというのです、わざとカタチをくずすことによって、強い印象を与えるように工夫されている…
あのジャワ更紗(さらさ)になんの注意を払わなかったこの国のインテリとは違います、あの連中、なにか分かっていたんでしょうか、分かったふりをしていたんじゃあないですかね、それで、一時代を導いていった、だから、わけのわからない社会だったんじゃあないかな。
田原さん、縄文の作品は、人類が作ったトップ・クラスの傑作群と喝破する、
「これほど奇想天外な造詣芸術を作り出したものは、2000年以来だれ1人としていない」 - 『縄文民族論への提言』 -
2000年以来というが、それ以上かもしれない、
「ピカソやマチスにしても、これに匹敵するデフォルメを創作した者は、世界にだれもいない」
ずいぶん思い切った発言だ、しっかりと受け止めましたよ、これからの日本人は、これを、引き継いでいって欲しい。
それにしても、よくぞ言ってくれた、だが、そのとうり、この国の学者やインテリの、なんとお粗末なことか。