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ヤツの戯言

ほぼほぼバスフィッシングについてです。

後編 春の風吹く大江川

2019-04-11 21:57:42 | オカッパリ
東大江のお墓前に居るとのことでそちらへ移動しA野さんと合流。
一話ししてA野さん曰く「水があんまり良くないですねぇ」
そうなの?
さっきまで風の吹き付ける五三川でやっていたので
こちら大江川はかなり水色も良く泡立ちも無いが・・・
早速釣り開始。
ラバージグを中層シェイクしながらリトリーブ。
今風で言うとこのジグスト。
最近の流行りらしいのでやってみる。
この手のスイミングは昔からある釣り方で、10年ほど前にオオノさんの 琵琶湖の大会でこの釣りで3位になったことがある。
あれからハネラバやらスコーンリグやらが流行ったのでやらなくなってしまっていたけれど、タックルのイメージや操作の仕方もイメージ出来るので「こんな感じやろ?」と護岸沿いや沖のブレークを交互に釣り進んでいく。
ブレークから護岸までの間は、見えないけれど杭やら石の露出している所があるようで、ちょくちょく何かに当たったり軽くスタックするが軽くワンアクションで回避。
徐々に合流点方面に進みつつ、ブレークの向こう辺りで何かしらの魚がモワッと。
魚っ気はあるなと。
ただ、ふと「こっち岸はまるっきりシェードが無いなぁ」と。
そのまま釣り進んでいくと合流点の橋の手前に水門がある。
水門の出口は僅かながらにシェードが。
水門出口の向こう側の角を外から中に通して、次は水門出口の中側から手前の角を通るようにスイミング。
シェードが出来ているのは向こう側なので向こう側の壁ギリに落としてフォーリング。
次は奥側の角へ落とし、続いて外側角へ。
風が強いので風に負けないようにとピッチングすると勢い良すぎで護岸の上に。
しかし、それはそれでヨシとしてユックリ寄せて静かに落とす。
今度は落としたところから軽くズル引いて、何かに当たったらポーズ。
そして軽く外す。
それを繰り返していると外したところで「クッ」とバイトがあったような無かったような。
ラインを見るとユックリ持っていかれているような・・・
そのまま後ろに下がりながら巻き合わせ。
一瞬ノッたか?と思ったけれど抵抗の強いトレーラーを付けていたので巻き抵抗が強かっただけのよう。
ワームに歯型が無いか見てみるも特に噛まれた様子無し。
やっぱバイトじゃなかったか。
とラバージグのヘッドを見る。


・・・・・・・・・・・


護岸に乗っかったりしたしな。
一旦車に戻ってスピニングを取りに戻るとA野さんも戻ってきていて
ノー感じなので移動しようと。
西大江の方が水が良い筈とのことで資料館付近に移動。


到着して川を見ると岸際のボトムがよく見える。
結構クリアな水。
先ほどと同様にラバージグのスイミングでブレイクの向こうから泳がしてくる。
比較的岸に近いところからボトムが見えなくなるので
あまり沖にキャストする必要はないかと斜めにキャストしていく。
建物が風上側にあるせいか回りこんで来た風が下流方向に吹いてはいるものの釣りはしやすい。
澄んだ水だけれど、特にストラクチャー的なものが岸際にしか見えないので、ブレイク沿いを動いているか
ブレイク下で止まっているかか?とスイミングとボトムのズル引きを併行していく。
ボトムでは時々小さな変化(凸凹)を捉えるので
石のようなものか護岸沿いの木の枝なんかが沈んでるのかも。
そう思いつつ、より大きな引っ掛かり(着き場)が欲しいと考えて、護岸工事後も残った木が水中に枝が入るように何メートルかずつ開けて生えているので
その枝の沖側をスイミングで通す。
軽く引っ掛けて提灯を試したりボトムまでフォールさせたり。
しっかりとした木が川に向けて枝を突っ込んでいるので、その枝の上には何匹かの亀が甲羅干しをしている。
木を回り込んで反対側からも同様に試して次の木が生えているとこまで移動。
どこの木の枝にも亀が甲羅干しをしている。
生き物が沢山見かけられるのは水の状態が良いと解釈。
この木の周りの岸際は今まで以上にボトムが見えなくなる地点が近い。
ブレイクが寄っているっとことか?
足元には過去に木の剪定がされたのか枝が何本か沈んでいる。
そこに料金徴収のオッチャンが回ってきたので300円お支払い。
「釣れます?」と聞かれ「全然釣れません(笑)」と返答。

大江川マップを貰って釣り再開。

まずは岸から生えてる木の沖側に垂れた枝に引っ掛けて水面下でシェイク。
チョウチンから徐々に落としていってボトムでステイ。
そんなことを数回やって、改めてルアーの動きを確認しようと足元の浅いところで動きをチェック。
前出の沈んでいる底に寝た枝に引っ掛けて、軽く揺すってどの程度動くのか。
軽く外してルアーの挙動は?
水面に出ている枝に引っ掛けて外した後のフォールの感じは?と色々試してみる。
フォールスピードは意外と遅くて、それでも脚はちゃんとバタついて、こりゃなかなか良いコンビ。
「余程小さいアクションだと動きはないけれどスローに誘えるな」などと思いながらその沈んだ太めの枝の沖側に落としズリ上げて、枝を軽く外して即フォール。
するとコンッときてラインがスーッと沖側へ。
軽くラインテンションを張って生命感を感じたのでフッキング。
キタ!
まあまあのトルク感。
最近クラッチワークが上手く出来ず、クラッチが切れないことが多々あったので意識的にクラッチを切っていなす。
が、魚の走る先に沈んだ枝が伸びていそうなので直ぐにクラッチを戻して竿にトルクを掛けて浮かす。
ウホッ デカっ(嬉)
12lbなので抜けなくはないだろうけれど、万が一ラインが切れたら魚に悪いし、恐らく自分も今夜寝れなくなりそうなので魚を操しながら足場をチェック。
さっきまで打ち込んでいた岸から生えてる木の根元が水面から出て降りれそう。
ただ、そこでランディングするには手前の沈んだ枝を交わすように魚を誘導しないといけない。
まずは自分が降りて魚を沖側へ回すか枝を越えるか考える。
魚の走る方向に合わせて誘導する方を決める。
岸に降りて竿を立てると自分との間にある沈んだ枝の方に寄ってきたので、そのまま竿を立てて首を振らない程度に頭を浮かせて枝をパス。
これで一安心。
手の届くところまで寄せて、竿を立てて、魚が口を開けたタイミングで顎を掴んでキャッチ。
意外と冷静に判断して取り込めたものの
土手の道路まで上がってA野さんの方を見ながら歩き始めると心臓のバクバクしているのに気付く。


久々の大江バスは50はないものの46~48くらいのプリスポマミー。
ワームに跡はなかったけれど

コレはこのコの歯型。


ん~~~む。
・・・・・さっきのは・・・・・


この後、今まで釣り進んでいた方と逆に進み、護岸沿いにバスかどうかはっきりしないが魚を発見。
サイトはしたことないが見えてしまったものは狙ってみたい。
手持ちのタックルで何が良いか?
シャッド。
と思いロッドを交換しに車に戻り、魚の見えたところに戻ってみると魚の姿は無し。
周辺をシャッドで探ってみたが反応無し。
ここでA野さんも出し尽くしたというので移動。
さっきの料金収集のオジさんがマップをくれた時に
禁漁区とされているところがバス釣りの人達には解放されているとの情報を僕もA野さんもキャッチしていたのでそちらに移動することに。


この赤の部分。
今まで大江川で僕が最も魚を釣ったことのあるエリア。
が、さっきの場所とは違い風がバンバン当たっている。
ウィンディサイドがどのくらい良いのか。
この風でも魚は動くのか。
僕の中で実績のあるエリアではあるものの
実績あるのは西側で今回はほぼやったことのない東側。
ブレイクが入ってそうなラインをスイミングで試し、目に見える水面下の杭に落とし込みと暫くやって
どうもウィンディサイドではない気がしたので反対岸に移動しようかと思い対岸を見ると
既に橋を渡り、対岸をガンガン釣り進み、もう一つ下流側の橋近くまで行っているA野さんの姿が。
早ぇーな。
対岸の橋の近くは、資料館のお陰で水面が穏やかになっていたのでスピニングを投入。
魚が足を止めるような大きなストラクチャーは無さそうだけれど、穏やかで水も良いのでフラフラと泳いでいるのが居るのでは?と魚により気付いてもらいやすいラバージグに再度チェンジ。
が、残念ながらタイムアップ


夕方から出掛けている奥様が、帰って来る前に家に帰り仕事帰りのいつもの土曜日へと戻った私でした。


4/6 桜舞う風の中で

2019-04-08 23:01:44 | オカッパリ
木曜日の夕方、仕事の状況を考えると土曜日休めそうな気配が。
しかし、釣りに行くというと奥様に叱られそうだし・・・
一旦「釣りに行けるかも?」と思い浮かぶと最早行くための段取りしか頭の中湧き上がってこない。


土曜日、仕事の工程もさることながら帰ってからの準備の進め方も同時進行でイメージしていく。
金曜は定時退社日。
しかも奥様はこの日仕事終わってから一用事済ませてから帰る予定。


定時の鐘が鳴ると同時にそそくさと退社し家に帰り
ロッド数本を車に積み込みいくつかのルアーをピックアップしてカバンにイン。
マイキーの散歩、夕飯の支度と済ませ、あとは普段と変わらない金曜の夜を過ごす。


土曜の朝、8時に家を出て向かうわ五三川。
春で週末となると人が多いかなと思いつついつもの場所へ。
向かう途中のコンビニの旗を見て「風強くね?」と思っちゃいたが


見事に吹き抜けております。
ここは粘っちゃいけなさそう。
それでも風の中動いてるやついるか?と思いスピナーベイトで最下流まで。
来るたびに吹けばこの風向きなので、ベンド部や建物なんかで風がどう抜けるのか確認しておくためにもひと流ししてみる。
見渡した感じ自分の他に2人なので比較的少なめ。


流石に白波が立っちゃうほど吹くとこん程度の川のベンドはあまり効いて無さげ。
更に奥まで見に行くと多少風はプロテクトされてる感はあるものの
4人も入っているので速攻でパス。
この風で吹き抜けてない所は?
10年以上前の記憶を頼りに少し上流に移動。
昔何度か来たけれど、ボトムの状態やら水深なんてあまり気にせず釣りをしていたのでパッと場所が思い浮かばないけれど、駐車スペース優先でホテル裏に入る。
実は初めてやる所。
水は濁っちゃいるけれど、風がバンバン当たっているわけではなく、程よく吹き込んでショアラインの変化に風で飛ばされた桜の花びらが溜まっていたりする。
ここもまずはスピナーベイトで水深とボトムの状態を意識しながらサーチ。
スピナーベイトでは出なさそうなのでルアーチェンジのため車に戻ると
土曜のうちに釣りに行くことを伝えてあったA野さんから今から出るとLINEが入る。
泳ぎのチェックをする為にクランクをひと流しして移動。
移動先は大江川。
まずは少々淋しくなってしまったワンズで買い物して合流点に入る。
キャストするのはいきなりのスピニング。
オフセットのジグヘッドでボトムを取ってから軽く浮かしてカーブフォール。
これを繰り返しながら「どこでやってる?」LINEの返信を待っていると水面を鯉らしきのがジャポン。
風も変な巻き方をしていて水面の波も右から左から来つつ一部は打ち消しあって波っ気無し。

桜吹雪も他の場所とは違う方向から吹いてくる。
そしてまた鯉がジャポン。
僕はというとジグヘッドのカーブフォール(スイミング)を繰り返す。
ボトムの何かに軽く引っかかったのでちょっと退屈しのぎにシェイクしてみると・・・何か「コッ」てなったような。
が、持っていく様子は無し。
そして、A野さんから「東の水門辺りでやってます」と。
ついでに「人がいっぱい」と。
まあ、とりあえず行ってみるかと移動。


と長くなったので後編に続く。


予報は風速7m!

2019-04-02 08:01:30 | 西の湖
3/31日曜日
伊庭内湖ではハードベイト大会が開催されてましたが、出ようかなぁ~どうしようかなぁ~と思いつつも
月初に釣れた西の湖の魚と昨年のハードベイト大会が釣りする時間があまりにも短かったので出場を見送り。
奥様には「この日は大会に出たい」と釣りに行く予定を伝えてあったので、大会に出るフリをして西の湖に行ってきました。
前日からパラパラと雨が降ったりやんだり。
夜はほぼほぼ雨で、当日の天気予報は強風北西7m予報。
伊庭内湖のハードルアー大会も中止を検討するくらいの悪天候予報。
アレもコレもとやりたい事を整理して、頭に入れて纏まった時ってのはこんな天気に大概なります(涙)




基地を出発した時は外気温7℃
近所のコンビニに寄って出ようと思ったら


またまた雨が降り出しました。
お日様出てんのに・・・


7時頃にトムソーヤに到着。
こんな天気なのに結構人が来ておりました。
そんな中に先週伊庭内湖でもお会いした東近江のリック・クランと呼ばれる方が来られていたので軽くご挨拶。




この時はまだそれ程強い風ではなかったので急いで準備して出船。
水温は


10℃台
まず向かったのは南面の沖 1.2m~3mに落ちるブレイク。
途中2m台にフラットになる所もある場所。
もう何年も前から知っていたけれどなかなか釣り込めなかった場所。
今日の1番のお題だったけれど、まさかのこの天気(泣)
幸い風は西側が吹いていてブレイクとほぼほぼ平行に流せるので、深い側にボートを止めて浅い側へラバージグをキャスト。
徐々に深い側へ落としていきます。
魚探の映像とキャストの距離感とロッドに伝わる感触を確かめながらやっていくも徐々に風も増してきて、ボートをステイさせるのが難しい上にラインが風と垂直に入っているのでラインが風に流されボトムが取りにくくなってきた。
そんな頃にブレイクを落ち切ったであろう所でブルンッと感触が!?
食ったか?と思ったけれど、恐らくは鯉あたりの多魚種。

風が強くなって操船がし辛くなったのでブレイク沿いをスピナーベイトで流しインサイドのリーズフロントを同じくスピナーベイトで。
そのままワンド状の風裏になってる側に回り込んでそのままナベを巻きつつワンド奥へ。
要所要所でテキサスを入れつつもう一つ風下のワンドへ。
同様にスピナーベイトとテキサスでリーズ周りを探って更に東に向かおうかと思ったけれど
風が益々パワーアップしてきたので次の一手を考える。


・・・・・・・


長命寺川から風を嫌って工場方面に入って来る奴とかいないだろうか?
権左裏は北面水路のように比較的プロテクトされてたりするのでは?
などと考えて再度西へ。




白波ワッショイで既にザバザバ。
雨は降らんだろうと思っていたのでカッパじゃないし
靴も普通にスニーカー。
飛沫がかかって冷たいこと冷たいこと。
なんとか最初のワンドまで戻ってくるとワンド外側も葦際は比較的穏やかなのでスピナーベイトと直リグを入れながら西へ西へと。
水郷巡りの水路に近づくにつれて水温が徐々に上がって最高で12℃台へ。
水路入って権左裏へ入ろうかと思っていると
奥から水郷巡りの舟が次から次へと。
邪魔にならないようにとエレキを踏んで気付けば西面角に。
今思えばそのままもう一つの水路から権左裏へ入れば良かったものの
わざわざエリを交わしてトム前へ。
トム前には東近江のリック・クランがおられ、軽く言葉を交わし、お互いに流石西の湖というのを確認。


そのまま工場前のワンドに入り風の当たってる側をスピナーベイト。
徐々にインサイドに行ってシャロークランク。
風にビビって物にタイトに着いてるか?と杭にタイトにネコリグなんかも入れてみるが反応無し。
Bass-Tでは禁止だけれど船溜りの使っていない沈んだ舟の周りをシャッドテールを通してみる。
が、・・・・・


どうする?


大きく移動して北面に行ってみるか。
数年前に比べると大分葦が減ってショアラインが変化してしまった北面。
以前は西の湖で1番のスポーニングエリアだったのに・・・
そこでふと考えた。
リーズ前の更に一歩前。
ボートポジションになるラインが良くなることが度々ある。
葦焼きをされて、完全風をプロテクトされているわけではないし、葦も減って奥行きは無いし、ひょっとしたら以前の葦の名残みたいなのが水中に残ってるかもしれないしと思いボートを少し葦から離し、追い風に煽られながら前へ前へキャスト。
こんな時は巻くスピードを速くしたいのでクランクでサーチ。
するとワンド状のショアラインの奥まで来たあたりでバイト!
何かに弾かれるようにパパパン!と。
が、体が全く反応出来ず(涙)
でもコレで良いのかもと突き進む。
次のワンドまで流したところで風が一挙にパワーアップ。
アンド雨(´;Д;`)
雨は日中降らない予定ではなかったか?
水の濁りも一挙に増し移動を決意。
戻ろうかとも思ったけれど残り時間も2時間だったので
多分この風ものちのち落ち着いてくると踏んで風下へ。
9番奥が気になったけれど、葦焼きされてしまっていることを考えると風はプロテクトされていないだろうからボッコン岬の南側へ。
風はほどほどに遮られはしているものの濁りが回り込んでいてコレは・・・アカンちゃう?
とりあえず雨雲を見て長く雨が降る様子はなかったので、止むまでをここで過ごす事に。
濁りがキツイのでカバーにタイトに着いてるか?とカバーの中へ直リグをフリップ。
リズムが出てきてノってきたけれどバイトは無し。
そうこうしていると雨雲も去って風も弱まったので9番跡付近へ。
クランクでひと流しして、コレはやはり北面葦を集中してやった方が良さそうだとラスト1時間を北面に賭ける。
さっきバイトがあったあたりまで戻って今度は向かい風でゆっくり流していけるのでスピナーベイトで流す。
すると流し始めてすぐにさっきと同じような強烈な連続ヘッドバットの様なバイトが!
で、さっきと同じように体が反応出来ず(T ^ T)
エリアはここで良さそう。
更に巻いて巻いて巻いて巻いて
そしてもうワンチャンス。
今度はカツッと後ろから噛んだようなバイト!
集中していたので即座に反応したもののフッキング出来ず(ToT)
寒いからショートバイトって事?
グラスロッドならノってんの?
と思いながらここは「待ち(バイトの間)」が作れるサスペンドのジャークベイトか?
と持ち替えて流し直すもバイト無し。
そしてタイムアップ。


かなり魚に近づけた感じはあったものの結果が出なかった残念1日でした。

葦焼きで遠くまで見渡せる西の湖。
この葦がまた生えてきて伸び切った頃にリベンジです。