2007 ヒロシです（ＮＯ.１6）

1.ヒロシです。ハ－トマ－クが付いたメ－ルを俺だって貰った事があるんだと彼女に威張ってみたとです。イト－ヨ－カド－のマ－クよねって言うとです。あれはハトのマ－クです。

2.ヒロシです。いま、すれ違った美人を見たら背筋がゾクゾクとしたよと彼女に言ったとです。風邪の引き始めじゃないのと冷たく言うとです。

3.ヒロシです。お前はいつも考えが甘いんだ。そんな調子なら糖尿病になるぞと先輩が怒るとです。甘い考えで糖尿病になるとですか。

4.ヒロシです。女って本当に好きな人には好きと言えないものよと彼女が言うとです。でも、あなたは好きよと続けるとです。どちらを信じればよかとですか。

5.ヒロシです。君はまるで天使みたいだねって彼女を褒めたとです。縁起の悪い事を言わないで、まだ私天国に行ってないわよと怒るとです。

6.ヒロシです。小説家って毎日書いてるから、お金を稼げるみたいよと彼女がうらましそうに言うとです。あなたも何か書けないのと聞くとです。恥くらいなら...と言うしかなかとです。

7.ヒロシです。ハンサムでお金持ちの男性って全然見つからないわって厚化粧の叔母がため息をつくとです。いても見つからないように必死で隠れていると思うとです。