今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

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北海道ツ-リング

2010-09-22 18:42:24 | 気がついたこと
日本という国は南から沖縄、海を挟んで九州があり、更に右肩上がりの形をした本州を挟んで、その北に北海道がある全体としては弓なりの形状の為、縦長な国である。大きさも九州と同等くらいの大きさのイメ-ジを持つ人が多い。北海道を訪れた経験が全く無い人の頭の中にある北海道のイメ-ジは一般的にはそう大きくないのが普通である。せいぜい九州と同程度だとか九州と四国を足したくらいの大きさだと思っている。しかし、一度自分で北海道旅行してみれば、その雄大な大きさに驚かされる。約東西で500km、南北で400Kmもある。面積にすれば8万3千平方キロメ-トル。九州のほぼ2倍、四国の約5倍近くある。九州と四国を加算してもまだまだ北海道の大きさには名2万平方キロ足りない。

自分の学生の頃の夏休みの旅行と言えば、鉄道を利用したものである。避暑という言葉自体が、普通の人には珍しかった時代である。テレビの皇室ニュ-スでは軽井沢や那須の別荘に避暑に行くという言葉が庶民にはまだ耳新しい時代である。涼を求めて北へ向かう学生が多かった。特に北海道と言えば、背中に横長のバッグを背負って旅行する若者が多く、乗降の為に電車の中で移動するときに、通路の両側の座席の背もたれに引っかかり真っ直ぐ歩けず、横歩きせざるを得ないので通称“カニ族”と呼ばれた旅行ブ-ムの時代だった。

その後の北海道は、バイクツ-リングの時代である。日本製の125CCとか250CCのツーリングバイクも多かったが、北海道のツ-リングで生えるのはやはり大型のハーレ-ダビッドソンである。排気量が1600CCクラスと日本製の6倍から10倍近くの大型エンジンを搭載している姿は迫力満点である。複数台が集団でツ-リングする姿は、とにかく格好良い。制限速度を守ってゆっくり走っている姿が逆に、迫力があり絵になる。道行く人も思わず目がクギ付けになり子供や学生が拍手する光景も珍しくはなかった。

一昨年はレンタカ-で北海道を走った。当然、環境保護を考えてハイブリッド車を選択した。道行く車も少なく、気分は爽快である。気候は抜けるような夏の青空と言いたかったのだが、残念ながら数日間の滞在は雨だった。しかし、車もよいが、より自然に触れるなら、やはり自転車で走ってみたい道路である。アップダウンが都会に比べれば少なく、交通量も少ないので当然交通信号も少ない。まさに自転車の為にある道路に近いのが北海道の素晴らしさである。今年の「ツール・ド・北海道」は、函館を起点に道南部を走るコ-スだったが1週間程度の休みが纏めて取れるなら是非参加したかったものである。