今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

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問題解決の早道

2009-09-26 05:32:49 | 気がついたこと
学生時代には学校でテストがあり、その結果が個人成績となり、個人の能力の優劣を判断された。しかし、試験問題は問題作成者が作った想定問題であり、ほとんどの場合は正解は1つである。

社会人になると、日常の生活の中で起きる問題は試験用紙で配られるわけではない。まして問題を解く為にじっくり考える時間がない場合が多い。考えても、解決方法が見つからない場合もあれば、幾つも解決方法があるのだが、時間が足りない、お金が足りない、人の理解が得られないという問題にぶつかる場合もある。


社会人なら、仕事上で発生した問題を早く解決するためには、内容を正確に伝える国語力(情報伝達能力)が重要である。問題発生は何が原因なのかを客観的に説明できる人は殆んどいない。それは本人の当事者意識が強ければ強いほど冷静な状況判断が出来ないからである。小さな問題(火事で言えばボヤ)は早く誰かに教え周囲の協力を得る事が大事である。対応が遅ればボヤが半焼状態や、最悪は全焼という可能性もある。

 仕事で大きな問題が発生すれば、まず、何が起きたかを箇条書きでも良いから即文章にして頭の中を整理してみる事が、大切である。多少もどかしいと思うが、相手が何を知りたいのか、相手に何を伝えないといけないか、第三者が理解しやすい情報に早く加工することが重要である。当事者の口頭説明だけでは情報が断片的であり、どういう協力が欲しいのか第三者からすれば状況が把握できない。急がば回れである。