書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

由比正雪・書状

2009-03-31 08:03:59 | Weblog
由比正雪(?-1651)
慶安の乱の首謀者。
駿河由比町に正雪の生家と言われる紺屋が残っている。
私淑した大原雪斎から雪を、また、楠正成から正を取り、正雪と称した。
楠木流の軍学者として一時は三千人の門下を集めたと言う。
丸橋忠弥等と倒幕を企てたが事前に漏れ自刃した。
覇気に富んだ闊達な書風はあたかも正雪の生き様を示す如くである。

新書興アル事ニ候へ共今程ハ