気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

土手かぼちゃ

2011-09-20 23:12:33 | 四季と行事


 ドテカボチャカーニバルにて           (2011.09.11撮影)


 毎年、東温市で行われるドテカボチャカーニバルですが、今年は天候不順のため、出品されたカボチャが小さかったそうです。一番重いカボチャが大会長賞ですが、同じ生産者さんの三連覇だそうです。昨年は300キロ台なのに、今年は200キロ台だとか。どちらにしても、すごいカボチャではありますが。


 「どてかぼちゃ」というのは、一昔前の悪口です。諸説あるようですが、カボチャは肥料が少なくても育つ作物ですから、土手でも育つ。→簡単に作れるものは、価値がないと感じる。→価値がないという意味の差別用語。という説が正しいかなと思っています。まあ、現代「この、どてかぼちゃ!」などと言う人はあまり見かけないので、差別用語というよりは愛嬌のある言葉になっていますね。写真の大きいカボチャたちは飼料用に作られるもので、おいしくないので人は食べません。まさにどてかぼちゃなんですが、シンデレラのカボチャの馬車のモデルかと思うと、なんだか素敵なものにも思えます。余談ですが、アメリカでパンプキンというのは、オレンジ色のカボチャだけだなんだそうです。


 


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