積もった雪に驚いた今朝ですが、日中はお天気になり気温は低いものの、お散歩日和。1時間ほど空いた時間に、一人で道後散策をしました。長い石段の伊佐爾波(いさにわ)神社。
一遍上人の生誕地といわれる宝厳寺(ほうごんじ)。お寺の縁起を読んでみたら、天智7年(668年)創建となっていました。さすがに伊予の国には、歴史があります。
で、今日一番心に残ったのは、この宝厳寺の前の坂道です。
どうってことない坂の写真に見えますが、同じ坂を2009年に撮影した写真を見てください。
この時は坂の下から撮ったので、せまくなった道の奥に少し見えるのが宝厳寺の石段です。ここは、名のあるお寺の参道なのに、なぜか昔のネオン街だったのです。不謹慎といえばそうなのですが、ノスタルジックな雰囲気に心ひかれる場所でした。いつのまにか、新興住宅地の坂のようにきれいになって、正岡子規の俳句の立て札が並び、「花の句坂」などというネーミングまであります。ネオン坂も一種の史跡・・・などと思う人間は少ないのですね。おそめさんや、やよいさんは、どこに行ってしまったのでしょう。
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