あちらこちらに木蓮や桜が咲き始め、春の戸外は賑やかです。河原の土手で、足元に目を凝らすと、めだたない小さな野草の花たちも花ざかりでした。
胡瓜草(キュウリグサ) ムラサキ科キュウリグサ。花は2ミリくらい。
タチイヌノフグリ ゴマノハグサ科クワガタソウ属。 よくあるオオイヌノフグリの花の、1/4くらいの大きさ(直径2~3ミリ)です。
タチイヌノフグリの実。・・・・・。
姫烏頭(ヒメウズ) キンポウゲ科ヒメウズ属。花は5ミリくらいでしょうか。
アップにすると、オダマキに似ています。
金襴草(キランソウ) シソ科キランソウ属。花は1センチくらいあるけれど、地面にへばりつくように咲いています。
阿蘭陀耳菜草(オランダミミナグサ) ナデシコ科ミミナグサ属。ひとつひとつは1センチほどの花ですが、かたまって咲き、しかも群れているので、かなり目立ちます。
小さいけれど、園芸種のセラスチウムに良く似た花です。
蒲公英(タンポポ) キク科タンポポ属。たぶん、これは日本タンポポだと思います。白も咲いていましたが、黄色のものが多かったです。
河原の花たちを、花の小さな順に並べてみました。じっくり探せばもっと発見できるかも。足元を見つめ直してみませんか。
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花も実もとても可愛いのに。
その、イヌノフグリの実が、ころころ丸くて、○玉そっくり。
外来2種の実は、扁平で、イマイチなんです。
ちょっと、本家の実に出会いたいななんて(笑)
形はオオイヌノフグリと同じで、直径2ミリくらいの、少しピンクがかった花、見かけたら教えてください。
ずーっと10年来、在来種のイヌフグリを探しているのですが、いまだに見つけられません。(見ても気づいてないだけかもしれないけど)
既に、ほとんど絶滅状態なのかもしれません。
あんまり、国粋主義になって、ガイジンガイジンというのも、よろしくないのですよね。
植物に国境はない。ということで。
若布って、食べるのは、日本と朝鮮半島だけなので、ヨーロッパで増えすぎて侵略的外来種ワースト100 (IUCN, 2000) 選定種なんですって。
兼題調べで、Wikipedia読んでびっくり。