気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

ツリフネソウ

2007-07-23 19:33:02 | 野山で

 ツリフネソウ科。ホウセンカ、インパチエンスの仲間です。もっと濃いピンク色のものが普通です。

 どんな理由で、神はこの花をこんな不思議な形にしたのでしょう。吊り下げられた帆船というけれど、むしろ大きな口を開いた深海魚のよう。シッポ(距)のくるんと丸い様は、妖精の帽子のようでもあります。

 丸い蜂が一匹、花にお尻しか見えないくらいもぐりこんでは、また次の花に移っていました。足がかりになる大きな下唇と、潜り込むのにぴったりサイズの花の膨らみ。形の秘密は、そんなところにあるのかもしれません。

 



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2 コメント

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やはり (あすかちち)
2007-07-24 20:21:01
詩人のようなコメントは考えられず。
単純に色のキレイなアンコウに見えてしまいます。
ヒメアンコウとでも呼んでおきましょう。
(我が家では)
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あすかちちさんへ (Qu)
2007-07-26 21:01:04
姫あんこう・・・結構詩人ですよ。^^
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