「ローマで消えた女たち」(原題:Il tribunale delle anime)ドナート・カッリージ/イタリア 2014/4 読了 ☆☆☆☆
登場人物が多いうえに、夫の謎の死を解明する女性警察官と連続誘拐殺人事件の犯人を追うヴァチカンの秘密組織に属する神父(教誨師)の二人のエピソードが交錯し、頻繁に場面展開するうえ構成が凝りすぎているので頭がついていかない。
十分理解できなかったのでよくわかる人にこの話を解説してほしいくらい、ただ終始ながれる不穏な空気と終盤の不気味さから悪をテーマにしていることはわかってくる。
原題は「魂の裁判所」の意味らしいが、人間の行為のみならず、心まで裁くというキリスト教における最後の審判に基づく概念を知る必要があるらしい。
図書で4冊借りる
「チェルノブイリから来た少年 上・下」オレスト・ステルマック
「オバさんになっても抱きしめたい」平安寿子
「随筆集 一私小説書きの独語」西村賢太
登場人物が多いうえに、夫の謎の死を解明する女性警察官と連続誘拐殺人事件の犯人を追うヴァチカンの秘密組織に属する神父(教誨師)の二人のエピソードが交錯し、頻繁に場面展開するうえ構成が凝りすぎているので頭がついていかない。
十分理解できなかったのでよくわかる人にこの話を解説してほしいくらい、ただ終始ながれる不穏な空気と終盤の不気味さから悪をテーマにしていることはわかってくる。
原題は「魂の裁判所」の意味らしいが、人間の行為のみならず、心まで裁くというキリスト教における最後の審判に基づく概念を知る必要があるらしい。
図書で4冊借りる
「チェルノブイリから来た少年 上・下」オレスト・ステルマック
「オバさんになっても抱きしめたい」平安寿子
「随筆集 一私小説書きの独語」西村賢太