・「山本周五郎戦中日記」2011/12 読了 ☆☆☆
太平洋戦争開戦の昭和16年12月から20年3月東京大空襲の直前2月までの日記は、空襲下、執筆の進み具合と交友関係がたっぷり書かれ、家族への思い、生きる意味、書くことの意味など周五郎の姿がまっすぐに伝わってくる。昭和17年4月に早くも米軍B-25爆撃機による本土初空襲があったとは知らなかった。(B-29による日本本土初空襲は昭和19年6月)それにしても19年11~12月にかけての空襲頻度の多さに驚かされ、その時の不安な心境は生々しい。
・「嵐山光三郎ぶらり旅」2011/11 読む
北國新聞の人気連載「嵐山光三郎 ぶらり旅」から36編を選抜した。
嵐山光三郎さんが石川、富山の温泉、名所、産地を訪ね、出会った人との触れ合いや食などを味わい深い嵐山節の文体で描き出している。装丁は嵐山さんと親交が深いイラストレーターの南伸坊(しんぼう)さんが手掛け、ぶらりと歩きだす姿で旅の楽しさを伝えている。(出版社)
図書で1冊借りる
「徒然草REMIX」酒井順子
太平洋戦争開戦の昭和16年12月から20年3月東京大空襲の直前2月までの日記は、空襲下、執筆の進み具合と交友関係がたっぷり書かれ、家族への思い、生きる意味、書くことの意味など周五郎の姿がまっすぐに伝わってくる。昭和17年4月に早くも米軍B-25爆撃機による本土初空襲があったとは知らなかった。(B-29による日本本土初空襲は昭和19年6月)それにしても19年11~12月にかけての空襲頻度の多さに驚かされ、その時の不安な心境は生々しい。
・「嵐山光三郎ぶらり旅」2011/11 読む
北國新聞の人気連載「嵐山光三郎 ぶらり旅」から36編を選抜した。
嵐山光三郎さんが石川、富山の温泉、名所、産地を訪ね、出会った人との触れ合いや食などを味わい深い嵐山節の文体で描き出している。装丁は嵐山さんと親交が深いイラストレーターの南伸坊(しんぼう)さんが手掛け、ぶらりと歩きだす姿で旅の楽しさを伝えている。(出版社)
図書で1冊借りる
「徒然草REMIX」酒井順子