「邪悪」(原題:IN THE SHADOW OF GOTHAM)ステファニー・ピントフ/アメリカ 2011/1 読了 ☆☆☆
事件発生後ある異常者が容疑者として浮かぶが、全体の3分の2を過ぎてからそれがひっくりかえり、拍子抜けする。また刑事と協同で捜査する犯罪学者のキャラクターが退屈でじゃまくさい。序盤は、サイコ調の雰囲気たっぷりだったのにながながと平凡な謎ときに終わってつまらない。
「殺意のシナリオ 」(原題:The Last of Philip Banter)ジョン・フランクリン・バーデン/アメリカ 2003/12 読む
新聞記者から現在は妻のおかげで広告代理店の社員となったフィリップのオフィスの机上に、ある朝置かれていたタイプ原稿。それは彼の過去数日の行動と、これからの出来事がまるですでに起きたことであるかのように書かれていた。アルコールにおぼれる彼は、その〈告白〉が自分の書いたものなのか、それとも誰かが何らかの目的で書いたものか、判断できない。しかもそこに書かれていた未来が実際に現実となっていくのを知って恐怖に囚われる。複雑な人間関係を背景にした狂気の世界を描く異色作。「簡単に忘れることのできない恐ろしい小説」(P・ハイスミス)と言われる心理スリラーの本邦初訳!(出版社)
事件発生後ある異常者が容疑者として浮かぶが、全体の3分の2を過ぎてからそれがひっくりかえり、拍子抜けする。また刑事と協同で捜査する犯罪学者のキャラクターが退屈でじゃまくさい。序盤は、サイコ調の雰囲気たっぷりだったのにながながと平凡な謎ときに終わってつまらない。
「殺意のシナリオ 」(原題:The Last of Philip Banter)ジョン・フランクリン・バーデン/アメリカ 2003/12 読む
新聞記者から現在は妻のおかげで広告代理店の社員となったフィリップのオフィスの机上に、ある朝置かれていたタイプ原稿。それは彼の過去数日の行動と、これからの出来事がまるですでに起きたことであるかのように書かれていた。アルコールにおぼれる彼は、その〈告白〉が自分の書いたものなのか、それとも誰かが何らかの目的で書いたものか、判断できない。しかもそこに書かれていた未来が実際に現実となっていくのを知って恐怖に囚われる。複雑な人間関係を背景にした狂気の世界を描く異色作。「簡単に忘れることのできない恐ろしい小説」(P・ハイスミス)と言われる心理スリラーの本邦初訳!(出版社)