Aちゃんの舌代日記

写真付きで日記や趣味を書く

ソバナ (杣菜 蕎麦菜)

2013年06月18日 | 植物歳時記

うっとうしい 季節に なったが 

爽やかな 紫の キキョウの様な 花が 縦に 鈴なり!

庭の隅に 無くならないで 長年 忘れたころに

直立して 多くの花が まとまって 咲いてくれる。

若芽は 美味しいそうで 此の名が 付いた。

トトキという 古名も ソバナのこと。

キキョウ科。

ツリガネニンジン イワシャジン(岩沙参)も 同じ仲間。

共に 花は小さく 可憐。

皆 崖に 咲いていると 心なごみ

疲れを忘れる 山野草。


雄しべが 長い 黄金色の 梅雨の花

2013年06月16日 | 植物歳時記

蒸し暑く 憂鬱な 梅雨でも 負けずに 黄金色の 元気な花。

未央柳(ビョウヤナギ)

別名 美女柳(ビジョヤナギ)

又は 美容柳(ビョウヤナギ)

おしべは 花から はみ出している。

オシベが とにかく 目立つ!

黄色い花は 光の 薄い 春先に 多いが

此の季節 陽の射さない 日陰でさえ 上機嫌!

むしろ乾燥には 弱い。

同じ オトギリソウ科に 同様の時期に 咲く

金糸梅(キンシバイ)という おしべの短い 花もある。

共に 中国原産。


山椒(サンショ)の実は 緑色の小粒

2013年06月06日 | 植物歳時記

鰻の蒲焼に付いてくる ピリと辛い 粉末。

原料は この様な 小さい果実の皮を 乾燥して 細かくしたもの。

直径は 5ミリ程。

実や葉の佃煮や 魚を煮る時に 実を 薬味として 使う。

実は 七味唐辛子の 原料になったり 葉は 味噌と 木の芽田楽。

分布は 全国的に 自生している。

落葉低木 ミカン科 雌雄異株。

柚子等の様に トゲがある。

花は 黄緑色で細かく 4~5月に咲く。

 

アゲハチョウが 飛来して 卵を産む。

 葉は 幼虫の 餌。


ムシトリナデシコ(虫取り撫子)

2013年06月05日 | 植物歳時記

梅雨の晴れ間 路傍で ムシトリナデシコの 濃いピンクの花が 花盛り。

半世紀前は 民家の敷地で 良く見られた。

最近は あまり 見かけない。

「ハエトリグサ」と 子供のころは 教えられたが

ハエジゴクともいう 別の モウセンゴケ科の 食虫植物のことだった。

 

虫取り撫子は

花の下の茎に 粘液が 在り 虫を捉えるが 食虫ではないそうだ。

和風な花だと 思っていたが

江戸時代に来た ヨーロッパからの 帰化植物。

なるほど 乾燥した 路傍で 繁殖して

日陰や 湿地では 見かけない。

ナデシコ科

 


斑入り植物展

2013年06月03日 | 植物歳時記

昨年に 続いて 観賞に行った。

斑入り植物は 以前から 関心があった。

偶然の 産物を センスで 活かす 楽しみ方が 光ります。

展示品は すべて 和風 盆栽仕立てです。

鉢棚や 敷き盆等に ひと手間かけて あります。

 

展示品のほかに 小品に 仕立てたものや ポット入り苗を

良心的な 価格で 購入できます。

 

斑入りに 関心があるのは 

建物の 日陰に なった スペースを 華やかに 彩れること。

花期以外でも 観賞価値が 高いことでしょうか。

 

斑入りでないものに 比較すると やや 弱い傾向がある為に

ケアは それなりに 注意が 欠かせません。

自分としては 洋風の 容器で 一風 変化させて 仕立て 楽しみたい。

殖やして 地植えにしてみたい。 

 

展示品の 写真を 撮影して良い ということで

映させて 頂きました。

 

昨年6月22日 斑入り植物について 載せています。


シャスターデージーは マーガレット似

2013年05月30日 | 植物歳時記

寒さにも強く 手間も掛からずに 日向で 水はけの良い場所に 植えれば

来年も 見られます。 花壇にも適し 切り花にもなる。

フランス菊や 日本の野生の ハマギクなどの 交配された

園芸品種。

マーガレットとは 葉の形や 花の時期が 異なる。

キク科。

シャスターとは アメリカ カルフォルニアの山の 名前だそうな。

 

 


蕾はコンペイトウ 開くと お皿 カルミヤの花 

2013年05月29日 | 植物歳時記

例年になく 早い梅雨入りになった。

カルミヤの 花盛り。

アメリカ石楠花とも 呼ばれる。

蕾は コンペイトウの 様なのだが

花は 開くと お皿のようになるのが 面白い。

蕾は 折りたたまれていた 精巧な 折り紙みたい。

  

ツツジ科 カルミア属 

北アメリカ キューバに自生。

常緑 低木。

 

宇都宮大学の 峰キャンパスの 旧図書館が在った 付近には

大正末に 植えた 古木がある。

 


オオカメノキ (大亀の木) 別名ムシカリ

2013年05月23日 | 植物歳時記

まず アップして 葉を 見てみよう。

なるほど 亀の甲羅に そっくり。

葉脈が 深く 皺深い。

花は アジサイのように 中心部には 細かい花。

外周部には 五弁の 大きい装飾花。

遠目に 引いてみたら

樹高は 2~4メートル位。

全国的に 分布している。

ブナや 針葉樹等の 高木の 林地に 自生している。

夏 赤い実が付き 黒く 熟成する。

スイカズラ科 ガマズミ属。

 

場所 高原山の 標高1000M以上の 稜線は

此の 白い花が 一斉に 花盛りだった。

目当ての ツツジ達の 満開は

6月に なってからだった。

 

 


ウグイスカグラ(鶯神楽)の赤い実が甘い

2013年05月20日 | 植物歳時記

3月に みかも山で ウグイスカグラの ピンクの花を 見かけた。

下向きに咲く ピンクの花は 小さく わずか 数センチ位。

花の写真は 焦点が 合っていない。残念。

花期も 実の時期も 短いそうで 今年は もう会えないかも。

と 思っていたが 自宅へ 帰ったら 同じ花が咲いた。

プランターに 随分まえから 勝手に 自生している

何だか 分からない木があった。

花が咲いて やっと 名前が判った。 野鳥の 贈り物か?

スイカズラ科 落葉低木。つる性ではない(カズラではない)。

全国的に 広く分布。

野生の 赤い実は 渋いか 毒があると 思っていたが

甘く 食べられる とは!