北欧の歌姫たち② / Veronica Maggio

2回目は06年デビューのイタリア系のスウェーデン人Veronica Maggio。かなりの美人さんです。07年のスウェーデン・グラミーでは、あのI'm From Barcelonaを押さえてニューカマー部門賞を受賞と、すでに実績も十分です。

06年9月に「Vatten Och Bröd」、今年3月に「Och Vinnaren Är」の2枚のアルバムをすでに発表していて、それぞれ2曲ずつシングル・ヒットを生んでいます。

全曲スウェーデン語で歌う音楽の方は、全体的にポップな感じですが、かなり多彩な音楽性を持っていそうです。容姿に似合っているのかいないのか、歌詞は少し過激な面もあるようです。オフィシャル・ページではセカンド・アルバム全曲の触りの部分が聴けます。

<セカンド・アルバム収録曲>
Måndagsbarn
http://jp.youtube.com/watch?v=NtJxy0zc7nU
Stopp
http://jp.youtube.com/watch?v=XLjMPR3FSCc
17 år
http://jp.youtube.com/watch?v=XE2U62bOlsw
<ファースト・アルバム収録曲>
Nöjd?
http://jp.youtube.com/watch?v=PbA1mzPBmXo
Dumpa Mig
http://jp.youtube.com/watch?v=cXtgI6BBxVg
<オフィシャル・ページ>
http://www.veronicamaggio.com/veronica
<MySpace>
http://www.myspace.com/veronicamagio

Eardrum Compilation （autumn 2008）

今頃になってやっとEardrum「Summer's Here Compilation」を聴いていますが（フリー・ダウンロード、結構良い曲が入っています）、もうすぐ秋向けコンピレイションが出ます。早ければ9月23日とのことです。

まだ予定の段階のようですが、全部で82のアーティストがリストアップされています。主な名前はこんなところです（順番に特別な意味はないようです）。

Ally Kerr (UK) - The truth that I have earned (acoustic version)
Je suis Animal (NOR) – Dominating spot in the room
BALLADS OF THE CLICHE (Indonesia) - (Song not decided yet)
The Postmarks (USA) – 7-11 (Ramones cover)
Pelle Carlberg (SWE) - Nicknames
Detektivbyrån (SWE) – Om du möter varg
The Pains of Being Pure at Heart (USA) – Everything with you
Bonnie & Clyde (SWE) – GBG 123
Sambassadeur (SWE) – Crooked spine
Vapnet (SWE) – Jag lät bara sanningen gå
Japan Air (SWE) - Stars
Dreamboy (SWE) – You're so great
Irene (SWE) – September skies

詳しくはこちらで。

北欧の歌姫たち① / Sophie Zelmani

スウェーデンのポップスを本格的に聴くようになってからまだ3～4年ほどと日が浅いので、かなり有名なアーティストでも実はあまりよく知らないということが多いです。最近、少し機会があったのでYouTubeなどでピックアップして聴いているところです。女性アーティストに焦点を当ててみます（不定期になると思います）。

1回目はSophie Zelmani。タイミング良くニュー・アルバムの「The Ocean And Me」が、9月11日付Swedishcharts.comアルバム・チャートで初登場1位を記録しました。

名前は何度も聞いたことがある人で、ファースト・アルバムのジャケットも印象に残っていますが、ちゃんと聴いたのは今回が初めてです。ナチュラルでメランコリックなアコースティック・ポップというのが第一印象です。カントリーの要素も持っていますが、フレンチの香りを感じました。声もメロディーもかなり好きなタイプです。

20曲ほど聴いてみましたが、一番気に入ったのが「Always You」。さらっとシンプルながらとてもキャッチー。他では「People」、「Yes I Am」、「Going Home」あたりも良いです。95年のファースト・アルバムに収録の「Always You」以外は、なぜか偶然02年の4作目『Sing And Dance』に収録。クレプスキュール・レーベルの影響で20年くらい前によく読んでいた作家、マルグリット・デュラスの映像を使ったものもありました。

Always You ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=uSqyvrMapko
People ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=k4KwwLtvxRE
Yes I Am ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=e26fNtshvg4
Going Home ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=LbllfXLhDpU
（おまけ）Once ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=FKUih_DCnzM

ニュー・アルバム『The Ocean And Me』からの曲もいくつか見つかりましたが、こちらも全体的に落ち着いた雰囲気です。先の2枚に加えて計3枚、ぜひCDで聴いてみようと思います。

Yeah, Okey ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Z1exhq1hD4E
This Room ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=1lw9L68mIf4
I Will Be There ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=gt-_oK_4oNM

ブログ通信簿サービス

「ブログ通信簿サービス」を試してみました。自分のブログのURLを張り付けるだけで簡単に通信簿が出来上がります。

まあ年齢は許せるとしても、演歌のネタはまだ一度もないはずだが。

 

スウェーデン発音響系オルゴール・サウンド

日本でもすでに少しだけ話題になっているDetektivbyrån。06年デビューのスウェーデン・イエテボリ（ヨーテボリ）の3人組ですが、9月11日付Swedishcharts.comのアルバム・チャートでファースト・アルバム「Wermland」が初登場3位と好スタートを切りました。

オルゴールをはじめ、グロッケンシュピール、アコーディオン、スモール・ベル、そして蓄音機サウンド・ボックスまで飛び出すサウンドは、とにかく心地よいの一言です。まるで幼少期に戻り、遊園地にでも来たかのような懐かしさを覚えます。

トイ・エレクトロ・バンドと呼ばれているようですが、映像を見るとかなり手作り感覚にあふれています。とくにアコーディオンの人が頑張ってくれています。日本盤は11月7日発売。少し前に日本独自編集のCDも1枚出ています。

MySpaceのフレンド一覧には、Au Revoir SimoneやSäkert!の名前もありました。

<アルバム収録曲>
Generation Celebration ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=5wLWhSZ1Uvo
Life / Universe ↓ 
http://jp.youtube.com/watch?v=GoA5kJMskm4
En Annan Typ Av Disco ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=SZTBelHPH8A

<過去の曲>
Lyckans Undulat ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=QmPltWvvxdc
E18 ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=BLTS0tcqgZE

MySpace ↓
http://www.myspace.com/detektivbyran

El Perro del Marニュー・ヴィデオ

El Perro del Marのニュー・ヴィデオはセカンド・アルバム「From the Valley to the Stars」に収録の「Glory To The World」です。前回の「Party」同様にEmily DeGrootが手掛けたもので、望遠鏡を使って人間の心の中を覗き込むという内容のようです。

この曲、少し前からモノクロの映像のヴィデオもYouTubeにありますが、こちらは公式のものではないのかもしれません。今回のものはThe Control Groupが投稿しています。

イントロから印象的な横笛は自身で吹いています。個人的にはセカンド・アルバムのベスト・トラックはこの曲です。

ニュー・ヴィデオ ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=KXbq-76PKsQ
ライヴ映像 ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=l0Ol_SkJW-g

「Tarzan Boy」再び

9月11日付Swedishcharts.comのシングル・チャートの9位にBad Influence feat. Dyceの「Tarzan Boy」が再登場してきました。これは80年代の偉大なる一発屋Baltimoraのカヴァーです。

北アイルランド出身のBaltimoraの「Tarzan Boy」は、85年に全英3位のヒット。翌86年初めには米国にも飛び火して、日本でも大ヒットしました。とにかく一度聴いたら忘れられない奇妙な歌とサウンドとルックスです。当時はこの曲が好きだと思ったことはなかったのですが、昨年ビールのCMソングとしてテレビで流れた時は、懐かしいとともになぜか嬉しかったです。BaltimoraことJimmy McShaneは90年代にエイズで他界しています。

そして今回のBad Influence feat. Dyce。スウェーデンのアーティストによるレゲエ・カヴァーで、6月から7月にかけて3週間ほどチャートの下位にいましたが、2ヵ月ぶりのリエントリーでトップ10入りです。原曲ほどのインパクトはありませんが、ヴィデオは面白くて可愛らしいです。

Bad Influence feat. Dyce「Tarzan Boy」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=ftb9H_K6b9o
Baltimora「Tarzan Boy」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=_r0n9Dv6XnY

ラジオ更新

このページで聴けます。プレイ・ボタンをクリックしてください。
曲目はこちらです。あと30分くらいで切り替わると思います。

 

 

Those Dancing Daysのニュー・ヴィデオ & 来日決定

Those Dancing Daysの新曲「Home Sweet Home」が、10月6日発売のデビュー・フル・アルバム「In Our Space Suits」の先行シングルとして9月29日に発売になりますが、そのPVがYouTubeにアップされました。

イントロのギターから引き込まれてしまいましたが、演奏部分が少しぶっ飛んだ感じの曲で驚きました。この曲は個人的には「Hitten」以来のヒットです。60年代の雰囲気の楽しいヴィデオも良いです。思ったよりいろんな曲をやっていて、アイドル・バンドでは終わらないものがありそうです。

そして、早くも来日公演です（11月7日、代官山UNITにて）。

Home Sweet HomeのPV ↓ 
http://jp.youtube.com/watch?v=QkcERFefWMk

Club 8、まさかのチャートイン

Swedishcharts.comの9月11日付シングル・チャートで、なんとClub 8「Jesus, Walk With Me」が13位に初登場しました。Club 8結成から13年の歴史の中で、スウェーデン・チャートのトップ60位内に入ったのは、シングル、アルバム通じて今回が初めてのことです。

「Jesus, Walk With Me」は、昨年発表の6枚目のアルバム「The Boy Who Couldn't Stop Dreaming」のオープニング・ナンバーで、同アルバムからの3曲目のシングルとして今年6月に発売されています。他の曲ではなく、彼ららしいこの美しい曲で達成したというのが素敵です。

オフィシャル・ページではこの曲のMP3がフリー・ダウンロードになっています。

「Jesus, Walk With Me」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=zux_9b9M59k
ダウンロード ↓
http://icyicy.com/club8/record.php?id=12