MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

<トピックス>El Perro Del Marニュー・アルバムのタイトル

2007-07-07 14:57:37 | トピックス
El Perro Del Marが現在制作中のセカンド・アルバムのタイトルは"From the valley to the stars"になるようです。オフィシャル・ページが発表しています。スカンジナヴィアでは今年末か来年初めにLicking Fingersから発売とのことです。

ドリーミーな印象のタイトルですが、それだけではイメージがつかめません。悲しげな歌とキュートなヴォーカルは変わらないと思いますが、どんなアルバムになるのか今から楽しみです。

【El Perro Del Marのライヴ映像】
Hello Goodbye↓
http://www.youtube.com/watch?v=Jz-7I7i8ijY
I Can't Talk About It↓
http://www.youtube.com/watch?v=GssQ9-awdA8
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<トピックス>「貴重CDはセブンドリーム・ドットコムで」の時代がありました

2007-07-05 23:53:00 | トピックス
Sarahレーベルの90年代初めの2組、The Sea UrchinsとEven As We Speakです。ともに廃盤で今は比較的価格も落ち着いてきているようですが、5年くらい前はたまにオークションで見かけましたが結構いい値で売買されていました。

そんな時に何の気なしに立ち寄った「セブンドリーム・ドットコム」。遊び半分で検索してみると、ともに在庫ありの結果が出ました。そして定価で購入。このサイトでは他にも廃盤の貴重なCDを手に入れることができました。

5年前の話です。もちろん現在ではそういうことはありません。あしからず。
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<ニュース>Acid House Kingsの新譜は来年初め

2007-07-04 23:34:19 | ニュース
スウェーデン・Labrador Recordsの4人組Acid House Kings=写真=は現在、Summersound Studiosで来年初めにリリースされるニュー・アルバムを制作中とのことです。北欧音楽シーンのブログIt's A Trap!が3日伝えています。

そのLabrador Recordsのページによると9月にIrene、10月にThe Radio Dept.、11月にSambassadeurのニュー・アルバムが発売になるようですが、It's A Trap!によるとSambassadeurは11月初めとのことです。

Club 8の新譜については、Labrador、アーティスト公式ホームページともに依然として何も伝えていませんが、「The Boy Who Couldn't Stop Dreaming」というタイトルで9月半ばの発売のようです。

Acid House KingsのMySpace↓
(とくに代わり映えしないですが)
http://www.myspace.com/acidhousekings

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ネットで見つけた新曲・新アーティスト

2007-07-03 23:58:42 | 新アーティスト・新曲
The Electric Pop Group(=写真)
昨年12月にデビュー・アルバム「My Only Inspiration」を発表したスウェーデン・イエテボリの4人組です。MySpaceで4曲聴けますが、タイトル・ソングと「Why Can't You」などナイーヴなネオアコでなかなか良いです。Sarah、Creation系のサウンドでSibiriaの雰囲気も少しあります。
http://www.myspace.com/theelectricpopgroup
採点:★★★★★★★☆☆☆

Tellevika feat. Firefox AK
スウェーデンのエレ・ポップ・シンガー・ソングライターFirefox AKが、英国のTellevikaというエレポップ/テクノ・デュオの新曲「Eric」にヴォーカルで参加しています。相変わらず少し哀愁を帯びた声ですが、間延びした感じがして微妙です。自身の曲の方が断然良いと思います。
http://www.myspace.com/tellevika
採点:★★★★★☆☆☆☆☆

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<トピックス>James届きました

2007-07-02 23:57:08 | トピックス
HMVに注文して25日後の6月29日、ようやくJamesの「Fresh As A Daisy: Singles」(限定2枚組エディション)が届きました。90年頃のマッドチェスター期に人気が爆発したバンドですが、以前にも書いた通りこのアルバムにはファースト・アルバムよりも前に出されたシングル作品5曲が収められています。

思えばその5曲が出た当時はThe Smithsのフォロワー・バンドでした。マンチェスター出身、少し繊細なギター・サウンド、そして名前がJamesと来れば当然の扱いのように思われます。ただこのバンドの方がベースの音が印象的でした。そんなことを考えながら聴いていると、あの名曲の「Sit Down」もなぜかThe Smithsの「Panic」とダブってしまいます。ドラミングが似ています。

そして初期の5曲はThe Pale Fountainsのセカンドの雰囲気も少しありそうだなと感じたところで、Jamesの最盛期に在籍していた元The Pale FountainsのAndy Diagramを思い出しました。Dislocation Dance~The Pale Fountains~Jamesと渡り歩いたトランペッターです。Dislocation Danceでは「I'm Doing Fine」など、この人が主役のように感じるほど吹きまくっていました。

このJamesのシングル・コンピレーションでも「Lose Control」「Seven」で彼のトランペットを聴くことができます。

33曲通して聴いてみても初期の5曲の若々しさが個人的には一番でした。とくに「If Things Were Perfect」「Hymn From A Village」の4、5曲目の流れが最高です。

JamesのMySpace↓
http://www.myspace.com/jamesisnotaperson

James「Sit Down」↓
http://www.youtube.com/watch?v=hv0euEiGDfI
The Smiths「Panic」↓
http://www.youtube.com/watch?v=9AlH2oYedfk

The Pale Fountains「You'll Start A War」↓
http://www.youtube.com/watch?v=k-Q4dCfK5vc
Dislocation DanceのMySpace↓
http://www.myspace.com/dislocationdance


そして全く関係ありませんが、きょう7月2日はCheryl Laddの56回目の誕生日でした。
http://www.youtube.com/watch?v=r2Uk-_oE9aU
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07年上半期マイ・ベスト・アルバム

2007-07-01 16:32:47 | ランキング
今年も早いもので半分が過ぎました。
相変わらず偏った音楽の聴き方をしていますが、6月までの洋楽アルバムのマイ・ベスト10をカウントダウン形式で紹介します。

⑩ Annemarie / ABC On TV
過去に何度も聴いたタイプの音楽ですが、インドネシア・ジャワ島のバンドになんのてらいもなくやられてしまうと、一瞬胸がキュンとしてしまいます。スウェーデン経由のファースト・アルバムです。
Apple (suicide on your stereo set)のPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=_oLuOULOL-o
MySpace↓
http://www.myspace.com/annemarietheband

⑨ Suzanne Vega / Beauty & Crime
久々の会心作、少し甘い声は健在です。全体的にエレクトリック・ビートが効いた曲が目立ちますが、そんな中でフォーク調のスローな曲の完成度が高いです。セールス的には期待できないかもしれませんが。
Frank & Avaライヴ映像↓
http://www.youtube.com/watch?v=4B-AxbOMbBs
MySpace↓
http://www.myspace.com/suzannevega

⑧ Feist / The Reminder
相変わらず存在感のあるヴォーカルと雰囲気のある独特の世界です。前作と比べるとやや地味な感じもしますが、曲はヴァラエティーに富んでいてソングライティングには深みが出てきたような気がします。
1 2 3 4のPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=p8Z-DIAthbM
MySpace↓
http://www.myspace.com/feist

⑦ Modest Mouse / We Were Dead Before the Ship Even Sank
Johnny Marrが加入したからランクインしたというわけではないですが、正直いって彼がいなかったらCD買わなかったかもしれません。ギターがいいです。ひねくれたサウンドと少しクレイジーなヴォーカルもクセになりそうです。
DashboardのPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=erc40wCxRZo
MySpace↓
http://www.myspace.com/modestmouse

⑥ Lucky Soul / Great Unwanted
いい感じでシングルを発表し続けた後、満を持してのファースト・アルバム登場でした。期待を大きく上回るということはなかったですが、それでもヴァラエティーに富んだ曲構成になりました。Aliさんのヴォーカルは本当にかわいいです。
Lips Are UnhappyのPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=KOdEjlvFem0
MySpace↓
http://www.myspace.com/luckysoulluckysoul

⑤ Säkert! / ST
来日公演も素敵だったHello SaferideことAnnika Norlinのスウェーデン語で歌う別プロジェクトのデビュー作です。基本的にはHello Saferideと変わりませんが、ギターポップ色が少し強くなっています。スウェーデン語なので歌詞がよくわかりませんが、セカンド・シングル「Allt Som Är Ditt」はレイプされて復讐する歌のようです。
Vi Kommer Att Dö SamtidigtのPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=EZX1GXeE4mg
MySpace↓
http://www.myspace.com/sakert

④ Vapnet / Något Dåligt Nytt Har Hänt
上のSäkert! 作品にヴォーカルのMartin Hanbergがデュエットで参加しましたが、昨年のファースト・アルバムに続く7曲入りのミニ・アルバムを出しました。アコースティックと適度なエレクトリックが融合されたサウンドに優しい男性ヴォーカルが被さります。細部まで実によく練られた作品に仕上がっています。
Tar Tillbaka DetのPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=Bh4b144H3sI
MySpace↓
http://www.myspace.com/vapnet

③ Maia Hirasawa / Though, I'm Just Me
Hello Saferideのサポート役として来日し素敵なパフォーマンスを見せてくれましたが、彼女自身のデビュー・アルバムも予想を上回る出来栄えでした。先行シングル「And I Found This Boy」を聴いた時は少し微妙な感じもしましたが、アルバムはひねりの効いた良い曲が多かったです。とくに「Gothenburg」などピアノ・ソングが光りました。
GothenburgのPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=KG64DmsSQH4
MySpace↓
http://www.myspace.com/maiahirasawa

② Basia Bulat / Oh, My Darling
Feistを土臭くストレートにしたようなカナダ人女性SSWのデビュー・アルバムで、全洋楽ファンに聴いて欲しいと叫びたい力作です。アコースティック・バンドをバックにフォーク調の歌を歌うのですが、シンプルな曲ながら存在感のあるスモーキーなヴォーカルに圧倒されます。英国はRough Tradeから、日本はユニバーサルからの発売ですが、宣伝費がここまでは回ってこないのでしょうかね。もっとプッシュしてもらいたいです。文句なく上半期ベスト・アルバムになるだろうと当初は思っていたのですが・・・。
Snakes and Laddersのライヴ映像↓
http://www.youtube.com/watch?v=lKqN7GUAMs8
MySpace↓
http://www.myspace.com/basiamyspace

① Santa Maria / ST
スウェーデンの人気バンドThe Concretesのギタリスト、Heikkiのヴォーカリストとして知られるMaria Erikssonによるファースト・アルバムです。ギタリストのソロ作品なので一応はギターポップだと思いますが、多彩な楽器で様々な仕掛けが用意されたドリーミーでポップな世界です。全10曲、全く違う表情を持った曲が並ぶのでなかなか楽しく聴けます。Mariaのクールでぶっきら棒で力強いヴォーカルもそんなサウンドによく合っています。企画の勝利とでもいうべき傑作です。でもこのCD大手ショップでは手に入りません。
Every TimeのPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=XZe3MPhPw_Y
LaLaLaLaLaaa↓
http://www.fluxblog.net/santamaria_lalalalalaaa.mp3
MySpace↓
http://www.myspace.com/santamariamusik


というわけで、なぜか女性作品が目立ってしまいました。
これ以外にも上半期発売でフォローできていないものもまだまだあり、7月以降も強力作品の発売が予想され、12月末にはどうなっているか楽しみです。
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