たまにしか見ませんが
最近、「出没!アド街ック天国」のBGMに使われる曲が
結構良い感じがします。
何週か前に見た時はThe Pipettesの「Pull Shapes」と
Lucky Soul「My Brittle Heart」が、
きょうは少しぼんやりとして見ていたら
Miss Liの曲(「The boy in the fancy suit」だったかな)と
Pretenders「Back On The Chain Gang」が流れました。
ただそれだけのことなのですが
Pretendersで思い出したのが99年の7作目
『i Viva El Amor !』に収録された「Human」。
オリジナルはThe Divinyls「Human On The Inside」ですが
カヴァーとは思えないほどのインパクト。
全盛期は過ぎているものの
女帝Chrissie Hynde節が炸裂する名カヴァーです。
昨年2月に活動を終了した
デンマークのOliver North Boy Choir。
透明感のある女性ヴォーカルを前面に出した
ドリーミーなエレクトロポップ・バンドですが
カヴァー曲の良さがとくに光りました。
Beat Happening「Cry For A Shadow」 、
Kim Carnesの大ヒットで有名な「Bette Davis Eyes」、
懐かしのBaccara「Yes Sir, I Can Boogie」など
結構意外性のある選曲です。
初期の頃はOMD「Enola Gay」もカヴァーしていますが
この映像は見つかりませんでした。
ONBC「Cry For A Shadow」→ ♪
Beat Happening「Cry For A Shadow」→ ♪
ONBC「Bette Davis Eyes」→ ♪
Kim Carnes「Bette Davis Eyes」→ ♪
ONBC「Yes Sir, I Can Boogie」→ ♪
Baccara「Yes Sir, I Can Boogie」→ ♪
フィンランドのガールズ・バンドJalankulkuämpäriによる
カヴァー曲「Roikkumaan langoille」です。
オリジナルとは全然違ってアコースティックです。
でもMySpaceに行ってみたら
全くアコースティックな音楽ではありませんでした。
MySpaceにはマトリョーシカのイラストのほか
フレンド欄の上の所にも
何やらロシア的な女性のイラストがありました。
そういえばフィンランドはロシア化政策など
長い間ロシアの影響下に置かれた国でした。
フレンド欄には懐かしのThe Murmursの
名前がありました(ファンのページですが)。
Sadeの10年ぶり新作『Soldier Of Love』が
ビルボードのアルバム・チャートで3週連続1位と
凄いことになっているようです。
だいぶ前にも書いたとおり(ここ)
84年の1stアルバム『Diamond Life』に衝撃を受け
それを機に聴く音楽自体が変わってしまったほどですが
正直言うとそれ以降はそれほど良いとは思いません。
今回もタイトル曲を聴いただけですが
とくに食指が動いたということはありませんでした。
そんなところにThe Radio Dept.の24日発売の新曲
「Heaven's On Fire」のB面です。
なんとSade「All About Our Love」のカヴァー。
原曲は00年のアルバム『Lovers Rock』に収録。
と書いたところで、同じ曲だとは思わないかも。
The Radio Dept.「All About Our Love」試聴ページ → ♪
Sade「All About Our Love」→ ♪
今まで聴いたThe Beatlesのカヴァーで
好きなものを3曲選んでみました。
まずはHeavenly=写真=の「It Won't Be Long」。
なんの変哲もないカヴァーなのですが
Amelia Fletcherの可愛らしいヴォーカルが良いです。
トリビュート・アルバム『Revolution No.9』に収録。
続いてはアメリカのテレビ番組から登場した
従姉妹4人組The Four King Cousinsによる
「Here, There And Everywhere」。
「Good Day Sunshine」のカヴァーもしていますが
曲の良さからこちらです。
最後はTiger Trap、Softiesでお馴染み
Rose Melbergによる隠れ名曲「I Will」のカヴァー。
淡々と歌っていますが凄く良いです。
この人、現在はヴァンクーヴァー在住です。
Heavenly「It Won't Be Long」→ ♪
The Beatles「It Won't Be Long」→ ♪
The Four King Cousins「Here, There And Everywhere」→ ♪
The Beatles「Here There And Everywhere」→ ♪
Swedespleaseのページで
The Beatlesの曲「There's a Place」をカヴァーする
スウェーデン・ヨーテボリのアーティスト
Ossian Ekengerという人が紹介されていました。
Beatlesの曲を自ら進んで聴くなどということは
今でこそほとんどなくなりましたが
そもそも洋楽を聴き始める入り口となったバンドです。
それにしてもBeatlesの曲は数あれど
初期のこんな地味な曲をカヴァーしているところに
少しだけ興味を覚えたので
MySpaceで聴いてみることにしました。
すると「There's a Place」のほかにも
「Misery」と「All I've Got to Do」の2曲がありました。
Beatlesとは関係ありませんが
MySpaceにある「Christmas in July」という曲が
Series Two Recordsが昨年出した
クリスマス・コンピレイションに収録されているようです。
MySpace → ♯
一応オリジナルも
「There's a Place」→ ♪
「Misery」→ ♪
「All I've Got to Do」→ ♪
You load sixteen tons, what do you get?
Another day older and deeper in debt.
Saint Peter, don't you call me, 'cause I can't go;
I owe my soul to the company store.
84年にベルギーのCrépusculeから出た
デビュー・ミニ・アルバム『East and West』収録の
「Land of My Dreams」は凄いカヴァーでしたが
翌85年のEP『Rythm』のA面2曲目
炭鉱夫の生活を描いた「Sixteen Tons」のカヴァーも
負けず劣らずに斬新でした。
オリジナルは1946年のMerle Travisで
カントリー・ナンバーです。
1955年にはTennessee Ernie Fordが歌い
全米1位に輝いていますが
インパクトの大きさではAnna Dominoです。
ちなみに日本では小坂一也のカヴァーで有名です。
Anna Domino「Sixteen Tons」→ ♪
Merle Travis「Sixteen Tons」→ ♪
Tennessee Ernie Ford「Sixteen Tons」→ ♪
1年以上前に一度書いたベルリンのPLAS-TICK。
Wham!「Last Christmas」のカヴァーで知った人たちですが
そのヴィデオがYouTubeにありました。
せめてもう1ヵ月早く気がつけば良かったのですが。
他では以前に紹介した「Himmel und Erde」のほか
「Quantensprung」のヴィデオもありました。
MySpaceの1曲目には
「Drahtlos(Home Edition)」という曲が追加されましたが
聴いたら多分、PCが壊れたと思いますよ!!
オフィシャル・ページでは
「Last Christmas」などがダウンロードできます。