外国人労働者 「人手不足を補う」構図 
外国人労働者の数は、平成12年度から急激に増加し、5年間で
約60万人増えた。
製造業で働く技能実習生やサービス業で働く留学生らの増加が
目立ち、人手不足が深刻な状態になっているのだ。職場を外国
人労働者が補っている構図になっているのだ。
国籍別にみると、中国が37万2263人で全体の29.1％を占め
る。ベトナムの18.8％、フィリピンの11.5％が続いた。
伸び率ではベトナムが最も高く、前年同期に比べて約4割増えた。
あらゆる職場に、外国人労働者が増えている現状をどう見るか❔
特に、技能労働者の必要性が問われています。
私の周りでは、高齢者の雇用も見られるし、福祉や介護に携わって
いる若い労働者もたくさんみかけます。
サービス業で働く外国人もみかけます。幼いこどもの英会話や世話
をしている先生もみかけます。建築現場で働く外国人もみかけます。
タクシーの運転手になっている人もみかけます。ホテルの従業員も
たくさんみかけます。この人たちの教養と素質を高めることが日本
を救う道なのです。つまり、日本人として技能を高め、多くの日本
人にひけを取らない、素質・素養をつけさせてあげることが急務な
のです。日本語になじみ、話せる労働者を必要としています。
安く働かせる底辺を支える労働者では、やがてひずみがでてくるの
です。外国人労働者の中に、何カ国語も話せる素晴らしい才能を持
った外人もたくさん来られています。
その反面、日本の若者の中に、引き篭もりの人も大勢いるのです。
みんなが助け合いながら、逞しく生きる喜びに満ちた社会にするに
は、引き篭もりの日本人たちを、若者を引き出すことも急務です。
ゲームに興じるだけの若者を増やすことではないのです。
