アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

「芸術家の家」

2015-09-18 07:06:57 | 画材、技法、芸術論、美術書全般、美術番組
 芸術家の家 作品の生まれる場所 
  文/ルメール 写真/アミエル 訳/矢野陽子 
                西村書店 定価3600円+税

 たまたまお金のあるときに買ってみました(そんなときもあったなあ)。なかなか芸術家の家を見られる写真集もないので。取り上げている芸術家は以下の通り。

 アンドレ・ドラン
 ブルームズベリー・グループ
 フランティシェク・ビーレク
 ギュスターヴ・ド・スメット
 アルフォンス・ミュシャ
 ルネ・マグリット
 ローザ・ボヌール
 ギュスターヴ・モロー
 ウィリアム・モリス
 ガブリエーレ・ミュンター
 ジェームズ・アンソール
 クロード・モネ
 アルフレート・クビーン
 ジョルジョ・デ・キリコ

 この14人のうち、マグリットとモロー、ガブリエーレ・ミュンター、モネ、デ・キリコの5人はすでに美術番組で取り上げられていて知っている人も多いはず(私もそう)。だから少々がっかり。でもこうしてこの本を手元に置いて、好きなときに見て溜息をつくのも悪くない。そしてなぜかちょっと贅沢な気分になれます(それは私だけかな)。ただしこの本、建築家には必須でしょう。芸術家の家はどんなものかを知るには打ってつけだから。
 もしこの14人の中に熱烈に好きな芸術家がいれば、買ってみるのも一興。私の場合、デ・キリコが好きなので、家(もうさんざん美術番組で見たのですが)の話が面白かったです。

 なお、姉妹本として「作家の家」というのもある。なぜかこちらの方が安い。海外の文豪20名を扱って税込2940円。で今思い出した。この「作家の家」も欲しかったんだ(さすがにお金がなくて当時買えなかった)。欲しい。来月買っちゃおうかな。ってまたそんなことしてお金が出て行く。欲しい本は別にあるのにね。もし買ったら報告いたします。 


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