お菓子とネコとパリ

miya(ネコ)とasuka(パティシエール)のパリでの楽しく幸せな美味しい日々。

ぺトラ遺跡

2006-06-30 | ヨルダン
ナバタイ人の都市であったぺトラ。
長い間この地は外の人間に知られぬよう隠され守られていた。
2000年以上も前からアラビア半島からやって来た遊牧民のナバタイ人やベドウィンによって栄えた中継都市で岩をくり抜いて造った多くの建物群に圧倒される。

 

狭い岩の裂け目・シーク、ここの頭上に迫り出した崖の高さは60~100m。

 

エル・ハズネは崖を削り彫り抜いた神殿風正面をもつ霊廟で
映画“インディージョーンズ・最後の聖戦の舞台となった場所。

 
 
遺跡はかなり広く、丸1日は必要。

 

岩肌は様々な色をしていて、時間帯によっては幻想的な赤色に染まったりする。

 

この日もとても暑く、かなり暑さにバテテしまって5分歩いては5分休憩。
ロバや馬、ラクダにも乗れるんですけど断ってしまったので...。

 

1時間くらいかけて。修道院跡エド・ディルへ。
ここまで来ると景色もこれまたスゴイ!!

 

このエド・ディルは高さ45m、幅50mもある。1世紀に建てられたナバタイ人の神殿だ。



ローマ円形劇場の近くには岩をくり抜いた建物が多く見られる。
中でも印象的なのは王家の墓と呼ばれる岩窟墓群で、
最大のものは3階建てのローマ帝国政期宮殿建築を模範している。

 

帰り道は馬のひく乗物に乗せてもらいってゲートまで戻りました。
ここで働いてるベドウィンの人たちに言わせると、このぺトラ遺跡、
1日では見切れないそうで、3日は滞在するべきとの事。
ここへ来るフランス人はキャンプして何日間か滞在する人も多いそうです。
何もない岩山とかをただ1日ずっとハイキングしたりして過ごすみたい。
うぅぅ...でもこの日くらいの暑さの中、私はここで歩き続ける自信はないです...
でもここで見れる夕日はすっごく綺麗らしいので、
もし次行く機会があったら1泊くらいはしてみたいかも。

 

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優しい男の子

2006-06-29 | ヨルダン
ぺトラ遺跡のゲートに入るとすぐに馬乗り場があり、2JD(360円)で乗らない?と声をかえられたけどお金がないからと断りました。そしたらタダでいいからと言われ、それでも、いいと断ったのですが、結局、乗せて貰う事に。

 

そしたら普通の道ではない、岩山の方へ連れて行ってくれました。
馬がこんな道歩けるんだと驚いたけど、同時にこんな場所しょっちゅう来るのだろうかと思い、尋ねると、明日アメリカ人女性が4時間のコースに50JD(9000円)払う事になってて、また明日も来るよとの事。そんな事を聞くと、自分はタダでいいの?と心配になり聞いてみると、
“ここではお金はNothingだよ”って。



こんな場所にも、こんなに綺麗な花が!

  

ここにもベドウィンのテントが。こういう所で自分は絶対生活できないなぁ...

 

ぺトラに戻った後も一緒に1日中歩いてくれて、途中、お菓子やジュースまで買ってもらって、

 

夕食まで家に招待してもらいました。
彼のお母さんが作った料理、美味しくておかわりも頂きました。

  

別れ際、せめて少しのお金を、と思って渡したのですが断られてしまいました。
何でこの人はこんなに親切にしてくれるんだろう。何の利益にもならないのに。
“自分は君のお兄さんのような存在なんだから、当たり前の事をしただけだよ”って。
世の中、こんな優しさを持った子がいるんだなぁと彼の優しさに涙が流れました。



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ワディ・ラム

2006-06-28 | ヨルダン
赤みを帯びた砂の色が特徴的なワディ・ラム。

 

有史以前から人が住み、かつてはブドウと松ノ木が繁っていたとも言われるが
現在では武骨荒々しい巨大な岩山があちこちにそそり立っています。

 

私はタクシーで行きましたが、でなければ4WD車かラクダに乗っての観光となります。

 

キャンプ場もいくつかあり、どこで寝ようと構わないそうです。



写真を撮られるのが好きなタクシードライバーのおじさん。
“撮って、撮って♪”とお得意の!?ポーズ。

  

赤く細かい砂の大地に咲く花。
 

ワディ・ラム観光の後はぺトラへ。
写真はおじさんのうち。
可愛い娘がいました。
  

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この記事には全く関係ないけど、いや~、今日のシャンゼリゼはすごかった!!
盛り上がってきましたね、フランス。
1次リーグの時は誰か応援してんのか?って思ってたんですけど、
この前勝ってから、優勝できるんじゃないかと言い出し、今日勝った事で大喜びしてる国民です。
あまりの単純さに見ていて、笑えてきます。笑
次はブラジル戦かぁ...
勝つような事になったら、一体どうなるんだろ~。
楽しみです♪

アカバ

2006-06-27 | ヨルダン
タクシードライバーの友達がアカバの主要な見所を車で連れて行ってくれました。



16世紀初めにマムルーク朝の君主によって築かれたアカバ要塞を見学。

 

そしてビーチへ♪



海が本当に透き通っていて、色取り取りの魚が気持ち良さそうに泳いでいました。

 

私も魚になったような気分で一緒にスイスイ♪というよりは顔を水面につけてプカプカ浮いてました。
2時間くらいそんなかんじで太陽に背を向けて浮いてたので、背中がこんがり日焼けしました。

 

一度休憩して再び海へ。
入った途端、うっかりウニを踏んでしまいました...。
この辺、ウニが沢山いて、おじさんに気をつけろと言われてたのに...。
ウニって踏んだ瞬間激痛が走りますね。
ぎこちない歩き方で、おじさんの元へ行き、棘を抜いてもらいました。
うぅ...。2日したら、痛みも全くなくなると言われ、2日もかかるのか...と思いつつ再び海へ。

 

この綺麗な海に住んでる魚達は幸せだな~。
生まれ変わったらここで泳ぐ魚になりたい!とこの時、本気で思いました。笑



泳いだ後は、お腹が空いたので、またケバブ屋で食事。
4時くらいだったのに次から次に人が来ていました。
4時にケバブかぁ...。おやつ代わりかしら?

 

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miya雑誌デビュー☆

2006-06-26 | miya (ネコ)
miyaが“猫びより”という雑誌(日本の)に載ることになりました!!



今日、ジャーナリストの人が取材に来てくれて写真を撮ってもらいました。

 

普段、全く猫雑誌を読まないんですけど、かなりの数の猫雑誌が出てるんですね!!
その中でもこの“猫びより”は1番人気らしいです★

  

この雑誌の中にCNNというページあり、いつもフランスの猫事情を載せているらしく、
で、今回のテーマは“旅行と猫を愛する人”という事で私の所へ依頼が来ました

  

1ページだけだけど、miyaが雑誌に載せてもらえるってすっごく嬉しいです!!
発売日は8月12日。是非立ち読みでもしてみてください



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エイラットの夜景

2006-06-25 | イスラエル
イルカと泳いで、水族館で魚も見て満足した後、夕方は、アカバ湾のあるノースビーチへ。



お店が夜遅くまでやっていて、沢山の人で賑わっていました!!



ビーチにイスが沢山並べられているので、そこに座って、
夜の海、エイラットの夜景をポケーッっと眺めていました。



早朝、バスでこの町に着いた時もこの景色が1番に目に飛び込んできて、本当に綺麗だったのを覚えています。
これがイスラエル最後の夜。
翌朝はヨルダンへ入る為、アカバボーダーへ。バスがない為、タクシーで。
またまた運良く、ここでも何も質問されず、出国税を払ってすんなりヨルダンへ入国。
最初通っボーダーとは違い、ここは徒歩で渡れる為、バス待ちもなく、しかも出国税も来た時のボーダーより安い!ので、このボーダーを選んでホント良かった☆



ボーダーからアカバ市内へは、またまたタクシー利用となります。
それで出会ったタクシードライバーのおじさん。
ヨルダン旅行はこのおじさんにお世話になる事になります。
やっと、明日からはヨルダン旅行の写真がアップできます。
ヨルダンも見所が色々あって魅力的な国でした。
明日からもまた、ブログ見に来てネ



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水中展望台

2006-06-24 | イスラエル
美しい紅海の海底が覗ける水中展望台へ♪



水族館へ入り、階段を降りていくと海底6mの地点に到達。



冒険家クストーが世界で一番美しいと言った透明度バツグン、
さんご礁の多さでも世界有数の紅海の海底が覗けてしまいます。

 

濡れる事無く、海底散歩できる人気のスポットです。

 

パリには水族館がないので久々の水族館♪

 

色の鮮やかな魚達が沢山見れて、嬉しかったぁ~♪

 

あぁ~...熱帯魚も飼いたいナァ~、な~んて♪太った魚(金魚!?)が2匹部屋にいるので
実際、飼う事はないだろうけど、そんな事を思ったり。

 

地上24mのタワーのてっぺんからは、なんとヨルダン、サウジアラビア、エジプトが
いっぺんに見渡せてしまいます!!



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イルカ

2006-06-23 | イスラエル
イルカと泳ぎたい!!



その夢が実現しました☆

 

先月、イスラエル、エイラットにあるドルフィン・リーフで。



たった30分間だったけど、一生忘れることのない大切な思い出ができました。

 

このドルフィン・リーフでは幼いイルカを育てて海にかえすという事をしています。



皆さんご存知でしょうか?現在の世界の動き: イギリスには鯨類を飼育する水族館は既になく、北米では70館以上の水族館がイルカなどの鯨類を飼育展示しないと宣言し、北米とオーストラリアには、鯨類の飼育や展示を禁止した州もあります。さらにフィンランド、インド、キプロスなどの国々では水族館へのイルカの輸入を禁止し、ヨーロッパ各国では、イルカ類の捕獲に対して政府が許可を出さない例が続いています。また、現在、ルフトハンザ航空をはじめ、世界の10社に及ぶ航空会社が水族館に向けてのイルカ類の輸送を行なわないと発表しています。

 

世界的に保護されているイルカ。
しかし日本は政府の許可のもとイルカ猟(漁)が行われています…。



イルカ猟が行われる日、 海がイルカの血で真っ赤に染まります。

 

信じたくないけど、これが事実...。



今、私達にできること、それはまず署名をすること。
水産庁、静岡県知事、和歌山県知事、漁業協同組合 などへFax送信
小泉総理大臣(本人は読まないだろうけど) 総理官邸へEメール送信など...

 

すごく好きだから、大切にしたいイルカの存在。



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ドルフィン・リーフ

2006-06-22 | イスラエル
バスターミナルに出発時刻より早く着いたので、座って寝てたら、イスラエル女性に声をかけられました。せっかく眠ってたのに...。その子がまた、めちゃめちゃ喋る子で...。
エイラットで一緒に宿をシェアしないかって...。
怪しいので最初断っていたのですが、バスでも隣の席になり、バスがエイラットに到着したのは午前4:30.結局彼女とダブルルームに泊まる事になりました。



少し寝て、10時ごろ、プライベート・ビーチであるドルフィン・リーフへ。



ここでは幼いいるかを育てて海に返すという事を続けており、1日4回調教とエサを与える所が見学できます。



紅海に面し、1年中を通じて泳げるこの町の気候は普通に暑いか、とても暑いか。水温が20℃以下に下がる事がない為、サンゴの生息には最適で、水も透き通ってて本当に綺麗!!泳いでる魚が見えます!!

 

イルカと一緒に泳いだり、ダイビングをしたりする事もできます。



カフェテリアの木陰でちょっと休憩。



孔雀が羽を広げてたので写真に撮りました♪

 

そう!それで、ここエイラットのドルフィン・リーフに来た目的はイルカと泳ぐ為!!
初めて一緒にイルカと泳ぎました。イルカの写真、明日アップしま~す



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ティベリヤ

2006-06-21 | イスラエル
この日は朝7時にエイラット行きのバスを予約していたのですが...乗り遅れました...。
次のバスに変更してもらえたので良かった。でも次のバスは23:30。
で、ティベリヤへ。南北20Km、東西12Kmのパレスチナ最大の淡水湖、ガリラヤ湖があります。



崩壊と再建を繰り返したギリシア正教会修道院。



イスラーム寺院、ジャーマ・アル・バフル。

  


16世紀、ユダヤ教徒迫害から逃れてきたナスィ家の女主人がこの城壁を完成させ、
この後18世紀中頃、ベドウィン出身のチュラビーによって現在の形になったそうです。



ここティベリヤには古代から湧き出している温泉があるとの事、行ってきました!!リウマチ、肩凝り、腰痛そして、若返り!に効き目があるという薬湯とスイミングプールがありました。

 

皆、水着を着て温泉につかりのんびりくつろいでました。
でも、この温泉、深くて...泳いでました。隣にはプールもあるし...。
それにしても、この日の気温は39度!暑かったです。



ひと泳ぎした後はお腹がすっかり空いたので、ファラフェルを。
この旅ではファラフェルやケバブをよく食べたな~。

 

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アッコー

2006-06-20 | イスラエル
午後、ハイファから電車で30分のアッコーへ。

  

オスマン朝後期建築の傑作、ジャーマ・アル・ジャッザール。
緑のドームと高いミナレットを持つ寺院。
入場料を払わなければいけないが日本人という事で半額にしてくれた。ラッキー

   

中庭にはジャッザールと養子スライマーンの墓があります。

  

18世紀に建てられた隊商宿、ハーヌル・ウムダーン。
カイザリヤ等の遺跡から持ってこられた柱からできています。

 

色々な時代に修復、増築された旧市街をぐるりと囲む城壁。

 

上って歩く為の城壁ではないようでしたが、眺めが良さそうなので上ってみました。

 

その後、アッコー・マリーナの方へ。



この日の晩は皆、浜辺に行って火を焚いてお祭りするんだ、と港にいた漁師さんに声をかけられ、その日の夕食は彼の釣った魚を浜辺で頂きました。
ここの海で釣った撮れたての魚は、とっても美味しかったです

 
 
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ハイファを歩く

2006-06-19 | イスラエル
バハーイ庭園を見た後、カルメル山にあり修道院へ徒歩で。
またまた思ったより遠かった...。1時間位歩きました。街の眺めが綺麗でした!!



やっとステラ・マリス・カルメット修道院へ到着したけど、閉っていたので外観だけを撮りました。

 

修道院から海辺へ下る遊歩道の途中にある建物。閉っていたけど鍵穴から写真が撮れました☆

 

道には様々な花が!

 

夏っぽい1枚☆



遊歩道から海沿いのプロムナードへ。

 

この日も暑く、猫も浜辺の陰で休憩中♪

 

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バハーイ庭園

2006-06-18 | イスラエル
3日目はイスラエル第三の都市ハイファへ。
美しい建物と庭園で名高いハーブ廟とバハーイ庭園があります。



この正面からは入れず、坂道を登って入り口へ…。結構遠かった…。



ハイファはユダヤ教以外の宗教施設が沢山ある町。
特にバハーオッラーによって創始されたバハーイ教はここを聖地としています。

 

2000年末に完成した庭園の中にはハイファのランドマークにもなっているバロック様式の豪華な廟があります。が…。午前中のみの予約制なので行けませんでした…。またまた残念。

  

四季の花が咲き乱れていて綺麗です。

 

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エリコ

2006-06-17 | イスラエル
死海でひと浮きした後はエリコへ。この辺は文字通りの荒野が広がる。



海抜下350mと世界で最も低地にあり、その豊かな水と暖かい気候の為、
様々な果樹が植えられている。



紀元前7800年から人間が住んでいた跡があり、町の城跡跡も残っている為、
ここは要塞化された世界最古の町といわれている。

 

耳がカワイイ♪

 

イエスが荒野で40日間断食をし、悪魔に誘惑を受けるとされる場所がここ。現在はギリシア正教会の修道院があり、“40日の修道院”を意味する“デール・クルントゥル”と呼ばれている。



水の湧き出る場所発見!!



ちょっと一休み。ゴマ付の歯ごたえのあるドーナツ形のパン、カアッハ。
サダールというスパイスと一緒に食べると美味しい。

 

現在、エリコはパレスチナ自治区である。5年前のガイドブックにはイスラエルナンバーでの乗り入れは避けたいと書かれてあったが、特に問題はなかった。ここへ行くにはタクシーか、レンタカーが交通手段なので、ここへ連れて行ってくれる人が見つかって良かった。でも見所が周辺に散らばっている為、全部見て回れなかったのが残念。



この日もあっという間の1日だった。エルサレムへの帰り道の空の色がとても印象的だった。



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死海デビュー

2006-06-16 | イスラエル
死海へ車で♪目の前に広がるのはこんな景色。



こういった場所にも家がポツリ、ポツリと建っています。



海面下398mと世界で最も低地にある塩水湖。長さ78km、幅18kmと細長い湖はヨルダンとの国境に位置しています。



水に入っていくと直ぐの所に泥がぬめぬめしています。これをBODYに塗って天然泥パック♪



皆プカプカ浮いて楽しんでました♪



←触るな!危険!!?