【ワシントン=渡辺浩生】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は9日、上院国土安全保障・政府活動委員会小委員会が22日、米メキシコ湾の原油流出事故をめぐって公聴会を開き、油田に出資する三井物産系の石油開発会社MOEXの石井直樹社長が証言すると報じた。油田のうち65%の権益を持つメジャー(国際石油資本)英BP以外の共同出資者の証言は初めてとなる。
原油流出は4月20日に発生した石油掘削施設の爆発事故によるもの。油田の開発・操業はBPのほか、米エネルギー企業アナダルコ・ペトロリアムとMOEXがあたり、それぞれ25%、10%の権益を持っている。同小委員会は石井社長のほかアナダルコのハケット最高経営責任者(CEO)も招く。
国民の負担回避のため、米議会には原油の除去費用や被害の賠償を「責任あるすべての当事者が負担すべきだ」という声が強く、石井社長らを追及するとみられる。事故対策費としてBPはアナダルコに約2億7000万ドル(約240億円)、三井側に約1億1100万ドル(約98億円)の分担を求めているが、アナダルコは9日、応じない意向を発表した。
引用元:yahoo ニュース
原油流出は4月20日に発生した石油掘削施設の爆発事故によるもの。油田の開発・操業はBPのほか、米エネルギー企業アナダルコ・ペトロリアムとMOEXがあたり、それぞれ25%、10%の権益を持っている。同小委員会は石井社長のほかアナダルコのハケット最高経営責任者(CEO)も招く。
国民の負担回避のため、米議会には原油の除去費用や被害の賠償を「責任あるすべての当事者が負担すべきだ」という声が強く、石井社長らを追及するとみられる。事故対策費としてBPはアナダルコに約2億7000万ドル(約240億円)、三井側に約1億1100万ドル(約98億円)の分担を求めているが、アナダルコは9日、応じない意向を発表した。
引用元:yahoo ニュース