あすかパパの色んな話

日々の暮らしの中で思ったことを書き込んでいきます。
今までのように写真、競馬の予想、スポーツネタも続けていきます。

松井秀、いきなり先制2ラン!完全男粉砕!

2012年05月30日 19時41分32秒 | 野球

四回に今季初本塁打となる先制2ランを放ったレイズ・松井秀喜=トロピカーナ・フィールド

レイズ2-7ホワイトソックス(29日、セントピーターズバーグ)メジャーに昇格した松井秀喜外野手(37)は、本拠地のトロピカーナ・フィールドで行われたホワイトソックス戦に、いきなり「6番・左翼」で先発出場し、豪快なアーチをかけた。ホワイトソックスの福留は先発メンバーから外れた。

背番号「35」の真新しいユニホームをまとった松井は、開幕からおよそ2カ月遅れでメジャー10年目のシーズンをスタートした。第1打席は左飛に倒れたものの、2打席目にバットが火を噴いた。

 0-0の四回2死一塁。初球の外角へ逃げていく球を完璧にとらえ、右翼席へ先制2ランを打ち込んだ。4月21日のマリナーズ戦で完全試合を達成した右腕、ハンバーを打ち砕いた。

 今季初安打、メジャー通算174本目のホームランは、打った瞬間にわかる松井らしい豪快なアーチ。ベースを1周する間は淡々とした表情だったが、ベンチでナインに祝福されると、心底うれしそうな笑顔を浮かべた。

 今季は無所属で始まり、マイナー契約をへてようやくメジャーの舞台に戻ってきた松井だが、本来いるべき場所で最高の輝きを放って逆襲のシーズンを走り出した。

 しかし、レイズは先発のシールズが六回に崩れ、2-6と逆転を許した。

 松井の第3打席はその裏の六回2死一塁。ここは、ハンバーのスピードを殺した変化球に二ゴロだった。1死走者なしで迎えた九回の第4打席は、左腕・サンティアゴに対して一ゴロ。今季最初の試合を4打数1安打2打点で終えた。レイズは2-7で敗れた。逆転勝ちしたホワイトソックスは7連勝を飾った。(サンスポ)

桑田真澄が見たダルビッシュ有の果てなき可能性

2012年05月30日 06時27分03秒 | コラム
いまだ慣れぬ環境、完璧とはいえない状態にあって、
何故この若き天才は、結果を出し続けられるのか。
自身もメジャーのマウンドを知る桑田真澄氏が、
初登板から7戦目までのダルビッシュを解説する。




僕は今まで、メジャーで50年、100年後にも大きく取り扱われる日本人選手はイチロー君だけだと言ってきました。でも、今のダルビッシュ君にもその可能性を感じます。身体能力と技術の両方がピカイチで、精神力も年々強くなってる。持って生まれた長身に加え、身体能力があり、トレーニング方法や食事の勉強、野球のこともよく考えてるし、心配なのは私生活くらい(笑)。

 僕は、彼のことを天才だと思ってるんです。なぜかというと、すごいボールを投げるピッチャーは過去にもたくさんいましたけど、とんでもなく速い豪速球を投げられて、しかも七色の変化球を操れた人は一人もいない。僕が天才だというのはそこなんです。彼は、まっすぐの他に、あらゆる変化球が武器になっている。そんなピッチャーは彼くらいでしょう。だからこそ末恐ろしい存在だし、メジャーの歴史にもその名が残るかもしれないと思うんです。

4月9日のテキサス州アーリントン。ダルビッシュのメジャー初登板は、想像もしない結果となった。イチロー、川宗則を擁するマリナーズを相手に5回3分の2を投げ、被安打8の5失点。フォアボールを4つ与えた以上にコントロールに苦しんだ印象は、4点を奪われた初回に費やした42球もの球数からもたらされたものだった。

マリナーズ戦の初回は、ほとんど狙ったところに投げられなかったんじゃないかな。

 これほどまでにコントロールが定まらない原因は、二つあると思います。一つは、ボールの違い。

 日本のボールと比べてもひと回り大きく感じるし、明らかに滑る。しかも、ファウルとかワンバウンドで、審判から新しいボールが来るたびに不安になります。大きさも不揃いだし、縫い目の幅や高さもバラバラなので、ボール交換がいちいち気になるんです。

 まずはそのボールに、どれだけ早く慣れるかということ。滑るボールを気にしてしまうと、トップの位置にボールを持ってくるまでに滑らないようにしっかり握ろうとするため余計な力が入って、微妙にフォームを崩す原因にもなります。滑らないように意識することで今まで使わなかった部位を無意識に使いますから、肩やヒジへの負担も大きくなる。指にボールを馴染ませるための自分なりの工夫を早く見つけることが大事だと思います。

メジャーのキャッチャーと日本のキャッチャーの違い。

もう一つは、キャッチャーの違いです。

 日本のキャッチャーの技術は世界一です。メジャーのキャッチャーは、良い音を鳴らそうとか、投手が投げやすいように構えるとか、あまり意識していない。低めに投げるとミットが落ちて“パサッ”と捕るし、高めに投げても音が出なくて“ボンッ”と捕る。そうすると、目と耳からの情報で、あれっ、今日はボールが行ってないのかなと錯覚してしまいます。日本のキャッチャーは低くてもミットが落ちないようにしっかりとめてくれるし、高めでも、“パーンッ”といい音を鳴らしてくれますからね。この違いは大きいんです。

 最初、メジャーのキャッチャーは体が大きいし、構えも大きいから、一瞬、キャッチャーまでがすごく近く感じられて、投げやすく感じます。ところが、いざ投げてみると、集中できない。写真を撮るときにファインダーを覗いてもぼやけて、ピントがスパッと合わない感じかな。マイク・ナポリもヨービット・トレアルバも、ミットと顔がものすごく離れてるんですよ。

メジャーのキャッチャーは「ピントを合わせにくい」?

日本のキャッチャーは低く構えられるから、ミットとキャッチャーマスクとヒザの3点で小さい三角形を作ってくれる。そうすると、ピッチャーとしてミットに向かったとき、フォーカスしやすくなります。それがメジャーのキャッチャーの多くは背中を伸ばして大きく構えるから、顔は高い位置にあるし、股関節や足首が硬いから低く構えられない。そのくせミットだけ低い位置に置こうとするから、いびつで巨大な三角形ができちゃうんですよね。目標が分散されてピントを合わせにくいんです。これって、日本のピッチャーにしてみれば、ものすごく投げにくいものなんです。

苦しんだマリナーズ戦では打線の援護で白星を挙げ、その後も結果だけを見れば順調に白星を積み重ねているダルビッシュ。それでも、彼のここまでのピッチングをつぶさに見ていくと、引き出しの多さでバッターを抑えてはいるものの、まだ苦しさが垣間見えると桑田は言う。ボールが抜ける、甘いコースを痛打されるといった、日本ではあり得なかったシーンも少なくない。

ダルビッシュ君の“らしさ”が感じられないのは、キャッチャーが構えるミットの位置にも原因があります。日本のキャッチャーは追い込んだら、ボールゾーンにミットを置いてくれますが、メジャーのキャッチャーはストライクゾーンの甘いところに平気でミットを構えます。ダルビッシュ君ほどのピッチャーになると、ボールがミットに吸い込まれていくような感覚で投げているはずです。キャッチャーが構えたミットに正確に投げてきたから、体がそれを覚えている。そんなところに投げたら打たれちゃうよというところに構えられたら、本当にそこに投げちゃうんです。

イチローとの初対決を分析すると……。

マリナーズ戦では、2回からフォームを変えていましたね。あんまり低めにいかないので、足を上げてから低く出ようというフォームになってました。でも、あれじゃ、キレのあるボールが投げられない。押し出すように投げるとボールが死んじゃうんです。高いところから叩かないとボールにスピンがかからない。イメージ通りにボールを操るためには、本来の投げ方でないと難しい。まだ体の使い方がうまくいってないのかもしれません。

イチローには、いきなり3本のヒットを打たれた。第1打席は技ありの一打でストレートをサードの後ろに落とされ、第2打席ではツーシームをライトオーバーに弾き返される(二塁打)。第3打席はファーストゴロに打ち取ったものの、第4打席では強烈なピッチャーライナーがセンター前に抜けていく。イチローが、貫禄を示した。

イチロー君との初対決で、ダルビッシュ君は外へ逃げるツーシームを上手く使っていました。このとき、彼は日本時代とは逆にプレートの一塁側を踏んでいたんですが、ここを踏むと左バッターのアウトコースに逃げていくツーシーム、いわゆるシュート系のボールが有効になるんです。

 左バッターの視界を考えると、一塁側を踏んで投げられたシュート系のボールは、ピッチャーの手を離れた瞬間からストライクゾーンの中にあります。そこから逃げる軌道になりますから、バッターはどうしてもそのボールを追いかける形になる。実際、この初対決の打席で、イチロー君は4、5球目のアウトコースのツーシームを追いかけて、ボールゾーンにバットを出していました。それでも空振りすることなく、カットするあたりはさすがなんですけどね。結局、この打席ではストレートをサードの後ろに落とされましたけど、第3打席はアウトコース低めのツーシームを引っかけさせたものです。このボールがダルビッシュ君のイメージに一番近いボールだったのかもしれません。(Number Web)

【五輪代表】左からの新たな可能性を感じさせる、もうひとりの「酒井」

2012年05月30日 06時17分42秒 | コラム

今季、ブンデスリーガで着実に実績を積んできた酒井高徳。トゥーロン国際でも安定したプレイを見せた。

ロンドン五輪に挑む、U-23日本代表。2大会連続でU-20W杯出場を逃したこの世代にとって、海外組の経験は貴重だ。今回、トゥーロン国際で、そのことはより明らかになった。

 というのも、多くの国内組にとって、初めて体験する本格的な”世界戦”、ほとんどの選手が世界の当たりの激しさ、強さ、そしてスピードに戸惑いを見せたからだ。特に、既存のメンバーを中心にして臨んだトルコ戦では、それが目立った。

 一方、海外組の選手は混乱することなく、常に落ち着いたプレイを見せていた。勝利した2戦目のオランダ戦でも活躍したように、日常から欧州に身を投じている選手たちにとっては当たり前のレベル。これまでの招集機会が決して多いわけではないにもかかわらず、”1対1”を苦にしない分、のびのびと戦っていた。

 海外組唯一のDF酒井高徳も、そのひとりだ。トルコ戦では混乱するチームメイトを尻目に、サイドの1対1の場面では冷静に対処し、強さと安定感のある守備を見せた。ゆえに、国内組と海外組との差を、彼自身、少なからず感じたという。

「プレッシャーに行くときに、体を預けてまで行っていないから、(相手に)ターンされたりして、ボールを取り切れない。ヨーロッパの選手はアジアとは違う”強さ”を持っていますから。ただ自分も、今でこそ体が大きくて、太いドイツ人相手にボールを目がけて取りに行くプレイができるようになったけど、最初は痛いんじゃないかと思って怖かった。今回、それを初めて経験する選手が多かった。そういう意味では、みんなの気持ちは良くわかるし、何試合か経験すれば、みんなも慣れてくるとは思う」

守備ではそれなりの存在感を見せた酒井だが、周囲との連係が重要になる攻撃面では、不完全燃焼に終わった。

「ワンタッチでパンパンと回せて、リズムを作れた時間帯もあったけど、そればっかりになったり、タテに急ぎ過ぎたり、攻撃をどうするのか、狙いがはっきりしないときがあった。ボランチが(サイドに)降りてきてボール受けるとか、センターバックからのパスも少なかった。そこで、(自分が)上がるだけではなく、自分のところでボールを落ち着かせることもできたら、と思っていたけど……。(トルコ戦では)その矢先に怪我をしちゃって、悔しかった」

 今年1月、所属するシュツットガルトでの評価が高まって以来、14試合連続フル出場を果たしている酒井。その要因は、守備面の安定もさることながら、サイドからの攻撃の組み立てでチームを支えている点にある。

 対戦したドルトムントの香川真司は「(攻撃の)組み立ての面での存在感はとても大きい」と認め、シュツットガルトの同僚である岡崎慎司も「周りが攻撃ばかりしたがる選手でやりにくいはずなのに、自分がしっかりボールを受けてパスを出して、本当に良くやっていると思う」と感嘆する。

 それだけに、ブンデスリーガで成長したその一面を、今大会では存分に発揮し切れなかったことが、酒井自身は何より歯がゆかった。

「初戦のトルコ戦、チームの攻撃のリズムがなくなったときに下がり目からどう組み立てようか、と考えていたのは確か。でも、このチームに入ったばかりで、(周囲の選手に)何かを要求するようなことはしなくてもいいかな、と思ってしまった」

 エジプト戦では、攻撃だけでなく、守備の連係でもボランチ、サイドバックと若干噛み合わず、ピンチを招くシーンも見られた。とはいえ、実際にチームに入ってプレイしてみなければわからないことを、五輪本番前に経験し、吸収できたことは大きい。

酒井本人も、それがいちばんの収穫だと語る。

「基本的に、人に行くのがドイツの守備。でも、それをやろうとしたら、このチームではスルーパスを相手に出されてしまうことが何度かあった。五輪代表でのやり方と、ドイツ(のチーム)でのやり方を区別しなくてはいけないと、気づけたことは良かった。また、チームがグループリーグで敗退してしまったことはもちろん残念だけれども、自分なりにはいい感触を得られた大会だった。このチームがやろうとしていることの中で、自分(のプレイ)を出すこともある程度できましたから」

 右サイドバックには日本代表にも招集された酒井宏樹が君臨し、攻守においてチームの武器となっている。片や、そこまでの高い質を見せ切れていないのが左サイドだ。だからこそ、酒井高徳には期待がかかる。

 ブンデスリーガで得た自信と経験をここで発揮すること、そして酒井がチームにフィットするだけでなく、自らの経験をチームと少しでも共有することが必要だ。チームをさらにパワーアップさせて、本番を迎えるために。(スポルディーバ Web)


クルム伊達、スキアボーネにストレート負け

2012年05月30日 06時13分35秒 | その他スポーツ情報

1回戦、スキアボーネにストレート負けしたクルム伊達

【パリ=増田剛士】テニスの全仏オープン第3日は29日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス1回戦でクルム伊達公子(エステティックTBC)は2010年覇者のフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)に3―6、1―6で敗れた。

 森田あゆみ(キヤノン)はポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)を3―6、6―4、6―3で破り初戦突破したが、ソラナ・チルステア(ルーマニア)と組んだ女子ダブルス1回戦では、第2セット途中で棄権した。昨年のウィンブルドン覇者のペトラ・クビトバ(チェコ)、第2シードのマリア・シャラポワ(ロシア)も順当に2回戦進出。男子シングルス1回戦では添田豪(空旅ドットコム)がドミトリー・ツルスノフ(ロシア)にストレート負け。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)はストレート勝ちで2回戦に進んだ。(読売新聞)

香川真司は名門マンチェスター・Uで活躍できるのか?

2012年05月29日 21時43分39秒 | コラム

世界のサッカー関係者が注目する香川の動向。プレミア・マンUに決定したらルーニーとポジションがかぶる可能性も?

「いろいろなクラブからコンタクトはあるので、どこが今は一番というのは正直ない。しっかりと自分が挑戦できるところを選んで決めたい。(イングランドのプレミアリーグは)一番レベルが高いかなと思いますし、そういうなかでプレーできれば成長できるかなと思います」

 ドルトムントのリーグ連覇とドイツ杯の二冠達成に大きく貢献した香川真司は、帰国早々の5月16日、そう語った。来季の移籍先としてイングランド、なかでもマンチェスター・Uの可能性が日増しに高まっている。マンUといえば、人気、実力、これまでの実績と、いずれも世界最高峰のクラブだ。

 香川の移籍については、これまでドイツでの報道が先行していたが、イギリス側の受け止め方はどうか。英『デイリー・ミラー』紙のマンU担当、デイビッド・マクドネル記者が語る。

「優勝のかかったプレミアリーグの最終節の前日に、(マンUの)アレックス・ファーガソン監督がわざわざ(ドイツ杯決勝の行なわれたベルリンまで)足を運んだのだから、高く評価しているのは間違いない。今のマンUには、中盤から前で相手の守備を崩し、点の取れる選手が必要なだけに、ブンデスリーガで13得点9アシストのカガワは条件にピッタリ。スピードがあって、必要以上にボールを持ちたがらず、シンプルにプレーするスタイルもファーガソン好み。それに23歳という年齢もマンUの移籍方針に合う。キャリアのピークはこれからだから、仮にチームにフィットせず放出することになっても、それなりの市場価値を保てるからだ。しかも、マンUはパク・チソン(元韓国代表)との契約があと1年で切れる。これからのアジア市場を考えても絶対に欲しかった選手のはずだ」

 香川はマンUにとっても理想的な新戦力だったというわけか。問題はドルトムントのときと同じように、移籍後スムーズに活躍できるかどうか。もっといえば、レギュラーの座を奪えるかどうかだ。何しろマンUの攻撃陣はドルトムントと比べものにならないほどタレントが豊富なのだ。

サッカージャーナリストの杉山茂樹氏は、香川のポジション適性が問われると言う。

「ドルトムントではトップ下で比較的自由にやっていた香川が、現状、マンUでできるポジションは1トップの下だけです。そこでレギュラーを奪えたらすごいことですが、ファーガソンという絶対的な権力を持つ監督の下で、そのポジションにこだわりすぎると出場機会を失う可能性があります。逆にチーム事情などで『サイドのポジションをやれ』と指示されて、そこでフィットすれば香川のプレーの幅はもっと広がると思いますが……」

 マンUの絶対的エースといえばイングランド代表のウェイン・ルーニー。ヘタをするとポジションがかぶるだけに、ルーニーと共存できるかがポイントになる。ただ、それについては前出のマクドネル記者は楽観的。

「確かに、ルーニーは2トップのシャドーでこそ最も力を発揮するが、最前線やサイドもこなす器用さがあるので、共存できるのではないだろうか。問題ないと思う。カガワはサミル・ナスリ(マンチェスター・C所属のMF。フランス代表)に近いタイプだと思うけど、プレミアにそういうタイプが少ないのも有利。むしろ懸念されるのは、攻高守低のドイツではフィジカルの弱さをスピードとテクニックで補えたが、よりフィジカルコンタクトの強いプレミアになじめるかどうかじゃないかな」

“シアター・オブ・ドリーム”(マンUの本拠、オールド・トラッフォードの通称)で香川の輝く姿を見られる日が待ち遠しい。
(スポルディーバ Web)

決定力不足…名古屋は2年連続の決勝T1回戦敗退

2012年05月29日 21時35分30秒 | サッカー


[5.29 ACL決勝T1回戦 アデレード・U 1-0 名古屋 アデレード]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は29日、東地区の決勝トーナメント1回戦を行い、G組を2位通過した名古屋グランパスは敵地でE組1位通過のアデレード・U(豪州)と対戦した。押し気味に試合を進めた名古屋だったが、前半42分にCKからDFジョナサン・マケインに押し込まれ先制を許すと、後半に入っても攻めるものの得点を奪うことが出来ず。名古屋は0-1で敗れ、2年連続で決勝トーナメント1回戦で姿を消すこととなった。日本勢の残り2チーム、柏とF東京の試合は明日30日に行われる。

 名古屋のシステムは3-4-3。3バックは右からDFダニエル、DF田中マルクス闘莉王、DF増川隆洋。故障者が続出しているボランチに位置にはMF藤本淳吾とMF田口泰士が入り、右MFにはMF小川佳純、左MFには阿部翔平が入った。3トップはFWケネディを頂点に右FWに永井謙佑、そして左FWに玉田圭司となった。

 敵地に乗り込んでの一戦となったが、序盤ゲームを優位に進めたのはグランパスだった。ボールポゼッションを高め、サイドチェンジを繰り返しながらアデレードゴールを目指した。前半33分には左サイドから阿部がゴール前にクロスを入れると、ケネディがドンピシャヘッドで合わせたが、GKユージン・ガレコビッチが寸前でかき出した。さらに同36分にはケネディのポストプレーから玉田が左足ダイレクトで合わせたが枠上に外れていった。

 前半42分、名古屋は一瞬の隙を突かれる。右CKをヘディングで合わされると、ゴール前のダニエルに当たりGK楢崎の前にこぼれる。楢崎とDFジョナサン・マケインが競り合う中でマケインの足に当たりボールはゴールに吸い込まれていった。押していた名古屋だが、1点ビハインドで前半を折り返した。

 後半に入り名古屋は玉田に代えてMF金崎夢生を投入。そのまま左FWの位置に入ると後半6分にいきなりミドルシュートを放つなど積極的なプレーをみせた。しかしゴールは遠く、徐々に名古屋は焦り始める。

 後半18分、藤本が蹴りいれたFKを増川が頭で流し込むが、ガレコビッチがまたもビッグセーブを見せ、枠外にかき出していった。さらに22分、右サイドを突破した金崎のクロスにケネディが頭で合わせるが、シュートは枠を外れた。

 名古屋は後半23分に田口に代えてDF田中隼磨を投入。闘莉王をアンカーに配した4-3-3にシステムを変更し、局面の打開を図る。さらに同27分には最後の交代カードとして永井に代えてFW田中輝希を投入。前線をフレッシュにして得点を奪いに行く。

 しかし名古屋は固いアデレードDFを崩すことが出来ない。逆にカウンターを食らう場面が目立ち始める。後半42分にはFWセルジオ・ファンダイクに左足シュートを放たれるが、クロスバーに救われた。

 名古屋は後半ロスタイムにゴール正面でFKを獲得。藤本が蹴るがポストを叩いた。試合はこのまま1-0でホームのアデレードが制し、8強入りを決めた。(ゲキサカ)

仙台への切ない想いをふっ切った!中日・山崎武司が抱く“現役”の矜恃。

2012年05月29日 20時16分34秒 | コラム

今季ここまで(5月27日現在)、32試合に出場して打率.256で本塁打はいまだ無しの山崎武司。仙台での対楽天戦では「力が入り過ぎたな」と語っている。

5月22日。クリネックススタジアム宮城の室内練習場でウォーミングアップを終えた山崎武司は、にこやかな表情を浮かべながらこう言った。

「ワクワクしているかって? どうなんだろう。でもまあ、頑張るから」

 この日は、山崎が中日に移籍してから初めてとなる楽天との「凱旋試合」を控えていた。

「久々に『第二の故郷』の仙台に戻ってきて、たくさんのファンに『おかえり』と声をかけてもらえたことで、改めて『帰ってきたんだな』って思いました。この場所でみんなの前でプレーすることは、今年の大きな目標のひとつだったので大いに力は入るだろうし、緊張や興奮といった様々な感情を抱きながら試合に臨むでしょうね。でも一番は、球場に来てくれた方たちに『僕はまだ、元気にやっていますよ』という姿を見せたい」

グラウンドに降り注いだ雨は男・山崎の嬉し涙か。

今年の開幕前、山崎は「Kスタの打席に立ったら感激して泣いちゃうかもしれないね」と照れ笑いを浮かべながら心境を吐露した。

「ずっと応援してくれた東北のファンに恩返しをしたいと思っていたけど、それを放り投げて名古屋に戻ってきちゃったわけでしょ。拾ってくれた中日には感謝しているけど、そこだけは正直、しっくりこないかな」

 チームの柱として7年間、慣れ親しんだこの地でプレーする。楽天戦は山崎にとってそれほど思い入れがあるし、グラウンドに立ち、感傷に浸っていたに違いない。

 山崎は涙を見せなかった。

 この日、大粒の雨によってグラウンドがびしょ濡れになっていたその様子は、まるで、彼の感情を投影しているかのようだった。

 楽天の応援席であるレフトスタンドには、「おかえり 山崎武司」のボードが掲げられている。現背番号7番の松井稼頭央がベンチにいないにもかかわらず、数多くの「7」のプレートが嬉しそうに弾んでいる。

 仙台のファンは、昨年まで楽天の7番をつけていた山崎を温かく迎え入れてくれたのだ。その光景は、高木守道監督も「やっぱりすごいんだね、仙台での山崎の人気は」と目を丸くするほどだった。

「ボードは見たよ。本当に嬉しかった」と山崎は言葉を弾ませた。この日は2回裏の途中で降雨ノーゲームとなったが、翌日の試合では第1打席に安打を放ちファンを喜ばせた。次の試合も含めその後は無安打に終わり、「もう1本打ちたかったなぁ」と悔しさを滲ませていたものの、山崎はしっかりと前を向き、こう言葉を繋いだ。

「イーグルスファンがまだ自分を覚えてくれて声援を送ってくれたことに幸せを感じた。これからは、自分本来の力をしっかり出せるように頑張っていかないといけませんな」

「『まだ俺のなかの火は消せねぇな』って思ったんだよ」

Kスタでの楽天戦で山崎は「元気な姿を見せる」というファンとの約束を果たした。それと同時に、これまでくすぶり続けていた感情も完全に吹っ切れた。

 くすぶり続けていた感情。それは本人の言葉にもあったように、昨年10月9日に楽天から自由契約を勧告されてしまったことで、愛着あるチームに別れを告げざるを得なくなったことだった。

「引退」という文字も脳裏をよぎったが、知人や家族の「辞めないでほしい」という激励、そして山崎本人にも当然、「続けたい」という意思があった。そのような経緯があり、「自分のなかの火を消せなかった」と、コーチの要請を断り現役続行を表明した。

 しかし、それが全てではなかった。

「俺は『結果がダメだったら辞める』とずっと言ってきた。確かに去年はダメだった。でも、(右手薬指を)骨折する前は紛れもなく俺が打線を引っ張ってきたって自負があった。だから、次の年は大幅減俸だって覚悟していたし、絶対に結果を出してチームに責任を取りたかった。もちろん、応援し続けてくれたファンに恩返しをしたいとも思っていたの。それが、9月の半月の不調(39打数1安打)だけで『来年は契約をしません』と言われて。球団の総意で『山崎はいらない』となれば仕方がないと感じたかもしれない。でも、一部の人間から『なんで辞めさせるんだ』という雰囲気が伝わってきたんだよね。球団からは『コーチとして残ってほしい』と最大限の敬意を払ってもらったけど、それに関して俺はすごく残念だった! だから『まだ俺のなかの火は消せねぇな』って思ったんだよ」

拾ってくれた古巣中日で「もうひと花咲かせるぞ!」。

捨てる神あれば拾う神あり。その表現を用いれば、山崎の古巣である中日が獲得に手を挙げてくれたことは幸運だった。しかも、球団代表が「山崎武司は別格だ」と、年俸3000万円プラス出来高払いの契約をしてくれたことも、山崎の闘志を増大させた。

「『別格だ』と言ってくれた球団の誠意だよ。これは本当に嬉しかったし温かみを感じた。『俺は中日でもうひと花咲かせるぞ!』って気持ちにさせてくれたもん」

 山崎は何より相手の想いを大事にする。自分を本当に必要としてくれるのであれば、最初は控えでも構わない。立場など自分が打って覆してやればいいと、意気に感じながらバットを振り続ける。そういう男なのだ。

 春季キャンプでは若手と混じってランニングをこなすなど精力的に練習に参加し、オープン戦では全選手中トップの4本塁打をマークした。開幕戦も4番としてスタメン出場を果たすなど、今シーズンを最高のスタートを切ることができた。

 ただ、安打は出るものの本塁打が1本も出ない。その間、4番争いを展開していたブランコが本塁打を量産し、最近の山崎はベンチを温める日のほうが多くなった。

豪快なホームランこそが、ファンへの何よりの恩返し。

とはいえ、そのような状況で交流戦が始まったのは、彼に気運が巡ってきたことを予兆しているようにすら感じられる。

 しかも、早い時期にKスタで楽天戦を迎え、気持ちを切り替えることができたのも大きい。交流戦では歴代3位(5月27日現在)の通算42本塁打を記録している山崎だけに、DHの試合があり出場機会が増えるこの期間は、復調の絶好のきっかけとなる。

「まだ山崎らしい当たりはないけど、まあ、ヒットはポツリポツリと出ているから」と、高木監督は山崎の今後を期待するコメントを残している。山崎本人も、徐々に手応えを掴み始めているようだ。

「バットは振れている傾向があるから、そろそろホームランも出そうな感じはする」

 山崎の代名詞でもある豪快なアーチ。それを積み重ねていくことこそ、自分を温かく迎え入れてくれた中日、そして今でも声援を送ってくれる楽天ファンへの何よりの恩返しとなる。(Number Web)




香川のマンU移籍、15億円でほぼ合意…独誌「さよならシンジ!」

2012年05月29日 20時05分46秒 | サッカー

イングランド行き目前と報じられた香川

 ドルトムントに所属する日本代表FWの香川真司に関して、ドイツ誌『キッカー』は「マンチェスター・Uへの移籍でほぼ合意に達した。あとはサインするのみ」と報じた。

 いよいよ、“マンチェスター・Uの香川真司”が誕生する見込みだ。ドルトムントとマンチェスター・Uの間で移籍金に関する交渉が続いていると報じられていたが、同紙は香川のイングランド行きについて、「さよならシンジ!」、「1500万ユーロ(約15億円)でほぼ合意に達した。あとはサインを残すのみとなった」と報道。移籍が秒読み段階に入ったと伝えた。(SOCCER KING)

大宮、成績不振で鈴木監督を解任…後任監督は未定

2012年05月29日 20時00分57秒 | サッカー

解任された大宮・鈴木監督

J1大宮は29日、成績不振を理由に、鈴木淳監督(50)を解任したと発表した。また監督交代に伴い石井知幸ヘッドコーチも退団する。今後は岡本武行GMが暫定的に監督代行を努め、後任の監督など新体制については決定次第発表する。

 解任された鈴木監督はチームを通して「ファン・サポーターの皆様、約2年間に渡りご支援頂きありがとうございました。皆様のご期待に応えられずチームを後にすることが非常に残念です」とコメントした。

 鈴木監督の解任理由として鈴木茂社長は「現状の成績では今シーズン勝点50の目標達成は難しいと判断しました」としている。チームはここまでリーグ戦13試合を終えて、4勝3分け6敗、勝ち点15の15位と低迷していた。(サンスポ)

鮫ちゃん日本復帰!五輪後に仙台へ 愛する仲間と昇格目指す

2012年05月29日 19時58分11秒 | サッカー

ロンドン五輪後になでしこチャレンジリーグの仙台へ移籍することが決定的となったモンペリエ・鮫島

フランス1部モンペリエでプレーしている日本女子代表DF鮫島彩(24)が、ロンドン五輪後に国内リーグへ復帰する方向であることが28日、明らかになった。移籍先は、なでしこリーグ下部「なでしこチャレンジリーグ」の仙台レディース。なでしこジャパン不動のサイドバックは、昨季まで所属していた東電マリーゼ(休部中)の選手中心に被災地で戦う“古巣”を、世界屈指のスピードと技術で1部昇格に導く。

 「世界のサメシマ」が国内リーグにサプライズ復帰する。関係者によると、6月2日のリーグ最終節(対パリサンジェルマン、ホーム)を最後にモンペリエを退団し、仙台に移籍する見通し。世界屈指の高速サイドバックは、ロンドン五輪終了後から杜(もり)の都で躍動することになりそうだ。

 もう一度、深い絆で結ばれた仲間たちと一緒にプレーを―。その思いを胸に秘めていた。昨年3月11日の東日本大震災の影響で、所属していた福島の東電マリーゼが活動不能に。チームはバラバラになった。鮫島は誘いを受けた米国のボストン・ブレーカーズに移籍。昨夏の女子W杯は、なでしこの主力として優勝に貢献し、9月にはフランスへ舞台を移すなどステップを踏んできた。

 だがその間も、福島第1原発で事務の仕事をしながら汗を流してきたチームメートのことを忘れたことはない。今年2月、新たに発足した仙台が東電の受け入れ先に決定。震災後、日本を離れたことに引け目を感じていたという鮫島は、たとえ下部リーグであろうと“古巣”に戻って、恩返しする決意を固めた。

 モンペリエとの契約には、1年延長のオプションがあった。だが、サラ・エムバレク監督も「もちろん残ってほしいけど、彼女が日本でのサッカーや家族を恋しがっている様子なので…。彼女の意向もある」と放出やむなしの姿勢を示している。

 仙台側も受け入れ準備に入った。今季はクラブの職員として雇用契約を結び、プレーに専念できる環境を提供する考え。鮫島が東電時代につけていた背番号「9」も空けており、最強戦力の加入を心待ちにしている。

 仙台は現在、チャレンジリーグで首位・高梁と勝ち点2差の2位(7勝1分け)。鮫島の加入で昇格ロードはさらに加速する。加えて、女の子走りとキュートなルックスで、人気の面でも様々な効果を生みそうだ。鮫島自身も、安住の地が決まれば落ち着いてロンドン五輪に臨める。常盤木学園高の3年間を過ごした「第2の故郷」での再出発。被災地の新たな希望の星になる。(スポーツ報知)