足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




足摺岬 なごり椿

2023-03-23 01:46:25 | 足摺岬 落ち椿

足摺岬 落ち椿

 前回より多くの日にちが立ってしまいました。月日は百代の過客にして行きかうふ年もまた旅人なりとはわたしのトラウマ、中学校時代いかがわしい雑誌を持ち込み古文の先生に教員室に呼ばれ100回暗唱で言わされた奥の細道の序文です。あれから半世紀以上が経過しましたがなるほどといえる今日この頃です。

 そのおかげでしょうか、人生に深みができたか否かは別にして。もっと早くアップしていれば足摺岬の落ちツバキの風情が足摺岬での旅情をなお一層思い出深いものにしていただけたのではないかと勝手に思っています。

 でも、注意!これから菜種梅雨、遊歩道はとても滑りやすい。苔むしていたり、落ちツバキのためなどでとても滑りやすいのです。遊歩道の要所には転倒注意の看板があると思います。

ここは足摺岬

定番の光景です。NHKの連続テレビドラマ「舞い上がれ」も大詰めを迎えています。で、4月からは「らんまん」でしょうか、高知でもゆかりのある「牧野富太郎」先生の物語。で、高知県も牧野植物園がありますです。力が入っていいるようです。で、足摺岬の展望台の新築はしばらく延期ですね。朝ドラをきっかけにキャンペーンを行い観光客の増加が見込めることなどから現状の魅力をアピールする狙いがあるのとのこと、足摺岬では竜串に新たにできた水族館を起爆剤に西南観光の増加を見込んでいるのではないでしょうか。わたしも行きましたがとてもよかったです。が、あいにくわたしが訪れた展示の最後がなんと水族館になぜか「スネー~~~~~~~く」ショウ、わたしは長いものが苦手で足早に通り過ぎて行きましたです。おお~~~怖かった。妙齢のお嬢さんが首になんと蛇を巻き付けているのです。高知では一般的に食され美味とされるウツボがちょっと避けるようになりましたです。でもね、地元の方はとても好まれて食されていますです。

 足摺岬展望台

もうこの時期からは3週間がたっていますから今はもう見られないと思います。新しい展望台もこの風情を残していただきたいものです。

展望台に至る遊歩道

正確に言えば先ほどのミニチュア灯台の横にある遊歩道です。わたしも足摺岬を訪れて幾年月、これほど椿が咲き誇ったさまを見たのは記憶にありません。懇意にしていただいている地元の方にお聞きしても同じで今年の椿は最高だとおっしゃっていました。

咲き誇る椿

 咲き誇る椿の横にはまだまだ多くのつぼみがついていました。

なごり椿

 ありましたでしょう。イルカさんがカバーして大ヒットした「なごり雪」ウキペディアで調べましたがなごり雪が3月の気象用語になったこともあったそうです。俳句の季語としては藪椿も椿も落ち椿も春の季語だそうです。それに対してさざんかは冬でしょうか。散り方に特徴的で落ち椿は花ごと落ちてしまいますがさざんかは花弁がちりじりになって落ちます。

あの咲き誇った椿もやがて散らなければなりません。この椿もなごり雪に例えるならなごり椿は散る時を知り・・・なんかセンチメンタルになってきました。いいんですね、足摺岬の遊歩道を嬉々として手をつなぎ幸せそうにお互いが語りあって散策する姿。幸せになれ~~~後ろ姿を見送ります。わたしが数十年足摺岬を訪れて一回だけありましたですね。天狗の鼻でものすごい痴話げんか。まあ、まあ、そんなこともあったねと・・・中島みゆきさんの時代の一節が浮かんできます。そうそう、わかれ歌など・・・遊歩道に倒れて誰かの名を呼び続けたことはありますか・・・♪。中島みゆきさんはわたしより少し年下でしょうか。不正確な記憶ですがわたしが大学生のころヤマハのコンクールで優勝したのが「時代」だったのかもしれません。どうしてイルカさんから中島みゆきさんへ変わったのでしょう・・・ファイト!

 話を戻して

足摺岬灯台と椿

 なかなか、そろい踏みとはいかなかったのですが今年は大丈夫、わたしの前に同様のアングルで撮る方がいらっしゃいました。

遊歩道の落ち椿

 今年は遊歩道のあちこちでこんな光景を目にすることができました。

遊歩道の落ち椿

 やはり落ち椿に風情を感じる方もいらっしゃいます。

遊歩道の落ち椿

 遊歩道の落ち椿を楽しんだ一日となりました。