Ashe店長のテニスショップ業務連絡

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グロメットの破損は危険信号

2022年11月05日 | お店の出来事

昨日張替えでお預かりしたラケット、グロメットが裂けてストリングがフレームに直接当たり、その部分がえぐれて食い込んでしまっていました。

グロメットが破損したまま使用しているとこういうことが起こります。
最近はポリエステルのような細くて硬い素材が増えていますので、ストリングが切れるよりフレームが痛むリスクが上がっています。

何より一度傷んだフレームは修理できません。
今回もその部分に補修パーツを入れて応急処置をしたものの、ストリングを張るとそのパーツがえぐれたフレーム部分に入り込んでしまうので、使っているうちにさらに破損が進むと思われます。

根本的な解決策は、グロメットが破損したらできるだけ早く交換するしかありません。
メーカーも販売終了したラケットの部品は数年しか取り置かないので、古いラケットを長く大切に使いたい方は、無くなる前に部品を取り寄せてストックしておいてください。

ただラケットも長く使うと必ずフレームが劣化します。
劣化したフレームは見た目が傷んでいなくてもボールの飛びや衝撃吸収力が落ちてしまっていますので、ある程度使い込んだら買い替えをお勧めします。


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